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デクスター~警察官は殺人鬼 S6 7話から9話

ネタバレあり。



7話 過去の亡霊
ニックを殺して岸に上がるとハリーではなくブライアンがいた、という驚きの前回でしたがコイツがまあうるさいうるさい。わかりやすーくデクスターを悪の道へと誘います。またニックの死体を捨てながらデクスターも自分にはやはり光などないのだと思います。そこへデボラから電話。
署に行くとデボラはデクスターにまたトリニティが出たと告げます。絶対そんな事はないと知っているデクスターは内心驚きます。ネブラスカのカーニーという町にトリニティの妻だったサリーと娘のレベッカ、息子のジョーナが証人保護されてひっそり住んでいたのですが、サリーは階段から突き落とされ撲殺、レベッカはバスタブで出血死、トリニティを追い払ったというジョーナだけが無事でした。まあここでジョーナの仕業だろうなと思う訳ですが。デボラの背後でブライアンもジョーナが手口を真似て殺したと言う。
トラヴィスは姉のところにいるがそこへゲラー教授が現れ執拗に戻るように言ってきます。しかしトラヴィスはもう言いなりにはならないと教授を拒絶。デクスター効果だろうか。
ブライアンはデクスターがトリニティを殺したから罪に問われない、殺しに行けと。子供なんかに縛り付けられるのはおかしいと言い続けます。デクスターもデボラがサムの事もあるしと言ったのをいい事に勝手に5日間ほど休む事にしてネブラスカへレンタカーで出かけます。
デボラは査問会でDDKやらで殺人事件の解決率が下がっているとラゲルタに攻撃されます。ラゲルタははっきりさせておきたかっただけだと言いますが、とにかくDDKのせいで街中がパニックになっているのは確かで、それを解決しない限りデボラには未来はないと。というかこんなんもうFBIの管轄だよなあ。デボラはデクスターが5日間ほど休むとメッセージを残したのに驚いて、2日間なら認めるけど戻って欲しいと。その後も何度も電話してきますがデクスターは無視。ブライアンはデボラデボラ、デボラはお前のなんだとか言ってる。
デクスターは途中、給油所の娘をたらしこんでレジから銃を奪い、夜の道を爆走しながら銃を撃つ。なんかもうめちゃめちゃです。
町に付き、ジョーナに会いに行く。ジョーナはもっともらしい事を言いますがデクスターには嘘だと当然分かります。ジョーナはデクスターの本名を知っていましたが(リタの件のニュースで)名前を偽っていた事などは家族と話し合って黙っている事にしたそうです、助けて貰ったので。デクスターはトリニティに本名を知られたくなかったのだとこれまたもっともらしい事を。自分はヒーローになりたかったのだと。
トラヴィスが解放したホリーが保護されデボラたちが会いに行く。目隠しをされていて分からなかったが、2人組で若い男は支配されているようだった、そっちが逃がしてくれたと。そして血を飲まされたとも。デボラは苛立ってデクスターに再度連絡するが出ない。そこで家に行き、ジェイミーを問い詰めるが彼女も知らない。そこで家から電話をかけるとデクスターが出るが、戻るとは言わない。
デクスターはジョーナを有罪か確かめるとモーテルに入りますが、なんか受付の男は怪しい。でもデクスターはパンクを直してもらう事に。そして食事をするのに歩いていて、ブライアンがトウモロコシ畑に入り込んだのに付いて行くとそこには大麻畑が。それを見ている受付。
ゲラーを教授と呼んでいたなら元教え子が共犯だろうと当たりをつけますが、該当者は2000人以上いる。しかしルイスがなんとか出来るかもと。マスカ曰く、彼は研修生だから出来る事がと。違法スレスレみたいですがデボラは了承。
ジョーナの家を調べようとしたデクスターですが、トランクにはナイフも鑑識道具一式もない。モーテルの男だろうと思いますが、とりあえず中に入り即席でルミノール的な物を作ったりしているとジョーナが。そしてデクスターは理路整然とジョーナの犯行である事を証明します。逃げ出すジョーナ。デクスターはモーテルに戻って男と対決。男は1万ドルを要求してきますが、そこにあった牧場でよく干し草を集めるフォークみたいので男を殺し、サイロに投げ込んで始末(杜撰だなあ)
ジョーナに呼び出されてジョーナの勤めているホームセンターみたいなところへ。そこでジョーナに襲われますがあっさり返り打ちにするとジョーナは「殺せ」と言い始めます。そこでデクスターはジョーナが殺されるために呼んだのではと。ジョーナによると妹は自殺だった。というのもサリーはまだトリニティを愛していて、どうしても現実を受け入れられず子供たちに当たっていたらしい。それに耐えかねたレベッカがバスタブで死んでいるのを見たジョーナは気が付いたら母を殴っていたと言う。それを聞いたデクスターはジョーナに罪はないと思い、何もせず出て行きます。ブライアンはしつこく言ってきますが、ジョーナには良心があり、後悔もしているから殺さないと。そして追いすがって来たジョーナが「これからどう生きればいいんだ」と言うのに「自分を許せ」と答えブライアンを轢いて消す。
マイアミに戻るとそこにはハリーが。デクスターは光が闇を生みだすなら闇は闇だけでは存在しない、どこかで自分にも光が待っているのではと思う。いやーハリーが戻って何より。ブライアンはウザかった。
ルイスはあれこれして、容疑者を200人に絞る、その中にはトラヴィスも。

8話 怠惰
デボラの家に謝りに行くデクスター。デボラは怒り狂っているがデクスターの力が必要なのも事実なので一応許す。デクスターはホリーの話を聞いて、トラヴィスの存在がバレると思うが彼が女を解放したのは思いなおしたのだろうと。デボラはサムの葬式に行くと言うデクスターに嫌味を。
トラヴィスは姉に朝食を作っているが、ベジスコーンに卵白オムレツってまずそう…。それにオムレツってもアメリカ人は卵焼きを二つ折りにしただけのをオムレツと言い張るんだよな。そこへまたゲラーが現れ、トラヴィスを責める。平凡な生活と神の計画を取り換えたと。と言うかこの辺でそろそろ私の疑念が当たってる気がして来た。ゲラーってトラヴィスにしかアレなんじゃないかと。多分気が付くのが遅いな私。
サムの葬式、その後で取り仕切っていた人にデクスターはサムの聖書(血痕付き)を貰う。デクスターは信心深い人が持つべきではと辞退するが、サムが「問いを見つけろ」と遺した物だと言うので受け取る。デクスターはその足でトラヴィスの職場へ。トラヴィスに女を放した訳などを聞き、ゲラーの場所を聞き出そうとするが姉が狙われると話そうとしない。ゲラーは諦めないし、警察には自分が罪に問われたくないから行けないとか虫のいい事を言っている。そこでデクスターは呼びだされ、一旦引き下がる事に。
ルイスに懐かれてうっとおしそうなデクスター。捜査の手がトラヴィスに伸びる前に彼の信用を得ようと聖書を読む事に。そして再びトラヴィスのところへ。トラヴィスは結局、デクスターに同意し週末姉をマイアミから出して安全を確保したらデクスターに協力すると言う。その頃デボラは姉に会いに。トラヴィスが郵便の受け取りを姉宅にしていたので。姉は何も話さないが、どうもひっかかりを覚えるデボラ。デボラが帰るところをトラヴィスは通りがかって見た。
エンジェルはジェイミーがルイスを気に行ってるのが嫌で、食事に行った時にルイスに脅しを。
ホテルで娼婦が過剰摂取で死んだと思われる事件、ラゲルタが何故か現場に現れたりやけに協力的なのを疑問に思うデボラ。それにデクスターの見立てによると、過剰摂取で死んだが誰かが蘇生を施した形跡があり、現場に人がいた可能性がある。
デボラにネブラスカのモーテルのペンを見つけられたデクスター、休暇中にトリニティの被害者のジョーナに会いに行ったんだとバレる。デクスターは同じく愛する物をトリニティに殺されたジョーナが気になったのだと言うがデボラは、自分に嘘をついて他人にトリニティの事を話にいったのかと。自分だってトリニティにランディを殺されたのにと。そこへDDKが動いたと連絡が。デボラが話そうと言うが、デクスターは今日は疲れているし、家でハリソンと過ごしたいと断る。
トラヴィスの姉が犠牲者だった。デボラは死体に自分の名刺があった事から、自分が話を聞きに行ったせいかと衝撃を受けつつ、トラヴィスが共犯だろうと指名手配する。デクスターは現場の布から手がかりになりそうなタグを取る。トラヴィスはゲラーに捕まっている。
ラゲルタはこれ以上殺人事件の解決率を落とせない、DDKに集中しろ、過剰摂取で死んだ娼婦を調べる必要はないとデボラに言い、デボラも了承。しかしラゲルタが事件を終わらせたのは誰かの為だった。
死体から例の数字の紙が出ないのでデクスターにはゲラーの単独犯行だと分かる。
デボラはセラピーに行きロスにデクスターに邪険にされているとぶちまける。自分に何も話してくれない、自分は兄貴に何もかも話すのにと。ロスは自分の事ばかり話していないか、デクスターから話を引き出そうとしているか、デクスターにとってはあなたとの関係に居場所がないのではないかと言う。
デクスターはタグからゴールドウェイ神父を訪ねるが、すっかりボケていて何も聞き出せず。しかし施設の人から神父がいた教会が20年間廃墟だと聞く。そこがゲラーの居所だろうとデクスターは一旦家に戻り向かおうとするが、デボラが来ている。しかし用事があると行こうとするデクスターにデボラは、兄貴の為に来たのにと言うがデクスターは構わず行く。しかしデボラ、約束もしないで押し掛けるのはセラピストの言った事とは違うと思うがな。
教会でトラヴィスを見つけるがゲラーはいない。と言うか姿が見えているのはトラヴィスだけだよなあ…。トラヴィスはデクスターに協力すると言う。

9話 怒りの鉢
トラヴィスはまだ闇に染まっていないと考えるデクスターはトラヴィスをとりあえずかくまう。次の犯行の「怒りの鉢」からゲラーの居場所を聞き出そうとするが、トラヴィスは何も知らないと。ブログや教会を調べ、無神論者のケーシー教授が標的なのではと思う。
ロスのところに再びいるデボラ。ロスはデボラの生い立ちやアイストラックキラーの事などを聞きもっと頻繁にセラピーに来るように言う。しかしデクスターに変化を求めるなと、椅子は椅子、突然テーブルにはならないのだと諭す。デボラは謝ってくるデクスターに兄貴は椅子だと言い捨てる。訳が分からないデクスター。
そしてクインはストリッパーとお楽しみで仕事に来なかったり、銃をなくしたり、迎えに来て銃を探す手伝いをしてくれたエンジェルに暴言を吐いたりまさに下衆の極み。なんだろうねコイツ。
娼婦の事件でそのジェシカの父が再捜査して欲しいとデボラのところへ来る。なぜか現場に第三者がいたのを知っている。デボラは上に話してみるとだけ言う。
デクスターはケーシーに警告するが相手にされない。慣れっこなんだろうね。トラヴィスとゲラーが現れるのを待ち伏せする事に。トラヴィスがゲラーが建物に入ったと言い。デクスターは階段を見張るようにトラヴィスに言うと自分はエレベーターに。しかし途中で止められる。こじ開けているとトラヴィスが来て助け出されるがすでにケーシーはわずかな血痕を残し、いなくなっていた。というかこれエレベーターとかの監視カメラにがっちりデクスターの姿映ってるだろ…。今更このドラマに言ってもかもしれないが、最近特に杜撰じゃないかね。
デクスターはブログでゲラーを呼び寄せろとトラヴィスに指示するが反応なし。そうこうしている間に大学でケーシーの遺体が見つかる。現場検証でケーシーの抜かれた血を浴びる一同。
そしてケーシーの手がトラヴィスの部屋にあり、壁には血文字が。いやもう、これで確定でしょうな。
ロスはデボラにあなたは凄い体験をして来たけど、人間関係の失敗はあなた自身のせいだと。手に入らない相手ばかりを選んでいる、習慣を破って前に進むべきだと言う。そして望む自分を築くのだと。そこでデボラはラゲルタの押しつけを突っぱねてジェシカの事件を再捜査すると宣言。ラゲルタはそれを言いに行くがそれがマシューズ。すでに死んでいたのに気が付かず蘇生措置をしただけだと言うが、バレたら身の破滅だと。ラゲルタは任せろと請け合う。
ルイスはケラーのIPアドレスを突き止めるがそのアドレスはロックされておらず、そこにいれば誰でも使える。範囲は270メートルだが、アンテナがあれば数キロにはなると。そこで背後にあの教会が。
ルイスの家に呼ばれたジェイミーはオシャレでゴージャスな部屋なのにちょっと嬉しそう。ルイスはゲーム制作で稼いでいると。エンジェルに交際を止められた事を話すが、それでも関係ないと2人はベッドイン。ちなみにマスカが入れ知恵していて、ジェイミーが君に夢中ならエンジェルを説得してくれるとかなんとか。しかしルイスの家にはあのブライアンの義手が。落札したのルイスなのかい。
デボラにデクスターはいつでもここにいる、椅子が必要ならと言うがデボラは欲しいのテーブルだとまたデクスターには謎な発言を。というかついにデボラもデク離れするのかなあ。ロスって裏ないといいけど。そしてデボラはマシューズにディナーに誘われる。高級店でなんだろうとエンジェルに言うと、暢気にお偉方の仲間入りだろうとか言われますがさてさて。
デクスターは教会に向かい、トラヴィスに正面から入らせ自分は裏から回る事に。ハリーはもう捜査の手が伸びる、なぜそこまでするのかトラヴィスの為じゃないだろうと言われます。デクスターはそこでいい父親になるためだと答えます。それがトラヴィスを救う根源なのか。
中へ入るとトラヴィスが倒れている。ゲラーを探していると床に地下への入り口を見つける。入って行くとそこにはデカイ冷凍庫が…。お約束通りそこには死体が入っていますがそれはゲラー。そして上ではトラヴィスが刀を手に起き上がったところで…。
というわけでやっぱりゲラーはトラヴィスにしか見えない人でしたか。トラヴィスを演じているのがトム・ハンクスの息子のコリンって時点で単なる支配されてる人じゃないだろうなとは思ってたよ。

by hyakurin | 2012-07-03 20:50 | 海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

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