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キャッスル~ミステリー作家は事件がお好き S2 #4

ネタバレあり。




キャッスルちょっとかわいそうだなあ、とか思ってたらすっかり感想書くのを忘れてました。
かわいそうと言うのはアレクシスにキレられた事ね。つーかそりゃ年頃の娘の親としては、娘が何の断りもなく突然バイオリンの教師を女性からイケメンに変えたら心配だよねえ。嘘発見機はともかく、素性や素行を学校に確認するくらい親として当然と言うか、キャッスルが珍しく親らしい事をしただけなのに、アレクシスもあんなに怒らなくてもと。キャッスルのへこみ方がホントにしょんぼりだったからなんかかわいそうで。
アレクシスとしては自分が選んだ先生を信頼しない=自分を父親が信頼しない、なんだろうけどね。でもね、大人に言わせたらそれは≠なんだよね。
キャッスルってそういうとこ不器用だよね。でもそういうとこがなんかかわいい。
仲直りの仕方もよいなあ。怒っても基本的にアレクシスは父親大好きなのが分かる。大好きな父親に信頼されてないって思ったのもあれだけキレた要因かな。

さて事件は自称北極探検家が子供たちに画像ありで北極からこんにちはしてたら、何者かに撃ち殺されましたと。で、北極にいたわけじゃなく、ニューヨークの一室でテント張って偽物の雪降らしてただけの詐欺師と分かる。
他にも詐欺は色々やってていくら調べても本名さえもわからない。なかなか凄腕。ちなみに北極詐欺は先生も一枚噛んでた。企画が始まってから気がついた、確かに詐欺だが子供達は学んでたと。ご丁寧に子供達の手紙に返事まで書いているのを疑問に思うキャッスル。

ところでキャッスルはベケットに発売前の新刊(ハードカバーでさえなかったからホントに試し刷りをわざわざ渡したんだろうな)を読んでどう思ったかを聞きたいのだけど、ベケットは忙しいからまだとつれない。おまけに仕事も早めに切り上げてさっさと帰ってしまう。キャッスルはデートかなと気にしてるが、実は彼女が早く帰ったのはゆっくり風呂に入りながら貰った新刊を楽しむためだった。ベケットのデートってキャッスルの新刊とですか。ファンの鏡。

捜査して行くと、スティーブンと言う名前で大富豪の娘・エリースと結婚寸前だったと分かる。スティーブンを引き合わせたスーを始め家族はスティーブンが詐欺師とは知らなかったと言う。
しかしキャッスルは父親が調べてない訳がない、とライアンたちに父親の所持している銃を調べさせる。殺しに使われた物と同じ口径と分かり、もう一度話を聞きに行くとあっさり探偵を雇って事実を知っていると言う。ただし銃は使われてないし、スティーブンとは婚前契約で資産はびた一文もらえない事にするはずだったと。エリースに本気で惚れて、足を洗うつもりだったのを信じた、子供達に返事を書いたのも嘘がバレてがっかりさせないためだったと言う。ベケットはまだ信じてない。
その探偵の写真を見ると、学校の先生と会ってるスティーブンの背後にエリースが映っていた。エリースは事情を知ってるはずと再び家を訪ねると、スーと一緒にエリースはスティーブンはCIAだった、捜査の為にインターナショナルスクールの先生に近付いたんだと言い出す。
そして彼は生きてると携帯のメッセージを聞かせて来る。訳がわからなくなる2人。

CIAなんてばっかばかしい、と言わんばかりのベケットに、ホントにCIAかも知れないとキャッスルは1ドル賭け、知り合いのCIAに電話して暗号で伝言する。顔が広いね。
署に戻りベケットに「CIAのグレイは凄い、連続殺人鬼より怖い、スプーンで人が殺せる」と熱弁。そうしたら「アイスクリーム・スクーパーだよ」いつの間にか背後に、一見何の変哲もない男が一人。そして彼は新刊はいいね、ラブシーンが濃厚だったなどと言う。どこで手に入れたとキャッスル、誰とラブシーンよまさかあなたとそっちが気になるベケット。ニッキーとホットな関係になるのはハンサム事件記者だそうです。
で、グレイは彼はCIAではないと言ってまたいつの間にか姿を消す。なんだか凄いんだか面白いんだかよく分からなかったけど、また出て来て欲しいなあ。

そんな事してる間にエリースがインドネシア行の便のチケットを買ったのが分かる。インドネシアは引き渡し条約がないと慌てるが、他にもスティーブンの色んな偽名で色んなところのチケットが買われる。焦るみんなにベケットはエリースを見張ればいいと。
そこで彼女の家に行くがすでにいなくなった後。そこでようやくスーがスティーブンの一味と分かる。

スーに言われてエリースはスティーブンとしばらく海外へ行くために100万ドル引き出す。これは私がスティーブンに渡すわとスーはエリースと別れ、車に乗り込むがアタッシュケースの中は新聞。キャッスルたちがすでに包囲していた。エリースの銀行に連絡して一芝居打ったんですね。
スーの車のパソコンを調べると合成したスティーブンの声が。これで生きてるフリを装ったわけね。悄然とするエリースにベケットはスティーブンがあなたを愛してたのは本当よ、だから詐欺師を辞めようとして相棒のスーに殺されたのだと伝える。

キャッスルが帰った後、ベケットはトイレで新刊を読もうとする。どうでもいいがなんて無防備なトイレなんだすぐ覗き込めるじゃん、と思ったらキャッスルがひょっと覗き込んで来てベケットも私もびっくり。つかホントに用足しだったらどうするつもりなんだよ。
キャッスルは「ラブシーンは105ページだよ」と言って今度こそ帰って行く。ベケットは読んで口をあんぐり。一体どんなラブシーンなんざんしょ。
どうでもいいがキャッスルって日本の作家で例えたら誰が近いかな、と思ってたんだけどまでは東野圭吾とかかなって思ったけど、今回で菊地秀行かなとか思った。なんとなくですがね。

家に帰ってキャッスルはちゃんとアレクシスに謝って仲直り。ほのぼの。
ところでここまで打って今更、エリースと婚約した時の名前がスティーブンじゃない気がしてきたが、もう確認しない。

by hyakurin | 2011-04-30 18:23 | 海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

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