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ジャックと天空の巨人

先週、TSUTAYAでCDを漁っていた時の事。店内に宣伝と言うか、なんか放送が流れているのを聞くともなしに聞いていたら、ジャックと天空の…ブライアン・シンガー…なんとかかんとか。ああそういえばブライアン・シンガーってジャックと豆の木(私の理解)を撮ったんだっけ、とか思ってたらそこにはっきりと「ユアン・マクレガー」という声が耳に入って来て、思わず声を上げかけて舌を噛む。
ええええええ、その映画にユアン出てる?マジ?
慌ててCDを捨て(ちゃんと棚に戻しました)探しに行くも、ジャックと天空の巨人ってDVDは何種類かあるんだけど、ブライアン・シンガーのはない。あ、馬鹿まだ新作かと新作棚に行くも見つからない。ぬぬう、と思って店内検索機を使っても良く分かんない。ユアンで検索しても最新作は「砂漠でサーモン・フィッシング」だし。ここで、聞き間違いか、出てないのかもと。
時間がなかったので結局、CDを借りて帰る。
帰って調べて、やっぱり出てるじゃんと落ち込む。ブライアン・シンガーと言えば「ユージュアル・サスペクツ」以降はアメコミ苦手なんで知らないし、この映画も私の守備範囲じゃないし、去年から今年のGW前までは色々あったとは言え、ユアンの出てる映画も知らないなんて!
しかもなんか騎士団の隊長さんとかで、なんか黒い鎧が超カッコいいし、ちょっとモヒカンみたいな髪型で妙に若く見えるし、ああ多分これ映画館で見た方がよかったと。
で、借りて見て(準新作でした)やっぱり映画館で見たかったなあ…と。
ユアンの騎士様ってオビ=ワン・ケノービ以来かあ、あれより見た目は正統派だしいいなあと。でも私が気に行ったのは、まあそのオビ=ケノービくらいアレなところだったんだけど。

ではちょっと感想。もうほとんどユアンの事しか書く気はありません。



ジャックは両親を亡くして叔父の世話になっている。貧乏な小作の家で愛馬も売るように言いつけられて街へ。そこでイザベル王女とついでにエルモントと出会う。騎士団の隊長のエルモントはイザベル王女を連れ戻しに来たのでした。馬に乗ってるユアン…鎧が黒に銀細工で凄く素敵だし、ホントになんでかヒゲがあっても髪型なのか凄く若々しい。
それにこれはずっと思ってたんだけどやっぱ声なんだよね、ユアンの良さは。あの甘い声なのになぜか良く通る、なぜかどの役もユアンだなって役にする声。今回は普通の台詞だけでなく、隊長らしい指揮する大声とかねえもういいよね。声を聞けないなんてあり得ないから私は字幕派なんだ。
さて、イザベル王女はお城を抜け出したのを王に厳しく咎められ、愛のない結婚はしたくないと訴えるもロデリック卿と結婚して女王になるようにと。その夜、イザベル王女はもう一度城を抜け出す。
一方ジャックは馬を宣教師に豆と引き換えに渡してしまって、叔父に罵られ豆が一粒床下に。叔父はジャックの父の遺品を売ると出て行って、やがて夜になり激しく雨が降ってくる。
そこへ雨で困ったイザベル王女が来て、で豆から木が生え王女は家ごと上に。ジャックは落ちる。
やって来た王様たちとすったもんだありつつ、エルモントはイザベル王女を探しに登るように命じられ、ジャックも高いところが嫌いなのに志願。ロデリック卿も名乗りを上げるが、実はすべてロデリックの策略。
あの豆はロデリックの物で、しかも天空の巨人たちを従わせる王家に代々伝わる王冠まで持っている。これで王位を簒奪するつもり。登る途中でエルモントの部下がまだ下にいるのにロープを切っちゃったり。
登って家は見つかるも王女はいない。しかし彼女が目印を残していたので後を追う。途中、ジャックが高いところが嫌いなのをからかったり、王女に懸想しても無駄みたいな事言ったりするエルモントの登りは華麗でしたが。ジャックは更にロデリックに脅されて豆を渡すが、一粒だけ隠しておく。
二手に分かれたところでジャックのエルモントと部下のクロウが巨人に捕まる。巨人、早速人食ってます。王家に恨みがある巨人たちはどうやって来た、と問われて応えないクロウが殺されてしまって、しかもそこへロデリックが冠被って現れ、巨人たちをひれ伏させる。
明日には下に降りるって事になり、エルモントとイザベル王女はその晩のディナーに。こっから面白いんだよ、エルモントってばパイ包みにされてさっくさくに焼かれちゃうの。妙にパイ生地がリアルでおかしい。でもその前にジャックが来て小刀渡してくれてたからなんとか助かり、3人は逃げる。ジャックに「よくやった」って言うエルモントが嬉しそうで可愛かった(馬鹿です)
クロウの墓を作って悲しんでるエルモントの横で王女とジャック、いい雰囲気。イザベル王女は冒険に憧れる少女だけど、昨今の映画のヒロインみたいに男勝りで強いとかが鼻につくほどではないくらいの勇敢さと強さで、王女らしい気品もあって中々よかったです。エルモント、2人を見てえーみたいな顔はするが、ジャックを認めて騎士団のバッジもくれるし、一旦認めたらいい人です。
そして降りるところにいた巨人を撃退すると(ここで巨人が落ちて、下で王様は娘を犠牲にしても国の為に木を切る決心を)エルモントは2人で降りろと。私はロデリックを倒す、とか無謀な事を言いだします。剣もないのでジャックがあの小刀貸してくれて。

そしていよいよロデリックと一騎打ち、見せ場。と思うが、エルモント強くないんだもーん。武器も落とすし滝から落とされそうに。ああどっかで見た光景だーと思わず笑ってしまう。ジェダイマスターでも、騎士団でもユアンはユアンだった(ユアンはなんかエルモントのこういうドジっ子なところが気に行ったらしい、自分が分かってるなあ)
でも落とされそうになったら強いの、そこから逆転してロデリックは倒したけど王冠は巨人の物になり、あまり意味がない状態に。一人の巨人が指に王冠を嵌め、彼が巨人の王になる。そして下へ降りようとするが下では伐採作業が進んでいて、切られてしまう。
途中にいた王女とジャックはなんとか無事に地上へ、親子感動の再会。ジャックは遠慮して外に出て行くが追いついた王様に褒美をもらい、イザベル王女にもお別れを。みんなは城へ戻って行く。
エルモントも城の堀に落ちて無事。

しかし巨人たちはロデリックの持っていた豆を見つけ、下に降りてくる。ジャックがそれを知らせに馬を走らせ、間一髪で城に入るも巨人がはね橋の門扉にフックをかけ下ろさないようにしだしてそこから延々と、騎士団たちと巨人の綱引きが始まる。王様も逃げようとはせず、戦い(綱引きだか)に参加。エルモント、指揮官としてなんとか見せ場、綱引きだけど(しつこい)
イザベル王女は王に、近隣諸国に危機を伝えるのろしを上げるように命じらる。王はジャックに娘を頼むと。そこで2人は城の中の塔へ向かうが。
でまあ、いよいよもう持ちこたえられないってなったとき、ジャックが冠被って登場(てかイザベル王女が被ればいいのに…と思ったり)なだれ込んで来た巨人、ひれ伏す。

そして王は平民と王族の結婚を認め、イザベルとジャックは幸せになりましたとさ。
冠は安全なところに…って事で現代。ロンドン塔に王冠は形を変え展示されている。それを見ている少年が…みたいな引きのある終わり方。続編でもあんのかね。

騎士団隊長なユアンが見られて満足です。意外に出番は多かったし(活躍はともかく)

by hyakurin | 2013-12-03 16:29 | 映画感想 | Trackback | Comments(2)

Commented by mackworld at 2014-01-02 08:13
■あんた、どっから湧いて出て来たのさっ・・と言われそうだすなぁ、ブログジャンルお笑エキサイトブログの派手なマークを
クリックしたらば、何気に目にとまったのだす、ここが。
で・・数行記事を読んでいて「ほう!」と琴線に触れる箇所が
複数ありまして、つい他には?どうよ・・と読み進めておる訳
でありまする。簡略によくまとめられてるし、いいなーと。
映画ジャクと豆の木もSFやらファンタジーやらよく見るから
オイラも見ますた、近年CGが進化してなんでも表現できる
から「夢物語」的な世界観が夢ではなくなり妙にリアルなのが
おもしろいなぁと思う今日この頃、ナンシー関さんばりの
コメントが面白く、もっとどんどん書いて欲しいと思いコメント
させて頂きますた。
Commented by hyakurin at 2014-01-03 05:04
mackworld 様
コメントをありがとうございます。いやいやいやナンシー関女史には遠く及ばないですが、こんなんでも案外頭使ってまとめて時間かかって書いているので、ちょっとでも楽しく読んで頂いたら幸いです。
最近けっこう手を抜きがちでしたが、年明けて少し気合入りました。ありがとうございます。
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