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神保町花月「消去法」の初日

一応、ネタバレ注意。


ネタバレ注意。



と言う事で初日行ってきました。
まだ土曜日に行くのでそれから詳しい感想は書こうと思ってますのでちょっとした感想を。

まず、久馬さんの脚本にしてはとても後味がよかった。珍しい気がする。そしてプランの2人、特にゴエは普段とはかなり違う役どころでよかったです。
始まってそうそうに出雲阿国の歌を長々と聴かされたり(合計3回)いきなり物ボケコーナーがあったり、ホモネタもあり、個人的に久馬さんの神保町ではいつもの3点セットもちゃんとありましたね。
物ボケは本来、ふるだけでいい筈のギブソンが一生懸命大火傷負いながらやってるのが面白かった。普段はふられる方だもんね~。
どう着地するんだ?という思いで見ていて裏切られないのはいいですよね。
大や五明や押見に池谷はいつも通りの安定っぷりですし見ていてストレスなし。歌以外は。

来月のコントライブに行けないのがつくづく残念。でもエレ片の高額チケット取ってしまったので無理。もっと早く日程だけでも教えてくれたらエレ片別の日にしたのに。
ルミネの日程見ても今年はネタツアーはないのかなと。9月は結成記念のイベントを大阪でやるんでしょうし。
まあしょうがない。消去法を楽しもう。
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by hyakurin | 2010-06-30 12:35 | お笑い・落語 | Trackback

「消去法」の感想は今日中に書けたら…

という訳で神保町に行ってきたのですが、その向かう地下鉄で盲導犬に遭遇。
それはまあ驚かないけど、驚いたのがその犬が結構混雑した車内で伸び伸びと寝ていた事。乗客はみな踏まないように足踏ん張ったり上跨いだり大変なのに、実に堂々と寝てました。
盲導犬ってお仕事中でも寝るんだなあ、とちょっと驚きました。
それともやはりこの異常な高温多湿がエリート犬にも影響したんでしょうか、ラブラドールだったし。床が冷たくて気持ち良かったのかも。
お疲れ様と思いつつ私も降りる時、跨いで通らせてもらいました。
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by hyakurin | 2010-06-30 02:48 | 日常 | Trackback

CSI:9 最後の授業

一応、ネタバレ注意。



とうとうこの日がやって来てしまいましたねえ…。この「最後の授業」前後篇でグリッソム主任がラボを去って行きます。
私にとってはやはりCSIはグリッソムがいてこそのドラマだと思っているので、ちょっと複雑です。今回は事件にはあまり触れずにちょっとした感想を。

いつものようにみんなに仕事を割り振る主任ですが、そこで早速衝撃の通告をみんなにします。主任の最後の事件はビニール袋に詰められてスープ状になった死体でした。その死体になる過程が早回しで映され、ああさすがCSI…と思わせます。
ちなみにグレッグがいつの間にかレベル3に昇格したようです。まあ優秀だからね。
仕事の合間を縫って主任はチームメンバーやラボ、検視官一人一人に声をかけて行きます。ブラス警部のぶっきらぼうさやロビンス先生の「私はやめんぞ」なんてありつつ、グレッグとのやり取りなんか感激しましたよう。この2人の師弟のようなやり取りが大好きだったから。またキャサリンとはとてもしっとりした会話が。キャサリンってやっぱりいい女だよなあ。
ホッジスが勝手にツンケンしてたり。
そしていよいよラングストン教授の登場。

事件は正直、主任の最後のエピソードとしてはお粗末だったかな…。モニター越しの視線の先の奴が共犯だとかちょっとむりくりすぎないか、とか。でもラングストンが「手がかりにもならない」と切って捨てた映像に映っている月で現場を割り出そうとする主任はとてもらしかった。
余談ですが私はちょっと勘違いしてて、ラングストン教授ってやっぱり教授だし、そんなに簡単に教授職捨ててCSIに入ったりしない、入ってもアドバイザー的な立場なのかと思ってたら次回予告か「レベル1」でもうすでにラングストン来ちゃってるし…。何もこんな事件ひとつでやけにならんでも、と思った。
そしてなんか知らんがエクリーが副保安官になったとか。この辺の警察と保安官の関係ってよくわかんないんだよね…。保安官は選挙で選ばれるんだけど副保安官は指名制なのかな。

ラングストンをさりげに誘った後、グリッソムはあの部屋を片付けラボを一通り見て回り、それを見たキャサリンのウィンクを最後に静かに去って行きました…。
ねえ、これで終わりでよくないですかねえ。最後、コスタリカの森林でなんかよくわかんないサルの写真撮っているサラのところへ行ってハグ&キスとか、何も今回見せてくれなくていいだろうよ。余韻台無し。
まあ、そこに行く前に昆虫に気を取られてるところなんかはらしくてよかったけど。

こうしてひとつの時代が終わりました。私にとってCSIは本当に久しぶりにはまった海外ドラマで、それも主任がいなければただのドラマでここまで見続けてこれなかったと思う。グリッソムは本当に興味深い、素敵なキャラクターでした。
果たして早速下っ端っぷりを発揮してそうなラングストンにそんなにはまれるかしら。
でもグリッソム主任の後任にあえてCSIとしては初心者を持ってくるとか、相変わらず斬新だと思うのです。
あれ、そういえば模型のナタリーちゃんの件ってまだ終わってない気がするけどあれは誰が引き継ぐのかしらね…。
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by hyakurin | 2010-06-25 03:16 | 海外ドラマ | Trackback

クリミナル・マインド4 暗闇に浮かぶ観覧車

ネタバレあります。


強迫性障害だなーって男が延々と映される出だし。潔癖症でドアを開けるときなどなんでも必ず2回繰り返す男、ヴィンセント。そしていきなり不動産屋のミシェルを刺殺し、そのビデオを警察に送りつける。自分の家にいて朝起きた所から一部始終が映されていた。ただし鏡には張り物がしてあったりで顔は映っていない。動画の最後はHELP MEと書いているシーン。
動画の中のTVには別の殺人事件が映っていて、少なくとも犯行は2件と思われる。場所はギャングの町バッファロー。
殺人を撮影するのは性的サイコパスらしいですが、サイコパスは人に助けは求めない、変だと。
そしてその間にヴィンセントの家にのこのこと「結婚式の撮影を頼みたいの~」なんて女が現れて殺される。なんか羊たちの沈黙とレッドドラゴンを足して割ったみたいな犯人だなと思う。
実は長年に渡る連続殺人犯とわかり調べると被害者女性の息子に唯一の生き残りが。そのスタンは盲目で今は里親の元にいる。しかもヴィンセントを犯人と知らず親しげにしてて、何か約束もしてる。更にヴィンセントはギャングに絡まれて相手を刺すが、自分も腹部を撃たれる。しかし穴にパンくず詰めてラップで巻いて計画続行。
例の映像はヴィンセントの母親が殺されるシーンだった。彼は母親の遺体の傍に丸一日いた子供時代があり。それで身元が判明するが(出張でついてきたガルシアのお手柄)ヴィンセントはすでにスタンを連れ去った後。
まあ結局、スタンの母親を殺した時スタンを見て、自分のやっている事を反省?したのか彼の誕生日に彼の行きたがっていた遊園地に連れて行って一緒に観覧車に乗りましたと。で、駆けつけた時には死んでましたみたいな。
なんか一瞬いい話に思うけど、ヴィンセントは毎年毎年女性を殺してた殺人鬼だからなあ…。そう思うとなんか微妙な話だった。
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by hyakurin | 2010-06-24 00:07 | 海外ドラマ | Trackback

さすが世界ランキング1位は凄いわ

というわけで錦織圭選手の今年のウィンブルドンは1回戦敗退と。スコア見てもまあ普通に負けです。
でもね、キラッと光るプレーもあったんですよ、いや真面目に。まずナダル相手に凡ミスがない時はかなり打ち合えてたし。
というか今日のナダルはサーブよかったなあ…。
錦織選手はまずサーブを決めて凡ミスを減らす事でしょう。DFが多過ぎ、安定感がなさすぎた。
でもでも、やはり錦織選手のテニスは面白い。USオープンに向けてまた調整頑張れ。
マッケンローも注目してるって言ってました。でもエアKはいらんってさ。
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by hyakurin | 2010-06-23 03:25 | スポーツ | Trackback

ナダルvs錦織始まってます

打ち合いはいい場面もあるんですが、いかんせん今日の錦織圭はファーストサーブが入らなすぎる。
おおって場面もあったんだけど、相手がナダルだからなあ。
1ゲームも0-40からブレイクされるし。
というわけでかなりあっさり1セットはナダルにやられました。
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by hyakurin | 2010-06-22 23:16 | スポーツ | Trackback

センターコート来ました

今晩の錦織圭選手とナダルの試合はセンターコート!盛り上がってまいりました!
大体日本時間だと夜9時くらいかな?
センターコートは雨が降っても大丈夫だし、フェデラーだって初戦は危なかったし、芝がまだフカフカでちょっとナダル向きじゃないし。
ようするに頑張ってと言うことです。個人的にはべーグルとかそういう心配もしてないですが、とにかく怪我のないよう、世界一の男にぶつかって行って欲しいものです。
いい試合になりますように。
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by hyakurin | 2010-06-22 08:24 | スポーツ | Trackback

ミディアム5 仮面の下とタイムスリップ

ネタバレあります。

一応続き物なので2話連続で感想。


「仮面の下」
この邦題とこれ見よがしな顔の傷云々で一瞬で「整形で入れ替わりだろ?」と分かってしまった。だって分かるでしょこれ普通に。というか前にもこんな話なかったっけ。
スーパー要約して書くと、母親が失踪したと兄・ディランと妹・ブルックがやってくる。その母親がデヴァロスと同窓生なので優遇されてるわけ。ブルックには交通事故で追ったという顔の傷が。
しかしまあ結局、母親は殺されていてやったのはディラン。共犯は婚約者のハーモニー。それより前にディランは借金の事で母親にたかろうとして失敗、妹にも詰られ殺してしまう。で、ハーモニーとその死体を処分したりしようとしてハーモニーは事故に合い、顔がぐちゃぐちゃになったのでこれ幸いとディランがブルックとそっくりの顔に整形させてしまう。で、ブルックに成りすましたハーモニーが母親から金借りたりしてたんだけど母親が腎臓移植が必要になり、ハーモニーに適合検査を受ける様に迫ったため殺した。
というか全体的に意味不明で、だったら一応失踪届は出して探すふりしとけば済んだのでは…。それに娘に成りすますっていくら顔そっくりでも無理じゃね、背丈とか髪や目の色とかもあるじゃん。
事件の他にも色々あって、まずジョーの妹のサラが突如出現。なんでも夫のライアンと喧嘩して飛び出してきたらしい。サラはかなりお騒がせな性格のようで家族は振り回される。そこへジョーの父親がお久しぶりに現れて、サラの夫は素晴らしいから離婚しないようにしてくれと。それをサラへ話すが、サラはアリソンは信用しても父親は信用しない、と帰る気配なし。というかホントに父親、嫌われてるなあ。
しかもジョーがライアンを訪ねるとライアンはサラが帰って来たいなら鍵も変えてないし勝手にどうぞ、でもサラに懇願したりするのはまっぴらごめんだと。あげくの果てには職場の女性と怪しい雰囲気で、ジョーは父親が騙したと怒る。しかしそれには訳があって実はサラが妊娠してる、でもライアンの事を知ったらサラとライアンはおしまいだ、でも知らなければライアンは浮気をやめてサラと幸せな家庭を築くと言う。
でも結局、サラは帰ると言う。おまけにライアンの浮気は知ってるし、そもそも最初に浮気したのは自分だと言い出す始末。なんかぶっ飛んだ妹が出てきたなあ。
さて、続くのはアリエルの事。アリエルは週末にアシュリーとその父親と兄と、兄の友達(当然男)と自分たち女の子でスキーに行きたいと言い出す。アシュリーの兄は18歳。考えるといったものの15の娘が18の男たちと旅行に行くのを許す訳もない。なんせ多分、電話すると言ったら焦ってたから父親同伴も怪しいしね。
で、一旦は納得して見せたアリエルが帰ってこない。強行したらしい…で次回に続く。

「タイムスリップ」
アリエルはジョーに連れ戻される。アリソンの夢の中ではジョーと大喧嘩してるが実際には口ひとつきかなかったらしい。アメリカ人の子供の扱いってホントに極端で大学生になるまで(18になるまで)はとにかく子供扱いで一切反抗は許さん、でも大学生になれば大人だからもう何してもいいのよ、親元も離れるし一切干渉しないわ、という。アリエルも勿論そういう扱いです。
しかも次の日はマリーちゃん5歳の誕生日。しかしアリソンは本格的にお祝いする前にデヴァロスの家へ資料を届けに行く用事が。ここの会話でアリソンがマリー妊娠中に交通事故にあっていた事がわかる。
デヴァロスの家に着くとなんと検事はハンセッカーという男に銃で脅されてる真っ最中。なんでも5年前検事に冤罪でぶち込まれて人生めちゃめちゃだ、とブチ切れてる。そして検事は撃たれ、アリソンまで…。
しかし気がつくとアリソンは交通事故に合ってる真っ最中で妊娠中。そうマリーが生まれる前に戻ってしまったのです。まだ検事局の仕事もしておらず、ジョーもまだ妻が霊能力者という扱いもしてない(なんか5年前ってそんなもんだったんだなあと)
そうそう、アリソンってまず検事局で仕事を始めてそこで夢の話が認められて、でも最初は陪審員選びとかしかやってなかったんだよなー、懐かしい。
で、これはチャンスとハンセッカーの冤罪を防ごうとするけど、なんせデヴァロスとは出会ってもいない。ハンセッカーが殺したと言われている妻の死体の在りかを「夢で見た」と教えれば共犯か、で逮捕されるわ。
あげくにハンセッカーは弁護士に半ば脅され、司法取引してしまう。でも実はその弁護士が犯人という。懲りずにまたそれをデヴァロスに言いに行くが、そこで破水してしまうアリソン。まだ生まれるのは3週間も後のはずなのに…で暗転。気がつくとちょうどジョーがアリエルを捕まえて戻ったところ。
アリソンはアリエルに「時は戻せないのよ。あなたが自由になるまでの後少しを怒って過ごしても笑って過ごしても戻せないの、どっちを選んだ方が素敵?」と。アリエルはそれで少し考えたのかな。
アリソンは早起きしてデヴァロスの元へ。ハンセッカーの妻の死体を見つけて掘り出して弁護士のDNA発見逮捕。デヴァロスはハンセッカーに謝罪して名誉回復を約束。めでたし。
アリエルも笑顔でみんな揃ってマリーちゃんをお祝い。よかったねと。

なんか事件はどんどんどうでもよくなってきたな…。
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by hyakurin | 2010-06-21 02:46 | 海外ドラマ | Trackback

いきなりナダル

朝から思わず爆笑してしまいましたよ、錦織圭選手のくじ運に。この方、ホントに凄い引きしますよね。
最初は正直ちょっと、ああ…って思ったんですが考えてみたら錦織選手のランクでいきなりナダルとやれるってのも貴重な経験でしょうか、とありきたりな事を言ってみたり。どうせなら彼が前から言っているフェデラーならよかったのにねえ。
まあ、サッカーにまるで興味がないのでウィンブルドンが楽しみです。
しかし、ナダルかあ。いやあ朝からびっくりしたわ~。
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by hyakurin | 2010-06-20 13:15 | スポーツ | Trackback

告白


ネタバレご注意。
感想と言うか思いついた事を気ままに書きますので。



昨日見て来たのですが凄い物を見た、それしか思えません。いまだにそこから抜け出せません。
この映画は本当に凄いです。私も今までそれなりの本数の映画や小説を読んで来たつもりですが、ここまで原作小説から私の想像をかけ離れたところへ連れて行ってくれた映画はありません。
平日昼間の特に割引もない日のシネコンの一番大きな部屋がほぼ8割方埋まっていたのにも驚きましたが、更にエンドロールが始まっても誰一人席を立たず、エンドロールが終わって明るくなってもしばらく場内が水を打ったように静まり返っていたのも初めての経験でした。
そして私は声をあげた第一声が「…森口先生やりすぎだよねえ」という言葉だったのに、思わず泣いてしまいました。それは確かにある意味とても正しい。でも私はそんな風に言う事は絶対出来なくて、でも森口先生のした事を肯定するつもりもなくて、だからその言葉をすぐ言える人の遠さに泣いてしまった。
森口先生の考え方に私は凄く共感した。生徒を呼び捨てたり、タメ口で慣れ合わない、一線を画すというのとその生徒たちに自分の娘を殺された彼女の復讐を開始した気持ちにも。
やりすぎだと言うなら、じゃあ間接的に娘を殺し、更にもう一人の少女を殺し、それでもなおかつ少年法があると高をくくって自分の母親に認めてもらう、そのためには人の命も自分の命も関係などと言い出す少年にどう対処すればいいのでしょうか。警察に委ねればよかった、では本当にそれで少年は更生しますか?
もっと言えばAが更生したからなんだって言うんでしょう。それで愛美ちゃんは帰ってきますか?
Aが更生して悔やんで、それが森口先生にとってなんの意味があるんでしょう。それで娘の死は無駄でなかったと思えとでも言うのか。そんな残酷な事ってありますか。私にはわかりません。だから森口先生がした事を批評したりできません。
森口先生が最終的に言いたかった事は「殺すのは誰でもいいなら、まず自分の大事な人を殺せ」だと思うのです。その誰でもいい相手が、他の誰かにとってかけがえのない大事な命だとなぜ思わないんだ、とつきつけた。それだけの事です。

松たか子がこれほど凄い女優だと私は思ってもいませんでした。最後まで冷静に淡々と復讐を遂げる女性の凄み、あれは松たか子が本来持っている清楚な雰囲気があって初めて発揮されるものです。
そして冷徹でありながら悪に徹しきれず、美月と会った後ファミレスを出て泣き崩れるシーンは本当に鳥肌が立つほど凄い物でした。それでも彼女は手の中の小さな飴を見て娘を思い、自分を奮い立たせ立ちあがり吐き捨てるように「馬鹿馬鹿しい」と言う。それは多分、これしきの事で泣いた自分への言葉だったのだろうと思います。
最後の泣き顔から一転「なーんてね」と言った時の微笑みの悪夢のような美しさ。圧倒されました。
木村佳乃も大したものでしたが、私は松たか子あってのこの映画だと思います。
そして中島監督、あの美しい映像と生徒たちの残酷なまでに薄っぺらな描写、それがとんでもなくリアルで恐ろしい。終始抑え気味の色調と繰り返されるスローモーション、そして音楽。どれをとっても素晴らしい。

私は原作小説を読んでいます、だから内容で驚くような事はありませんでした。それでもただただ圧倒されました。小説から想像する私の世界、それをはるかに凌駕し、映像だからこそ出来る事を存分に見せてもらいました。
原作と変えてきて私が上手いなあと思ったのは、森口先生を原作より好感が持てる先生にした事とAの告白が実はみっともない嘘混じりのものだった、という事でしょうか。これもまた素晴らしかった。

この映画は見て決してすっきりするようなものではありません。でもこれは極上のダークエンターテインメントなのです。狂った世界(それも異世界ではなく現実の日本における異常な世界)に一人の善良な先生であり、優しい母親が乗り込んでいって同じ立場で復讐をやり遂げる。そこには何の救いもない。実際に森口先生は自分が救われたいとか捕まりたくないなんてかけらも考えていないように思える。彼女にはもう何も残っていないから。
それでも彼女はやり遂げた。その執念の凄まじさをこれ以上ないほどの映像美で見せる。やはりこの映画は本当に凄い、それしか言えません。
見に行って本当によかった、と思う映画はそうはありません。少なくとも私は邦画では初めてそう思いました。
この体験はしてみる価値は十分あります。
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by hyakurin | 2010-06-18 15:36 | 映画感想 | Trackback