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HAWAII FIVE-O 11話

ネタバレあります。




スティーヴはチンと魚とりした後で彼に例の工具箱の中身を見せます。チンは事件番号らしきものがあるのを見て、調べてみると。
…ふーん、ダニーじゃなくてチンなのね。まあ彼はお父さんにも親しかったし、裏から色々手も回せるけどさ。ダニーには見せなかったよね、中身。というかチンに相談も今更だし、結局人を信用しないのかなって。しかも日本のやくざだの不吉なワードが出てきたよ。また勘違い日本を見せられるのは嫌だなあ。

事件はハネムーン中の妻・エリカが森の中をさ迷っているのを発見される。彼女は記憶が曖昧で、夫のジェイクも行方がわからない。ダニーは何を聞いてもはかばかしい返事のないエリカの尋問を早々に終わらせるが、スティーヴは話させないとと不満そう。ダニーは刑事としての経験から引き上げたんだと言うんだけど。
そこへジェイクの母親が乗り込んでくる。エリカは息子と金目当てで結婚した、犯人はエリカに決まっていると息巻いている。それを見てダニーは「義母ってやつは…」と。どうやらレイチェルの母親とは仲が悪かった様子。
しかし義母が疑うのもわけない、ジェイクは会社経営者でそこへ短期入社したエリカとスピード婚、おまけにエリカには10万ドルもの借金が。ジェイクの写真を見て「見た目で結婚したんじゃないな」と言い放つダニー、酷いだろー。
エリカは自分が疑われているのにショックを隠せない。
しかし彼らの部屋をよく調べるとアセトンガスを使った形跡があり、ジェイクが死体で見つかる(これなんですぐ見つからなかったの…?)エリカの記憶障害はアセトンガスのせい。
更に検視官マックスはいろんな事件に詳しく、同じ手口で何件も新婚カップルが犠牲になっていていると。いきなり連続殺人事件になりました。

エリカに夫の死を告げる場面。ダニーがためらっているとスティーヴが俺が言うと。それに素直に感謝するダニー、その後車内で「警察学校を出てすぐ、母親に子供の死を告げるのが仕事だった。辛かった」と。そしてそれには慣れる事はできないし、慣れるとしたら辞める時だと。ダニーは優しいからなあ、辛いんでしょうね。でもこうやってスティーヴに弱みを見せるのは珍しい気が。
それを聞いてスティーヴも、自分が16歳の時に母が夕食に戻らなかった、やがて警官が一人訪ねて来た時すべてを悟った、父は警官に同情していたが自分がその立場になってようやくわかったよと、こちらも珍しくしんみり。お母さんは飲酒運転の車で事故死だそうです。
静かな車内、気を使ったのかスティーヴが「ラジオ?」と言ってつけるのですが、ここで流れてきたのが「セクシーアイズ」
ああまさかこのシーンがこんなマジなシーンの後だと思わなかったー。ダニーは10秒くらいして「マジかよ、チャンネル変えないのか」と騒ぎ出す。スティーヴが別にいいじゃん、とか言うと「こんな酷い音楽を聴いていたらまともな人間も殺意が湧いてくる」とスーパー罵倒。いやそりゃそうだけど、ダニーの嫌いようとスティーヴがそれでもしれっと聴き続けるのはもうわざとだなとか。とても面白い。

ジェイクが死ぬ前に電話をかけていたホテルに捜査に行く2人。部屋には人がおらず、当然鍵もかかっている。スティーヴに俺たちには開ける権限はない、でも中から「助けて~」とか聞こえてきたら別だけど、と言うダニー。つまり適当に理由つけて中に入っちゃえと言ってるわけですが、それを聞いたスティーヴ、なんのためらいもなくドアを蹴り破る。
ダニーはもう、超怒る。このケダモノが、すぐそこで鍵を借りればいいだろうと、経費で修理するんだぞと。スティーヴは「え、何が悪いの」って顔だけどおい。どんだけ野獣だよお前、と言うかいい加減今自分がいる場所が戦場でなくてハワイって気がつけ。
で、そこは義母が雇った探偵の部屋。ジェイクとエリカを監視してたらジェイクにバレた、エリカは金目当てには見えなかったと言う。
事情を知らない探偵は最初、何も話さないブチ込みたけりゃやれ。と言ってスティーヴが待ってましたとばかりに例の台詞を言おうとするんだけどすかさずダニーに「やめろ」と言われ、ちょっとがっがり。というか最近言わないよね、アレ。
更に森でエリカが監視されていた小屋も見つかり、中からは拘束具だのモルヒネだのが見つかる。

そしてコノが探偵の撮った写真を調べたりして、マティンスキーと言う男が浮かぶ。更にモルヒネはクルーズ船から盗まれていて、マティンスキーはその船に。
しかも今までの事件はすべてクルーズ船が入港した場所であり、マティンスキーは結婚直前で逃げられた女性が死んだ事件に関わっている可能性がある。
そこでそのクルーズ船の出航を止め、2人は乗り込む事になるが。スティーヴは観光客のフリをするのにレイを買って、ダニーに渡そうとするがダニーは断固拒否。でも相手は危ない相手だぞ、警戒されたらまずいと説得され渋々レイ首にを。更にネクタイも外すように言われて憮然。しかも船で微妙に浮いてたし。
で、マティンスキーは結局窓から海に飛び込んで逃走。残された荷物から次のターゲットを見つけ、そのホテルへ行くとちょうどマティンスキーがクリスティンという女性をさらって車で出て行くところ。ダニーが目ざとく見つけました。
そこからカーチェイスが始まるんだけど、ダニーが吐くとか騒いでて面白い。

追い詰められたマティンスキーはクリスティンにナイフを突きつけながら崖っぷちに。ダニーは「気持ちはわかるよ。愛する人に去られるのは辛いよな」とマティンスキーを説得しようとするのですが、スティーヴはそんなのわかりません、わかっててもまどろっこしいのは嫌いです(つうか、スティーヴって物凄い短気なだけなんじゃ…)
ダニーにあんな変態と通じ合ってどうする、だの相手が退屈するまで話すつもりかだの。ダニーは俺は訓練を受けてるんだ、とか相手に聞こえるだろうとか言うのですがお構いなし。ダニーも、こいつは人とのコミュニケーションは撃つ事だけなんだとか、聞かなくていいとか言うのですが、そこでスティーヴ、マティンスキー撃っちゃうし。
いや結局そうなるのかも知れないよ、でもダニーの方が警官として正しいよね。その方が人質も無駄に危機に晒されないし。スティーヴははちゃめちゃ過ぎるでしょ。なんかまともな刑事であるダニーが軽く見られているようでちょっと不愉快。
マティンスキーは肩を撃たれ、クリスティンを放してしまい、そのまま崖へダイブ。

スティーヴはエリカと話すようにと義母を呼び、オフィスに2人にします。もう家族なんだからと。
そこへチンから驚愕の情報が。事件番号のファイルはなくなっていたが、それはスティーヴの母の事件の物で、お母さんは事故死ではなかった。お父さんはそれを捜査していたと。
うーんまあ、微妙にそれはどうでもいいかな…。今回みたいな事件の方が面白いと思うけど、そもそも今回ファイブオーが扱うような事件だったのかは疑問。というかファイブオーの仕事もいまだによくわからないけどね。
来週はチンが大変な事に。またもやスティーヴ大暴れの予感がしますね。

by hyakurin | 2011-08-05 18:17 | 海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

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