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FRINGE/フリンジ S2 #21と22

ネタバレあります。




いよいよFRINGEシーズン2も最後です。ラスト2話は「帰還 Part1」と「帰還Part2」になってます。
もう適当に感想です。というかただの突っ込みです。突っ込むところが多すぎます。

向こうの世界のフリンジチームがとある建物に出動します。向こうのオリビア(以下ボリビアと表記)は茶髪おかっぱでイメージがまるで違う感じ。似合っててかわいいです。チャーリーも体内に昆虫かなんか飼ってるけど生きてるし。ボリビアには彼氏もいて充実してるようです。
オープニングのタイトルバックが赤だと向こうの世界の話なんだそうです。今回は2回とも赤いです。
そのフリンジチームを見ているこちら側のウォルターとオリビア…。

話は少し戻って前回、ピーターはあちらの父親(以下長官)と行ってしまいます。なんか来るのは大層なのに、帰るのは随分簡単ですなあ。長官には「もうこっちには戻って来られない」と言われても自分の意思で。しょぼくれるウォルターをやっぱりかわいそうと思ってしまう(本当はかわいそうじゃないんだけどね)
オリビアも失意の表情でバーで飲んだくれてますがそこへ監視人が1枚の紙を置いていきます。そこには意味ありけな装置と人の絵が。とその時ウォルターが焦って混乱して電話してきます。監視人に言われた事を思い出したと言うのです。
オリビアが訪ねるとウォルターはピーターをこっちに連れて来た時から数年経った時「向こうへピーターを返してはいけない」と言われたそうです。そうしないとピーターはこちらの世界に終わりをもたらすのだと。絵はまさにそれを現してるのだとか。オリビアはピーターにそんな事させられない、連れ戻さなくてはと。これを見せて説明すれば分かってくれると。
うーんでも、確か前にニーナもどちらかの世界しか残れないって言ってたですね。でもピーターにしたら元々向こうの人間って分かって、どちらか選択するなら何もこっちでなくてもいいわけですよね。なんかオリビアはこっち選んで当たり前みたいに思ってるけど。
でも張り切るオリビアは向こうに行かせろとニーナに迫ります。オリビアは無事に行けるけど、ベルみたいに行き来してると身体が再結合出来なくなるとか。だからベルは戻ってこないらしい。で、オリビアは一人じゃ行けないというのですが、コーテキシファンを子供の頃投与されてオリビアのように能力を開花させた人が5人ほどいて(ブロイルズとニーナがやってたらしい)その人たちと一緒なら向こうに行けるとか。
なんかいよいよ、ファンタスティック4と言うかHEROESと言うか幻魔大戦(ふるっ)な世界だなあ。装置とかなしで念じればいいらしい。この辺、単に予算でそうなったんじゃないのって勘ぐってしまいます(ちなみに最終話の製作費が足りずケンタッキーフライドチキンがそこだけスポンサーなので途中食べるシーンがあったりします)
しかも、その人たち結局使い捨てだし…。
で、なんやかんやでオリビアとウォルターと男女一人ずつは生きて向こうの世界へ。ベルとセントラルパークで会う約束を一応したのですが、IDがないのでバスにも乗れずひたすら歩いて行きます。しかもついた途端フリンジチームと勝ち合わせ。裏切られたと思ってみんなバラバラ。男女は死に、ウォルターは撃たれて、オリビアは自分の家へ。

ピーターは3日後目覚めます。そこにはこっちの世界では自殺してしまったお母さんが。再会出来てよかったなあと。だってこのお母さんがある意味一番の被害者ですよね。何もしてないのに息子は奪われるし。しばらく親子の会話をした後ピーターは長官のところへ。そこでボリビアとも顔合わせ。ピーターってば君の方がいい、なんて言っちゃってるし。
そこへ行くまでに至るところが空間の歪みなどで隔離されているのを知るピーター。ウォルターは世界を繋げたせいで長官方の世界は甚大な被害を受けたと。物理の法則さえまともじゃない。そしてそれを正すのをピーターに手伝って欲しいと言います。その装置はもうあって、ただ動かないパーツがあるからそれを見て欲しいと。了承するピーター。

オリビアがボリビアの充実ライフを眺めているとそこへベルが。裏切った訳じゃない、ウォルターが危険だから私を信じてついて来て欲しいと。その頃ウォルターは病院にいるのですが、長官だと思われて連絡が。フリンジチームを向かわせる長官。間一髪でオリビアがウォルターを連れ出しベルと逃げます。ウォルターは脳を切り取られた事とあちらの世界の技術でもうけている事、シェイプシフターを開発したりした事でベルに対してかなり怒っているようす。ベルは長官に近づくためだったというのですが。あちらの世界ではベルは若くして死んでおり、長官とは出会ってないのだとか。
こちらへ帰るのにオリビアが扉を開けてもそれを支える人がいないというウォルターですが、ベルはそれはなんとかなる、とりあえず扉止めを作ろうと。オリビアはピーターを探しにで別れる事に。
ラボに向かう途中(ちなみにボストンはほぼ全域が隔離地域)ウォルターは自分のした事に直面します。

長官に言われ、ピーターを部屋に案内したボリビアは自宅へ。そこへ待ち伏せていたオリビア。ピーターの居場所を教えてと。そこでボリビアの世界ではお母さんは生きているけどエラは出産時に死んでしまった事などを知る。結局格闘の末オリビアが勝ち、身なりをボリビアに変えてそこへ来たチャーリーとピーターの元へ。本当はラボで電力が使われたのを確かめに行くところだったのですが。
ピーターの目の前でチャーリーを殴ってオリビアはピーターに事情を説明。ピーターも装置が自分でないと動かせないのは察しがついていたようです。長官に騙されたと思ったらしいピーターですが(でもなあ、だから別にどっちを優先するかは善悪じゃないような…)オリビアにあなたはこっちにいちゃいけない、と言われてもでもあっちの人間でもないと。オリビアは帰って欲しいのはあなたが私の大事な人だから、と言ってキス…。
ここでオリビアそれホントかよ、方便じゃなくて?とか思ってしまう私は心がけがれているのでしょうか。
確かにちょっと好きみたいな感じはしてたけど、この状況でそれ言われてもなあって。でもピーターはオリビアと一緒に戻る事に。ああ、お母さんがかわいそうだ。結局再会した息子とまたすぐお別れだ。

ベルとウォルターは扉止めを。しかしエネルギーはと言うとそれはベル自身がそうなると。少しの刺激でももうベルは自分の姿を保っていられません。その時に出る核爆発並みのエネルギーを利用すればいいと。ここでウォルター(と視聴者)はベルがすべて善意でした事を理解します。脳を切り取ったのも自分の知識を恐れたウォルターが自ら望んだ事なのだと。
フリンジチームが到着して銃撃戦に。ベルが作った凄い銃とかで応戦しますが、なんとこの爆発騒ぎのどさくさでボリビアとオリビアが入れ替わってしまいます。
…、あのー、まずオリビアが向こうの世界への扉を開かないといけないんですよねえ。でもボリビアの世界では長官とベルは出会ってないからコーテキシファン実験とかされてないよねボリビアは。だから入れ替わってしまったらそもそも扉、開けなくないですかね?

なんて疑問を意に介さずウォルターとピーターとボリビアは無事にこっちに帰って来ます。
ボリビアはさっそく、例のタイプライターで向こうと連絡を。首筋にタトゥーとかあったり。向こうではオリビアが囚われの身に。
ピーターはウォルターを許したわけじゃないし、理解もできないときっぱり言う。でも自分を助けるために2度も世界を行き来した事には感謝すると。それだけでも大喜びのウォルターは健気なんだがな…。
あっちの世界の惨状を見ちゃうとやっぱり元凶のウォルターが悪いんじゃないのかとか、だから長官が自分の世界を守るためにこっちを滅ぼそうとしてもそれは長官にしたら悪い事じゃないよなあとか。
ボリビアとオリビアの入れ替わりとかなんか面倒を抱えつつシーズン3へですね。
しかしなんであの装置、ピーターでないと起動できないようにしたんだろう。それとも長官が作った物ではなくて例のオブジェクト的なものでそれは変えられないのかなあ。
いろんな疑問や謎を持ったまま、また1年を待つの長いなあ。

by hyakurin | 2010-12-10 17:53 | 海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

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