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クリミナル・マインド6 17話18話

ネタバレあり。

2回でエミリー・プレンティス退場のエビソードでした。

簡単に感想。



17話 過去からの暗殺者
引っ張ってきたエミリーの秘密がようやく明らかになっていきます。
前回ドイルと邂逅したエミリーのところへツィアと元上司のクライドという人がやってきて、電車内で会う。エミリーは自分だけで決着をつける、チームには話せないと。普通に心中に見せかける事件の捜査も入ります。無理心中に見せかけて殺されている。どの人も部屋のセキュリティがやたらと堅い。
リードは酷い頭痛が続いている事をエミリーに打ち明ける。心配されたくないから誰にも言わない。ガルシアはこの事件をなぜマスコミが取り上げないのかを探る。
家に行くと犯人たちと鉢合わせで銃撃戦に。相手はエミリーを知っている。一人撃つがまだ生きているのに仲間に始末される。わざわざ手首のタトゥーを打ちぬいて身元を調べられないように。被害者に徐々に接点が見つかる。
ガルシアは唯一記事をネットにアップしたのに削除した記者に接触。株主が脅されている。ガルシアは金の動きを追う事に。そうするとCWSというジュネーブの民間諜報機関が浮上、被害者たちを雇っていた。
エミリーはリードが復元したタトゥーを見てツィアに電話するがガルシアが来て話が出来ない。夢の話をして誤魔化す。
CWSと国家機密区分情報施設(通称SCIFスキッフ、NCISでは局長室をスキッフモードに改装していたが本来は独立した施設なんだと思う)でなければ話せないとか国家レベルになってきました。なぜ記事を抑えているのかを聞くとCWSは3人の雇い主は合衆国だと。そこでホッチが脅しをかけて情報を。3人はドイルを調べていた。ホッチは更に元インターポールのエミリー(初耳なんですけど)に情報を貰って来いと。エミリーはツィアたちに電話、その時モーガンに人を信じろ、少なくとも俺は信じていいと言われる。
被害者の家で写真発見、北朝鮮も絡んでくる。最近どのドラマも北朝鮮だな悪者。エミリーは知らなかったとクライドに文句を言うが知らなくていいとあしらわれ、ツィアにそこを出るように警告、エミリーの指示に従った彼女だが殺されてしまう。エミリーはショックで嘔吐、不審に思うモーガンから離れ一旦自宅へ。そこで金庫のネックレスをトイレに流し、何かを決心した様子。
CWSはドイルを北朝鮮の収容所に送った事で復讐されている、BAUを中心にドイルを包囲する。その説明の最中にそっと姿を消すエミリー。

18話 もう一人のプレンティス
重要な回ですが監督はリード役のマシューです。
エミリーはローレンとしてドイルに最初に接触したボストンに。エミリーの回想とか色々こんぐらがってるのがマシュー監督っぽい。
ドイルは元IRA。チームはエミリーからの資料を調べ、ローレンがCIAのスパイの一人であり、リードは依然エミリーが「ローレン・レイノルズは死んだ」と言い聞かせるように言っていたのを思い出す。ローレンはエミリーだと。ホッチが電話するが音は彼女のデスクから。銃やバッジ、みんな置いて行った。リードは家族だから守るのに、と悲しそうに呟く。
ロッシはドイルが家族も殺す、だからエミリーはチームから離れて守るしかなかったと。エミリーを探すためにホッチはいつも通り、ドイルが容疑者でエミリーが被害者としてプロファイリングを行うと言う。しかしまあエミリーがお嬢って設定はなんだったのかしら。それに元スパイが捜査官としてマスコミに映るような羽目になりそうな部署にいてよかったのかな。
国務省からテロの専門家が来ると言うがそれはJJで、ローレンが特別チームJTF‐12での名前であり、9.11後に対テロ対策としてCIAと西側機関の精鋭を集めたものでドイルは最後の調査対象だったエミリー以外はリーダーのSISのクライド以外既に殺されている。エミリーが選ばれたのはドイルのタイプだからで武器商人として潜入捜査をするために抜擢されたとの情報を。
エミリーはその頃、ドイルに捕まってる。その前に古い携帯に入っていたガルシアのメッセージで涙。
モーガンはロッシとエミリーの家を調べるが、とても怒っている。エミリーは危険を承知でチームに黙っていてそのせいで自分は撃たれた。ロッシはまた守るためだというがモーガンはエミリーはテロリストと寝ていて、打ち明けもせずに逃げたとまで言う。どのポイントで怒っているのかとロッシ。モーガンの気持ちは分かるが、言ってることそこそこ酷いよな。単純な。
ロッシはエミリー本人の本物のパスポートが残されているのを見つけ、逃げるつもりなら持って行くと。それでもまだ納得行かないモーガン、ロッシはトイレからネックレス発見。ネックレスにはギメルリング(2つ重ねると一つの指輪になるやつ、結婚指輪でよくでてくる)ドイルから贈られた物。行く先はボストンと判明。ロッシは戦うために行ったのだろうと。
クライドをボストンで拘束するが、何も喋らない。協力しないと破滅させるとホッチが言っても聞かない。エミリーはボストンでドイルを襲撃するが、失敗した様子が監視カメラにすべて映っている。クライドが密告者ではと疑う。捕まったエミリーに焼き鏝タトゥーをしたり、すぐには殺さない構えのドイル。
フェイヒーという男からエミリーの居場所を探ろうとして、シーヴァーはナルシストの扱いには慣れていると名乗り出るが、屋上にタバコを吸わせに行ったところで射殺されてしまう。一部始終を見させられるエミリー。
ロッシはそれでもシーヴァーに一番エミリーと親しくないから客観的に見られるだろうとプロファイリングを迫るとシーヴァーは、ドイルはそもそもなぜ家族を殺すのかと。
実はエミリーはドイルの息子の出デクランの死に関わっていて、それで念入りに復讐されている。なにせ母親になってくれとまで言ってるし。最後にデクランが死んだ場所に行きたいと言うエミリー。
密告者はクライドではなく、殺されたジェレミーだとわかる。クライドはホッチに捜査官の誓いを破ってでもドイルを殺し、エミリーを救えるか迫る。ホッチは捜査官である事は譲らないが、クライドは協力すると。クライドは息子の存在を知らなかった。ガルシアは息子が銃を突きつけられている写真から場所を割り出すが、その銃を持った内の一人がエミリーの手。
ドイルはエミリーをボコボコにしているが、エミリーは息子の最後の言葉は「死んだふりが上手いでしょ」だったと、その後飛行機に乗せて後は分からないと言う。エミリーはドイルから息子を解放したんですね…。本当に殺したのかと思ってしまった。ドイルに死んだと思わせていただけ。そしてエミリーはこれはすべて時間稼ぎだと。
その通りチームが到着するが、エミリーはドイルに折った木の棒で腹部を刺されてしまう。モーガンが駆け寄り、すべてはデクランのためだったんだろう誇りに思う、自慢の友達で自慢の相棒だと励ます。その間にドイル逃亡。
病院にて手術が終わるのを待つチームのところへJJがやってきて、手術に耐えられなかったと告げる。お礼も言っていないと手術室へ向かおうとしたリードを抱きとめるが、なにやら意味ありげな顔。それに気が付いたホッチを何やらお話。
エミリーのお葬式が執り行われる。
しかしパリにてJJは「3カ国分のパスポートと充分な金額の口座」を背中しか見えない女性に渡す。後姿だけどこれは普通にエミリーだよね。彼女はお礼を言って去って行く。ドイルが生きている以上、エミリーは今度はエミリー・プレンティスを殺すしかなかったわけですね。お葬式をどうやって死体なしでやり遂げたのかは謎のままですが。
これでエミリー当分退場。なんだかエライ壮大な話でした。エミリーの過去が凄すぎる。そして死んだと思っているメンバーが気の毒だが、なんとなく分かってそうだよな。これでドイルを始末すれば戻れる体での退場か。今回出てきたJJといい、スピンオフのために大変だった。まあ結果はみなさんご存知の通り、スピンオフはシーズン1で打ち切りで、結局元通りになるわけです。ただし、また今向こうでやってるシーズンでは状況が変わってるんですけどね。

by hyakurin | 2012-05-26 16:52 | 海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

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