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雑日記 月に一度の

どうも、考えたら2月を最後に全然映画を今年は見に行っていない管理人です。でもこの先も当分、見たいと思う映画を見つけれてません。このままだとSWまで何も行かないのかもしれません。こんな事初めてだとは思うんですけど、だからと言って適当になんでも見るのはできない性格なので。あ、一応9月に猫侍があるかな。ホントにないなあ。

さて今月もWEBダ・ヴィンチで「肘神様が生まれた街」を読んで感傷にふける私です。
共感ワードは「街に行く」ね。言ってた言ってた。横浜(ちなみに横浜駅周辺の繁華街に行く事を市民は横浜に行く、と言う言い方をする)とかそこまで大きくない、ちょっと大きい商店街へバスで行くのも「街へ行く」ですよね。私の住んでたところはさすがに信号はあるけど、おもちゃ屋みたいなものはないところでしたので。雑貨屋、小間物屋、そしてなぜかケーキ屋だけは極近所に2軒あるという意味不明さだったけど。今もケーキ屋は健在だけど、雑貨屋と小間物屋はつぶれて、コンビニができました。
連れてってくれるのが祖父母と言うのもね。うちの親は子供に誕生日、クリスマス以外におもちゃとか買ってくれるような人たちじゃなかったし。しかもクリスマスになんの希望もしてない「水筒」とかもらったりね。私は祖父母がいなければ確実にグレてたと思います。ゲームウォッチ(歳が明確にばれるなこれ)もねだってねだって買ってもらったなあ。普段は瀧上さんみたいにダダこねる子を冷たく見てるような子供でしたが、これだけはねだったね。しかも、他の子とかぶらないようにってすげえマイナーなの選んで、結局あまり遊ばなかったと言う。今思うとホントに祖父母に申し訳ない、結構な値段だったのに。
他にもわざと商店街が休みの水曜日に行って、しまってる店の前に出てる出店でおままごと用の小さい食器やら鍋やらを数点ずつ買ってもらったり。でも瀧上さんみたいなガチャガチャ愛みたいのはなかったけど。すぐ飽きて新しい物へ行きたがる典型的なハマっ子気質だから。そういう粘り腰が芸人さんを続けるのには大事な要素だなあと思いました。
おもちゃ屋さんのエピソード、いい話です。素敵な思い出で素晴らしい。ガンダムのガチャガチャを好きな女の子にあげるってのも、男の子らしいエピソードでいいですよね。問題は女子がそう考えられるようになるのはアラサー以降って事なんだけど。
そしてつくづく私は思いました。しかるべき時期に「ニュー・シネマ・パラダイス」を見ておくべきだったと。そうなんとワタクシ、この名作をいまだに見た事がないのです。しかもそうこうしてる内にストーリーはだいたい知ってるからいっか、ってなっちゃってる。でもこれは兄のせいなんですよ。この映画が話題になり始めた頃に兄が私に勧めて来て、その頃からこの流行もの好きの軽薄な兄を嫌っていた私は絶対この映画を見ない、と心に誓ったのでございました。ひねてます。てか言われる前に見ればよかったんだよなあ、兄に言われるまでもなく凄くいい映画ってのは情報として知ってたんだから。
どうもこの兄、勧めてくる本など読んで感想を聞いてみても浅いチャラいで。だから勧められると急に私の中で価値が下がる訳です。今にして思うと、兄の言語表現が貧弱なだけで映画や本が悪い訳じゃないのにね。私は割に人に勧められると読んだり見たりを気軽にする方なんですが、なぜか周りに正統派の映画ファンがいないんで、タイミングを逃して見てない名作が結構あるんだなあ。
今はネットがあるから逆に映画も探しやすくなったのにねえ、そうなるとなんか本当に見たいものが見つからないような気がします。単に私が歳とともに感受性が鈍ってるのかもしれませんが。
でも夏休みってやっぱり、子供向けが多いからなあ。うーん。なんか見たいなあ、映画が。とか言って借りたのに「インターステラー」を放置してる私ですが。見ろよ。中学、高校時代は必ず祖父母にもらった小遣いで月一で映画を見に行ってたものなのに。親からの小遣いはだいたい本を買うのに使ってたから、それ以外は祖父母からもらったので賄ってました。なんと親からの小遣いと同額もらってたから結構な額で。これも親が訳の分からない門限を設定したせいでバイトをできなかった私にはありがたかった。
今はお盆だから特に祖父母の話は心に沁みますね。ホントに感謝しかない、これだけはまっすぐにそう思います。祖父母が真ん中っ子の私も可愛がってくれたから。普段構われないから、真ん中は。多少(だいぶ、かも)ひねるくらいで済んだのは祖父母のおかげです。

by hyakurin | 2015-07-16 03:47 | 日記 | Trackback | Comments(0)

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