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神保町花月 「ディグ!」初日行ってきました

ネタバレありです。


ネタバレに注意してください。


というわけで初日行ってまいりました。一応行くのは今日だけの予定なので気合を入れて。
入ってもらったパンフを見ていたら石橋さんの役名が「ポテロン・ディアス」
ファンとしては不安と期待がよぎります。

では簡単にあらすじと感想を。
鹿取(森本)と宮田(金成)岡崎(硲)の3人は1999年卒業の記念に近所の空き地にタイムカプセルを埋める事にした。鹿取は土建会社の親(両親とも事故死)の跡を継ぐためその工作機械を使ってやたらと深い穴を掘る。宮田は鹿取は成績が良く国立大にも行けるだろうにと言うが、鹿取は親の「会社を頼む」との遺言なので従う事に。その宮田は東京へ役者を目指して上京、10年は死ぬ気で頑張ると言う。そこへ遅れて岡崎が現れる。岡崎は卒業式の今日になってもまだ進路が決まらず、さっきまで進路相談を受けていたが先生を殴ってきたと言う。
何はともあれ、それぞれ袋に入れた物をプラスチックケースに入れて埋める。何を入れたかは10年後掘り返した時のお楽しみという事にしてついでに記念撮影をして、岡崎はさすがに最後に先生を殴ったのはまずかった、とケジメをつけに。宮田も去り、最後に鹿取が残る…。
そして10年後、鹿取と宮田は再会する。宮田は役者として中々芽の出ない毎日。鹿取は近況を聞かれても言葉を濁す。鹿取は岡崎に連絡をつけようとしたが実家も売家になっており、ここにも現れなかった。とりあえず2人で掘り出しに行く事にするが空き地には建物が建っていた。
近寄ってみるとなんだかボロボロではあるが営業中にはなっているので入って見ることに。そこは飲み屋らしく常連客の柏木(宮地)がカウンターで飲んでいた。呼ばれて出てきたママは小野(大川)でオカマ。そうここはオカマバー「ポテロング」だった。他にも従業員にポテロン・ディアス(石橋)がいた。
ボロボロなのは車が突っ込む事故があったかららしい、床などベニヤ板。
宮田はタイムカプセルは諦めるしかないと言うが、鹿取はどうしても諦めたくないと言い張る。そしてこの店のソファの裏の辺りが埋めた地点である事は間違いない、こうなったらここに勤めて隙を見て掘り出そうと宮田を役のつもりでやれと言葉巧みに説得する。2人は面接試験を受ける事にする。
その頃岡崎はヤクザとして舎弟の銀二(尾形)とホームレスを追い払っていた。所属する加藤組(組長・増田)は市長の目黒(シューレスジョー)と繋がっており、市長は理想の町にするためホームレスなど目障りな者を加藤組を使って排除していた。そしてオカマも目障りだとポテロングの立ち退きも画策していた。車を突っ込ませたがそれ以来警察の目が厳しくなったので別の手段をとることにする。
宮田と鹿取は面接試験を受けるためにオカマの姿に。鹿取はかなり綺麗だが宮田は中国の卓球選手のようでイマイチ。だが面接試験の結果受かったのは宮田だけ。ママ曰く店名にロングが入っているので背が高くないと駄目らしい。そこへ背の低いもう一人の従業員ポテ野明美(入江)が入ってきてもめるが、明美は入店以来失敗しては殴られるので背が縮んだだけらしい。
とりあえず秘策を思いついたので宮田だけでも勤めてくれと鹿取は去ってしまう。源氏名はポテチとなり、宮田は働き出す。隙を見て穴も掘っていた。
この町出身の有名ミュージシャンのハヤト(向井)が突然来店する。なんとポテロンの息子らしい。ハヤトは最低親父のバラードなどのヒット曲があり、今日はその最低親父との対談をするために帰ってきた。その場に居合わせた柏木は妻を亡くした後、ポテロンは必死に働いてお前を育てたのにあんな歌を出すとは最低だ、と激怒するがハヤトは父親がオカマのせいで俺は苛められたと相手にしない。そしてポテロンは対談に応じるのだった。ママは親子には他人にはわからない絆があると言うが…。
1週間が経ち、鹿取が再び現れた。資格をクリアするために韓国で頭にシリコン注射をするという荒業を見せ、認められる。源氏名はポテの海。
そこへ岡崎と銀二が現れた。店の立ち退きを再び求め、断られると数週間後に嵐が来ますよ、と不気味な台詞を言う。宮田と鹿取がオカマになっているのにびっくりしたようだったが2人に責められると鹿取の事を「前科者」と罵り、鹿取が結婚詐欺で服役していた事を明かす。
岡崎が去った後、事情を皆に説明する鹿取。親の跡を継いで土建会社をやっていたが倒産してしまった。でも自分を信じて付いて来てくれた社員にせめて最後の給料を渡したくてしてしまった犯行だった。責めるポテロンたちだったがママは許すと言う。ママもかつて宝石店に勤めている時好きな男に頼まれて窃盗の手引きをしてしまい捕まった過去があるからだと言う。ポテロンたちも鹿取に謝る。
そして鹿取はなぜ自分がタイムカプセルに拘るのかを宮田にだけ告白する。両親が死んだ時親戚達に財産を取られそうになり、せめて形見の宝石類だけは渡したくなくてカプセルに入れたのだと言う。かなりの金額になる事は間違いなく、それで再出発したかったのだと。宮田はそれを聞いてなんとしてもカプセルを見つけようと言う。
数週間が過ぎ最初の給料日。鹿取はすっかり稼ぎ頭になっていた。しかしそこへ市長と加藤組が現れる。銀行に圧力をかけ、店の借金2000万を3日以内に返さなければ法的手段に訴えると言う。そうされたくなければ町を出て行け、と言われママは了承する。
店の外にいたハヤトに話しかける岡崎。ポテロンたちの状況を教え、親や友達は大切にしろと言って去る。
それからなんとかみんなでお金を作ろうと柏木たちも奮闘するが結局600万ほどしか作れなかった。そこへハヤトが現れ、チンピラみたいな人に事情は聞いたとポテロンに800万円渡す。公園でチャリティーコンサートを開いて稼いだらしい。
しかしそこへ加藤組が現れる。市長はいないが話はつけるとママにサインを迫る。その時鹿取がタイムカプセルの事を話す。加藤組は信じないが店の皆は信じるといい穴を掘る。出てきたカプセルには本当に宝石が入っており、ママの見立てでは2000万円ほどにはなるという。これで借金は返せると喜ぶが岡崎がナイフを取り出し、鹿取をその宝石を持って出て行けと脅す。拒否する鹿取を刺そうとするが宮田が止める。宮田には岡崎がハヤトに話してくれた事や本当は宮田にその宝石でやり直して欲しいと思っている事などを指摘する。それでも岡崎はナイフを振りかざすがママがかつて岡崎がカプセルに入れた手紙を読み上げる。それは友達に対する思い…。それを聞いてついにナイフを落とす岡崎。だが組長にやられそうになる。
その時柏木が来て、テレビをつけて見ろと言う。ニュースでは市長が暴力団との繋がりを暴かれて辞職した事、副市長が代わりにその座に付く事になったと告げていた。その副市長はなんと柏木。それでも抵抗する組長のナイフを持った姿を写メをとり、引き上げなければ警察に送ると脅す。さらに家宅捜索の予定があると告げると組長達は引き上げる。
岡崎も俺だけ罪を逃れられない、出頭すると言う。宮田ももう一度役者を目指すと言い鹿取だけが性に合うと店に残る事に。岡崎が出所するのをいつまでも待っていると誓い合い、宮田がカプセルに入れたカメラで写真を撮って再び3人は別の道を歩む事になったのだった。


面白かったですよー。とにかく楽しい舞台でした。演出もよかったです。難しい事は考えずに楽しめる、んだけど話もしっかりしてるし、みなさんの演技もよかったしいっぱい笑えました。
特にポテロンが出てきた時の衝撃たるや。最初はファンとしてはああイロモノ役かあって正直思ったんですが、ポテロンはただのイロモノじゃありませんでした。息子とのシーンはかなりよかった。それと明美と一緒にさくらんぼの替え歌を歌ったところではめっちゃ笑いましたし、凄い頑張ってるなあって思いました。格好はノースリのワンピにファーを巻いてました。化粧はしてるけどカツラはなし。対照的に硲さんは最後までびしっと決まったヤクザさんでかなりカッコよかったです。2人とも良い役もらってるなあと。まったく意味は別だけど。
他にも金成さんの下ネタオリソン(オリジナルソングの事)やとにかくみなさんの持ちネタも満載で面白かった。最後ポテロンと明美が柏木にキスするんだけど(ほっぺだけど本当にやってました)その後凄い突き飛ばされててこれ毎日だと大変そうだと思いました。宮地さんパワーあるから。
そして何より森本さんの女装綺麗。特に足が綺麗。オカマグループはみんな仕草とか頑張ってましたよ(大川さんは普通だったけど)
きっとアドリブとかも盛り込まれて行くだろうしもう1回くらい行きたかったなあ。凄く楽しかったです。

by hyakurin | 2009-06-10 03:32 | お笑い・落語 | Trackback

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