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キャッスル~ミステリー作家は事件がお好き~S3 #7#8

ネタバレあり。



7話 ストリッパーの秘密
朝っぱら(朝の5時)からマーサと発声練習をしているアレクシス。なんでも学校で「グリース」のオーディションがあるとかで、それを言ってしまったばっかりにマーサが張り切っている。アレクシスは少し興味があっただけだと言うが、素直ないい子なのでマーサの言うとおりに頑張ってる。
そこへベケットから電話。警官殺しと思われた事件だが、持っているバッジは古いもので銃は水鉄砲(安いテキーラ入り)すぐに脱げる制服、男性ストリッパーのデレク・ブルックナーでした。
死ぬ前にいたと思われる部屋へ行ってみると討ち死にした女性がたくさん。バチェロレットパーティー(バチェラーパーティーの女性版)でデレクを呼んだのでしょうがみんな酔っ払ってて、キャッスルをストリッパーと思う始末。ジェイミーという女性が花嫁の為にネットで頼んだ。彼女らは酔っ払って何も覚えていないが写真はあるだろうとキャッスル。見てみるとカミーユと言う女性が何やら真顔でデレクと向かい合っている写真があり、しかも彼女はすぐ帰って行ったと言う。
カミーユは5年前、恋人の荷物を窓から投げ捨てて接近禁止になっているがその相手がデレク。カミーユは普通に出勤していた。呼んで話を聞くと、デレクを見てショックだっただけだと。デレクとは演劇クラスが同じで夢を貫いて欲しかったのに。でもお金が必要だったようだと言う。別の仕事は危険だからやめたとも言っていたと言う。
本業の役者は1年以上やっていない、それまでの出演作もテレビショッピングみたいのとか。
キャッスルはモルグでデレクを見ながら、いい男でもない(いや充分ハンサムじゃん)1時間300ドルは高いというが、ラニはすべてを見た私は高いと思わないと。ラニとのやり取り好きだな。服についていた長い金髪は男の物だった。
ライアンとエスポジートはデレクを派遣したムーチョ・メンという事務所に聞き込みに行くが、オーディションを受けに来たと勘違いされ品定め、エスポジートはありふれてるとダメ出し。ライアンは今は「トワイライト」で吸血鬼が流行っているからその路線ならとか言われ。デレクはストリップクラブでも踊っていたと分かる。帰り際またライアンに「気が向いたら吸血鬼の格好で頼む」とか言われる。ライアンは心根が乙女よりだから駄目だろうよ。と言うか、トワイライトってマジで人気なのは分かるけど、好きな人は脱がれたらイメージが違いすぎると怒りそうだ。
ストリップクラブのパッケージ・ストア(パッケージはイチモツという意味)のHPを見てもダンサーに金髪のロン毛はいなさそう。おそらく写真が古いのだろう、確かめる方法はひとつとベケットとキャッスルで店に。男も入れてはくれるんだな。ちなみにエスポジートたちは断ったらしい。ベケットわざわざ髪もセットしてオシャレしてるし。キャッスルはストリップクラブに捜査に来るのは夢だったがまさか男バージョンとはなと嘆いている。気持ちは分かる。飛んできた服を取ってしまい、女性客に取り囲まれたり。
その頃ライアンはデレクに同情してる、先のある若者がこんな死に方はかわいそうだと。そしてその後ろでなぜか筋トレを始めるエスポジート、ムーチョ・メンで相手にされなかったのが悔しかったらしい。エスポジートとライアンもどんどんキャラが立ってきて、掛け合いが面白い。
ベケットがバーテンに話を聞いている間に女性に群がられてるキャッスルがおかしい。デレクはハンスというストリッパーと揉めていた、ハンスは人気のあるデレクに嫉妬していた。その時ステージにロン毛が出てきたので向かうベケットだが、ストリッパーたちに取り囲まれ、キャッスルが割って入る(バラエティでよく使う白い冷たいヤツをかけて)
ハンスはデレクは役者気どりで最低な奴だとこき下ろすが、犯行時刻はステージ中でアリバイあり。ハンスはデレクには金持ちのクーガー(若い男を狙う年増の女性、最近そういうドラマもやってますね)がついていたが最近は花を贈って来ないし、別れたんだろうと。贈り主はレベッカ、未亡人。
アレクシスはケリーという子と最終オーディションで争う事に。
レベッカに話を聞きに行くとマイケルと言う弁護士も同席。レベッカはパーティーのサクラをやっていたデレクと知り合った、別れ話はレベッカからした。先週デレクが2万5千ドル貸して欲しいと言いだし、それで気まずくなったのだと。浮気を疑って探偵まで雇ったが、デレクはいかがわしい集団と関わっていたと言う。
ビデオを見直すとデレクはギャングのリーダーのビリーと共演してた。ビリーは証言者がいなかっただけで罪にはなっていないが、色々暴力的な事件を起こしている。借金を返さない人を引きずりまわしたりとか。
ビリーの怒りはギャングのマークを勝手に使った事で、共演者のデレクも許さないと。ギャングのたまり場で大いにビビるキャッスル。ビリーは腹は立てていたが、デレクが2万5千ドル「寄付」してきたので許したと言うが、金の出所は知った事じゃないと。ベケットはデレクがビリーの恋人と会っている写真(レベッカの探偵が撮影)を見せて、こうやってデレクをはめたのかと言うがビリーは知らない。そして恋人にキレかかるが、彼女はあんたがまた刑務所に行くなんて耐えられない、だからデレクに「寄付」したらと言いに行っただけだと言いビリーはロマンティックだと感激。アリバイもある。
デレクは高利貸しには借りていない、部屋からはジェシー・マンダレイという名刺が。その名刺を出した男が2万5千ドルを引き出しているのが銀行のカメラに写っているが、マンダレイはデレクの変装した姿。デレクはマンダレイとして不動産投資詐欺をやっていた。アパートを勝手に売り、手付けを取っていた。開発者は被害者は自分だけじゃないと言う。
でも実はデレクは協力者として白髪頭のマンダレイを演じていただけ。ビリーに脅されて金を引き出した、それが主犯にバレて殺された。講座を辿るとレベッカに。レベッカは夫の遺した財産を浪費し、事業も失敗して貯金も底をつきかけている。しかしその日レベッカはパリにいた。弁護士のマイケルの仕業で、事業失敗もマイケルがお金を使い込んだから。何も話さないと言ってたが結局凶器が出て自供。よいどんでん返し。
アレクシスはオーディションでケリーに負けたと帰ってくる。マーサはアレクシスを励ますと、こういう傷を癒すにはアイスクリームがいるわと買いに出かける。でも実はアレクシスはケリーの方が情熱があった、と辞退したらしい。その代わりに舞台監督を任された、その方が向いてると言う。前はチアになりたがってたような気もするが、確かにアレクシスは裏方の方がいいかもね。

8話 地下に潜むヒーロー
アレクシスはアシュリーからペットのセオドア(ネズミ)を預かったと世話をしている。ネズミの寿命は2年くらいだが、セオドアは5歳。アシュリーは大層かわいがっているらしく、人に預けるのは初めてなのだと張り切っているアレクシス。ベケットにネズミなんか飼うか、変な奴とか言ってるキャッスルがベケットに今まで飼った珍ペットはと聞くと返事は「ユー」
公園で見つかった男の死体、射殺。財布やなんかは残っていてレナードと身元も判明、物取りの犯行の線は消える。レナードの胸ポケットには猛禽類らしき羽が入っている。地下鉄で働いていた独身男。キャッスルはハヤブサキラーだとか盛り上がってる。
レナードの家には怪しい物が一杯。ストーカー道具みたいなのがたくさんある。
職場では連休のレンと呼ばれ、電球交換が仕事。上司は12年の付き合いだが、こういう仕事に来る奴はたいてい人と話さない、レンの個人的な事は全く知らないと言う。唯一の友達がアーサー。アーサーはレンはヒーローなのだという。なんでも電球交換で感電するリスクを回避できる装置を作ったとかで、他の駅でも導入するように何度も上と掛け合っていた。しかしなんか、電源をみんな落とすだけって気が…。更に最近レンの提案で、白熱球から電球型蛍光灯に切り替わったのだとも。
その白熱電球の会社がレンを殺したに違いないと言うキャッスルだが、レンはその白熱球の在庫を横流ししていると密告していた。その犯人は上司のリヴェラでバレたら当然クビ。その上リヴェラは元海兵隊員で射撃の名手。りヴェラは10万ドル分もの電球をコスタリカで売り飛ばしていた。しかしそれがリヴェラのアリバイを証明する皮肉な結果に。その時間は電球をコスタリカに送る手配をしていた。
レンの部屋にあった集音マイクを買ったバイロンという男、警察に呼び出されてレンの名前が出ると馬鹿のくせにと罵り始める。この2人、野鳥マニアで近所の公園にアカオノスリ(猛禽類)がいるいないで揉めてる。レンはいないはずだといい、バイロンから道具を借りてバードウォッチングしていた。バイロンにもアリバイあり。
家ではセオドアが逃げてしまったとアレクシスが蒼白になって探していて、マーサがテーブルの上に避難している。キャッスルはセオドア目線で探してみようと言うが、見つからない。落ち込むアレクシス、きっと嫌われる親友を逃がした女って。マーサは今夜はザ・プラザに止まるから宿泊代よろしくと言っている。
キャッスルはレンがアカオノスリを見に来たのならカメラがなくてはおかしいと公園を捜索。木の上にひっかかってるのを発見。ここから事態は急変。レンのカメラには男の子が銃を突きつけられて誘拐されてる様子が映っていた。それでその男に殺された。
男の子の捜索願は出ていない。キャッスルは学校に欠席した児童を聞いてみたらと言うが、ライアンが担当して難航する。アレクシスとそう違わない子が誘拐されるなんてとショックなキャッスルだが、もう一度写真を見て男の子の足にサッカーでよくつく跡が残っていると発見。
あの曜日に公園を使うサッカークラブを調べるとHPの写真でタイラーという少年であるのがわかる。慌てて両親が駆け付ける。母親は清掃員の父親と別れて医者と再婚、タイラーは父親のところに行くはずだったと言う。だから通報しなかった。
父親のディーンは欠勤している、タイラーを誘拐したのはディーンかもしれないと言うが、キャッスルは実の子に銃を突きつけなくてもアイスに誘えばいいと。妻はディーンはポコノに山小屋を持っている事や、タイラーをとても愛している事を話す。しかし発見できず。
ディーンのカードがモーテルで使われたので言ってみるがディーンしかいない。ディーンは警察に喋ればタイラーが殺されると。ベケットは私たちを信じて欲しいと説得。ディーンは了承するが、今の両親が来て喧嘩になる。警部が場を収めていると犯人からタイラーの動画が送られてくる。タイラーはエースに餌をやって、と謎の言葉を口にしている。更にディーンにオフィスビルへ行くよう指示のメールが。ディーンは清掃員なのでそのビルの生体認識に登録されていて入る事が出来る。狙いはそれ。ベケットはディーンが行くのは危険だと言うがキャッスルは親を止めても無駄だと。その通り。
キャッスルはベケットとタイラーの居場所を探そうと動画を調べ、そしてディーンの言ったエースはACE、地下鉄の路線だと気が付き、タイラーはそのオフィスビルの下にいるとベケットと向かう。
犯人たちはディーンを使って金融会社に入る。顔を隠しておらず、用が済めばディーンを殺すだろう、しかし突入すればタイラーが巻き添えになるかもと、警部は選択をせまられる。地下にいるベケットとは連絡が取れない。
その頃タイラーを見つけたベケットたちはレンの装置を使って照明を落とし、タイラーを奪還。警部たちも地下にエレベーターが付く前に1階で犯人たちを確保。連係プレー成功だ。
上手くレンとタイラーの誘拐を絡めたなあ、なんか今シーズンは凄く面白いぞキャッスル。
タイラーは無事に父親と再会。いいシーン。
アレクシスは部屋中に仕掛けやチーズを置いたり一生懸命セオドアを探しているが、アシュリーの訪問に間にあわない。アレクシスは嫌われても仕方がない、と謝るがアシュリーは怒ってはいるけど嫌いにはならないよと。だってこの部屋の有様、僕の為にこんなにセオドアを探してくれたんだろう、君の方が大事だしとすっかりいい雰囲気になるがそこでマーサの悲鳴が聞こえ、キャッスルは「発見」と上を指す。

by hyakurin | 2012-06-07 03:19 | 海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

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