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デクスター~警察官は殺人鬼 S6 1話から3話

ネタバレあります。



いよいよデクスターシーズン6見始めました。ちょっとまとまってからまとめてちゃんと見ようと思ってたらもう前半戦放送しちゃったよ。とりあえずざっと3話まで感想を。

1話 信仰
突然暗い屋外でデクスターが刺され、自分で911に通報するという衝撃の出だし…と思いきややって来た救急隊員2名がデクスターの獲物でした。倒れた自分に近づいてきたところをあっさり捕獲しました。どうやらこの1年公私に渡り絶好調で過ごしていたようです。救急隊員たちは金目当ての臓器売買に関わっていたと。しかし都合よく狙いの2人が来るかとか色々思うが、まあそんなもんだよな。
デクスターは隣の部屋も手に入れぶち抜き、子供部屋も作って住んでいる。ジェイミーという若い女の子がシッターをやっているが、エンジェルの妹。随分と年齢差がある。ハリソンは2歳だけどもう幼稚園に行くとかでエンジェルの娘が通ったカトリック系のところを紹介してもらう。面接にデボラと行くがシスターに宗教を訊かれて何もない、と答えあまりいい印象もないしデクスターもいまいち気乗りがしない様子。デボラは呆れて兄貴が何を信じなくても勝手だけど、ハリソンの父親なんだよと言う。
ラゲルタは警部に昇進。本部長代理のマシューズと何やら怪しい雰囲気…と思ったら、マシューズをマイアミマダムの黒い手帳がどうたらと脅してその証拠と引き換えの昇進らしい。そしてエンジェルとは出世に不利だからか離婚している。
デクスターは高校の同窓会に出ると言ってデボラを不思議がらせている、高校なんてあたし以上に嫌っていたのにと。ジャネットという唯一デクスターに優しくしてくれたクラスメイト、彼氏に暴力を受けているっぽかったがその後そのジョーと結婚。しかし3年前に自殺したが状況がいかにも不自然。爪の間に血痕があるのがおかしい、殺した奴に違いないとデクスターは同窓会でジョーの血を手に入れようとしている。
その頃水辺で腹中で卵を孵すヘビを捕まえているオッサンと青年。オッサンが支配的。
高校時代は目立たない存在だったデクスターだが、リタの一件が広まった事で注目を集め、ジョーに近づこうにもいろんな人に声をかけられて上手くいかない。苛立つデクスターにハリーは、悲劇の男で見た目も職もいい、人気者だと。うんざりするデクスターだが楽しめという助言に従い、なんとかジョーと接触。指輪に棘を付けて握手で血を採るつもりがグータッチされて自分の血を取ってしまう。ジョーはトリシャという元プロムクイーンに目をつけてたり、ジャネットの事を悲しむ訳でもない。デクスターはMCハマーを知らず、ハマータイムが謎。
ラゲルタはエンジェルに自分の後任の警部補はあなただと断言。離婚後は友達に戻ると約束した、信頼できる人を後釜に据えたいと。エンジェルは現場が合うというが、昇進はまんざらでもない感じ。でもラゲルタはやっぱりエンジェルのためってより自分のためみたい。
デクスターはジョーに近づくためにアメフトを学ぶ。ルールすら知らず、ゲームに参加してもいいところなし。しかしハリーの助言でほぼ無意味に肘打ちして鼻血を採取に成功。
そこで事件が。道端の果物屋が血まみれで秤には人間の内臓のようなものが乗っている。死体はない。
ジョーから採取した血はジャネットの爪の物と一致。つうか捜査杜撰だなあ。
デクスターはエンジェルに魂の存在について質問。エンジェルは感じるものであって説明はできないと。まるで理にかなってないと思うデクスター。まあ、私も不可知論者ですから考え方はデクスターに近い。
エンジェルは妹と昇進祝いの席を設ける。話を受けるつもりになったようです。
デクスターは幼稚園に出向き、シスターに謝罪し自分はそう言う事を知らずに育ったが、息子には与えたいここに通わせたいと頼む。シスターは協力すると言ってくれる。
内臓の元が海から流れ着く。隠すつもりもなったらしく、内臓を取った腹部の縫い目は何か文字のように。クインはギリシャ文字のアルファとオメガを合わせた物だと。その時腹部がうごめき、糸を切ってみると中から小さなヘビが出てくる。うじゃうじゃとしてて思わずデボラも悲鳴。淡水ヘビなので自然に入りはしない。
また同窓会に行くデクスター。何日開催だろう。あのトリシャはデクスターに気があり、デクスターは言い寄られて教室でいたしてしまう。何をしてるんだ、と思うがトリシャの携帯をパクる。そしてジョーを呼び出して手術台へ。目覚めたジョーは離婚は高くつくから殺したと。デクスターは「ハンマータイムだ」と殴りつけて黙らせる。ギャグか。
クインはデボラと食事に行き、プロポーズをするつもりが言い出せずトイレに行く。その間に銃を持った男が乱入して乱射。デボラは応戦して取り押さえる。
ハリソン無事入園。
ヘビ男たちは「始まりだ」と。

2話 おとぎ話
ハリソンを寝かしつけているとき「パパの箱」と言われデクスターは見られたかと驚く。
ヘビ男の若い方はトラビスという名前。
クインはパンケーキを焼きながら起きてきたデボラに冷蔵庫を開けさせるとそこには指輪が。振り返ったデボラに膝まづくクインだが、デボラは冗談だろうと本気で信じられない様子。返事は考える時間が欲しいと言うがどう見ても温度差が。デボラはデクスターにこの事を話し、結婚なんて考えもしなかった、クインといるのは楽しいけど、でも断ったらもう終わりだ今のままがいいのにと嘆く。いやまあ、妙齢の男女が1年も同棲していたらそういう話が出てくる事は普通想定するような。してないって事はデボラは本気じゃないんだな。デクスターもクインがハリソンの叔父なんてとんでもないと思っている。
乱射男は店に首にされた腹いせだった。その場面はすっかり動画サイトで有名に。
殺された果物屋はリベラでサラス団というのと薬物絡みの関係が。ヘビは密告者の意味がある。リベラはブラザーサムの従業員だった。ブラザーサムは前科者の聖職者で今は車の修理工場を経営して、前科者など若者を雇ったり救う活動を。署に来たサムを見て、デクスターは殺し屋だろうと思う。サムは元強盗殺人犯なのでエンジェルたちも疑っている。
デボラはマシューズに呼ばれ、次の警部補は君だと言われる。驚くばかりのデボラ、エンジェルの仕事だと言うがマシューズは新しい風を求めていると言う。返事は明日。デボラはデクスターに相談に。今までずっと父さんを手本にしてきた、父さんだって警部補にはなっていないと。でもなりたい、凄くなりたいと。いつも父さんの気を引こうと必死だった、でもラゲルタにはなりたくない、ととにかく混乱中。それですっかりプロポーズの事は忘れていた。
トラビスは姉と会っている。全然会えない、と姉は帰ろうとしたトラビスを引き留める。
デクスターはわざと車をぶつけ、サムの工場へ持ち込む。サムは本当は死刑になるはずだったが審議中に判事が急死して審理無効になったと。いつも思うがアメリカの法律がわからん、なんで他の判事が引き継がないんだろう。
デボラはエンジェルに昇進の事を話す。エンジェルが認めないなら断る、と言うがエンジェルは祝福する。嬉しそうなデボラ。ラゲルタは私への当てつけなの、間違いは正すとエンジェルに。更にあんなケツの青い小娘が…と言いだしてエンジェルは怒る。自分の仕事じゃない、元々気が進まなかった。いつも代償を払うのは自分、デボラは君より良い刑事だと。まったくだね。
サムを尾行するデクスター、サムは誰かの家に入るが発砲音の後誰かをかついで連れ出し、車のトランクに入れる。そして自分の工場に戻る。様子を窺おうとデクスターは近づくが、犬に吠えられる。元々動物用の麻酔だと手にした注射を打とうとするが、サムが出てくる。デクスターは車にガレージのキーを忘れたんだ、遅いから電話しなかったと言い訳。サムはあっさり中に入れてくれる。そこにはデクスターの車に寄りかかる若い男が。ニックは殴る事ないだろうとサムに言うが、いきなり撃つからだろうとサムは叱る。ニックは犬を呼んで出て行く。ニックはサボったので様子を見に行ったらハイになっていたと。そこへトラックが来て、男が4人降りてくる。彼らはニックの元仲間で連れ戻しに来た。ニックやサムの前で男たちを殴るとサムに銃を突きつける。サムは無抵抗で神の教えを口にするが、そこでデクスターは身分証を出し、警察だぞと。男たちはへクターのようにならないように気をつけろ、と捨て台詞を吐いて帰る。ヘクターは抜けようとして殺されたらしい。
トラビスが姉といて約束を守らなかった事をオッサンに謝ると、オッサンは焼いた棒をお前の罪に苦しんでいると言いながらそれを自分の腕に押しつける。トラビスはうろたえて止めながら、もう姉には会わないと言う。
デボラが家に帰るとクインはまたキャンドルなんか灯して、盛り上げて返事を聞こうと待っていた。デボラは結婚は出来ない、今のままがいいと言うが関係を深めたいというクイン。しかしデボラはありえないという風に完全に拒絶。するとクインは帰るまでに出て行け、とデボラに言って出て行く。まあそりゃクインにしたらバカにされてると思って当然だよな。
マスカは助手にした金髪娘ことライアンとヘビを調べ、重金属が出てきたことなどから野生で、そいういう金属を扱っている工場の側にいたのではないかと捜査の手がかりを。
デボラの昇進に怒り狂ってたラゲルタだが、マシューズに新警部補お披露目の記者会見をやらされる。クインは唖然。
ヘクター殺しの男を手術台に乗せたデクスターはもう真の姿は決してハリソンに見せないと、血液入れてるのと同じ箱におもちゃを入れた物を用意して記憶を上書き。
トラビスたちはまた男を捕まえる。

3話 欲望と老い
結局デクスターのところに住み着いているデボラ。
ネイサンという男を捕まえたトラビスは「神に赦しを乞え」などと言っている。
海の傍で娼婦の死体。クインは金髪美人といちゃついて遅刻。エンジェルはデボラがいるのにと怒るが、クインはもう3日前に別れた、昇進のせいさとか言う。
遺体の歯が欠けていて、デクスターは歯を抜こうとしたのではないかと思う。デクスター少年憧れのシリアルキラーで80年代にオレゴンで活躍(?)した通称「歯の妖精」は15人もの娼婦を殺して、全員の側切歯を抜いて持ち去っている。仮にそうだとしても犯人はもう70代だろう、それがなぜマイアミに現れるというハリーだがデクスターは近くの老人ホームを当たって見る。マイアミで第二の人生かもと。
ラゲルタはデボラの仕事にいちいち口だし、私たちは仲間だと言うが。マスカはライアンにアイストラックキラーの証拠品を見せてやる、興味があるとか。特に義手なんか。
デボラの初捜査ミーティング、クインはヘビなどの情報を出すべきだと言うが、デボラは裁判で不利になると言う。捕まえなきゃ裁判も何もない、というクインを支持するラゲルタ。とっとと手筈を命じる。
トラビスはオッサンの言いなり。
デクスターは上手く情報を引き出した中でケニーという老人に目をつけ、近づく。その後車を取りに行ってサムに日曜日の礼拝に誘われる。ニックの洗礼式に立ち会って欲しいんだとも。デクスターは闇を克服したかに見えるサムに興味があるみたいですね。
デボラは早くも不満でいっぱい、デクスターに書類仕事だラゲルタだと喚き散らす。分かってた事だろうにと思ってたらデクスターも同じ事を。とりあえず数カ月やってみろ、駄目なら降格しろ、それまでは直感を信じろと言う。落ちついたデボラにクインの事を聞くと、クインの事は寂しいけど真剣じゃなかったと。クインが憐れでならん。ハリーはデボラには警部補は向いていないかもと危惧。デクスターはデボラなら乗り越えると。
ケニーは母親に虐待され、歯をなくした。ケニーはただのいやらしいジジイって感じの俗物です。デクスターは車であちこちの用を済ませるのを手伝ってやり、最後に貸倉庫に置いてくる。ケニーが去った後倉庫を調べ、歯をあっさり発見。やはりケニーが「歯の妖精」
クインはデボラの目の前でライアンにちょっかいかけたり、荷物はまとめてガレージの肥料の傍においてあるから取りに来いとかかなりまだ怒っている。
ケニーから帰りのバスを間違えたと電話があり、好都合とデクスターは迎えに行くが銃を突きつけられる。デクスターに買い物に行かせた時に車を漁り、警察関係者と知ったらしい。身元も。そこでデクスターは直したばかりの車をわざとフェンスに突っ込ませる。
ライアンを夕食、すなわちデートに誘って受け入れられたマスカは有頂天だが、ライアンは例の義手をバックに入れる。何が目的だ。
デボラは自分の代わりの要員にラゲルタが半分決めていた麻薬課のハーモンではなく、シカゴから来る殺人課歴10年のアンダーソンを選ぶ。好きにすればいいというラゲルタを怒らせてまで選んだアンダーソンは到着するなりデボラを小娘とバカにする、疲れてるんだから冗談はやめて本当の警部補のところへ案内しろと言うのにデボラはこっちだって覚悟を決めてアンタを呼んでんだよ、と啖呵を切る。アンダーソンは謝罪。
デクスターは手術台に乗せたケニーを刺し殺さず、顔を枕に押し付け自然死に見せかけ殺害。証拠の歯を海に捨て、これで彼の息子は知らないままだと。
そして町中に2頭の馬に乗せられたつぎはぎの死体が現れる。額にはあのヘビ殺人と同じマークが。

by hyakurin | 2012-05-31 17:09 | 海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

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