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神保町花月「夏のかけらとジンジャーエール」初日とトークライブ

まだ初日なので詳しいストーリーは書きませんが、一応ネタバレにご注意ください。

ネタバレ注意。




久しぶりに芝居公演行ってきました。タイトルからして青春物なんだろうなあ失敗(そういう甘酸っぱい系が苦手)したなあと思ってたんですが、意外にと言うか謎が多いストーリーで結構引き込まれました。
真相が徐々にあらわになっていくのを楽しむお話かと。てか主役は女優さんだった。そこが多少不満なところ。こんなに女優さんたちが前にくる公演も珍しいのでは。
あらすじをざっと書くと、なぜか夏になると臭覚と味覚がバカになるパティシエのアカリ、彼女には幼い頃の記憶があまりなく、兄を憎んでいる。なぜなら8歳の時彼女を捨てた兄だから。
彼女に記憶がないのと味覚などの異常に関係があると睨んだアカリの友達のマンディ(オネエ、押見さんが強烈なワンピース姿で熱演)は兄に会うのが嫌だと言うアカリの代役を雇い、兄の元へ送りこんで事情を探ろうとする。
その頃兄は友達のサワがやっているなんでも屋で働いているが、どことなく暗い男。妹がやって来ても偽者と気がつかない。妹を決して嫌っていないようだが、果して彼はなぜ妹との約束を破り、彼女を迎えに行かなかったのか。彼女が東京の親戚に預けられる事になった父親の死の真相は…、というようなお話です。
アカリの生家は元々洋食屋(ジンジャーエールが重要なカギになっています)だったのですが、今はサワの事務所になっていて、サワも気にしている。途中で妹が心底兄を最低だと見切りをつけそうになったり、代役がなら本当にこのままアカリになりたいと言い出したり、中々真相が見えてこない展開にいい感じにイライラさせられます。
ちなみに硲さんは山に住むジジイ、なにやら兄妹にも父親とも関係がある「秘密基地」とやらの番人らしいが。
そして石橋さんはなんとアカリ19歳と元クラスメイトの天才パティシエ、歳はタメじゃないがそれでも21歳。フランスの2つ星レストランに誘われて数日後に行く事になっているが、アカリをアシスタントで連れて行きたいとたびたび出て来る男でアカリを勝手にフランスで明かりの意味の単語で呼んでいる。なんか坊ちゃん。イシハザが普段やりがちな役が逆転してて面白かったです。
笑えるところもたくさんあるし、いい感じです。多分イシハザはどんどん変わっていくと思うな。

さて芝居公演の後はイシバシハザマのトークライブ。お客の数が大変でしたが、漫才から始まってライブ自体はとても面白かったです。
石橋さんは江ノ島に海水浴に行ったけど、ちょうど台風が来た日だったので海に入れなかったとか。関東の海の家は関西と違うとか、江ノ島にはオラオラ系とチャラい系の2つのビーチがあるとか(私は神奈川だが海へは行かないので、そんな特色があるとは知らなかった)まあ神奈川の海なんて泳ぐと言うよりは近年はビーチでイベントがあったりで、遊びに行くところですよね。石橋さんたちはライフセーバーの目を盗んでは海に入ったとか(危ないので真似しないように)
他にも最近は毎朝ジムで泳いでいるがプールが3レーンしかなく、ウォーキングのおばちゃんに占拠されてるとか、それでも平泳ぎで泳いでいるとクロールのおばちゃんに煽られるとか。そりゃなあファストレーンで平泳ぎは嫌がられるよ。私なんかもクロール苦手で背泳ぎしてるとターンの仕方がクロールと違うから後ろから来た人と激突しそうになったりした事がありました。
硲さんは石橋さんが海水浴で楽しんでいる頃、イボ痔の治療に行ってたとか、吉本運動会でおじさんチームに入れられたのは石橋さんのせいだとか、最近一人暮らしを始めたおばあがハイテンション過ぎて怖いとかそんな話を。
このトークライブはタイトルがなく、ライブ中に決める事になっていたのですが結局は「イシバシハザマトークライブ、ラスト15分に衝撃の展開が」みたいな感じに。石橋さんは硲さんのおばあのハイテンションを撮影したいとか言ってました。
またやって欲しいなトークライブ、神保町なら行きやすいし。前までの新宿のちっさいところは行くのが大変だから。

by hyakurin | 2012-09-12 05:40 | お笑いライブ | Trackback | Comments(0)

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