タグ:神保町花月 ( 61 ) タグの人気記事

ザ・プラン9新春公演「虹色の風が僕らをお喋りにさせる」(神保町花月)

帰りに乗った京急がイエローハッピートレインだったんですよ、それはどうでもいいが東京公演千秋楽に行ってきました。実は日曜日に2公演見るつもりだったんですが、風邪ひいて寝てたら風邪は治ったけど寝てる内に腰痛が出て来てしまい、朝起きたら足をあげるのも一苦労。その後、座ってる以外はまあまあよくなったんだけど、神保町の硬い椅子には耐えれても2時間以内だなと判断し千秋楽のみに。

なのでまあ、まともなレポとか感想は他へお譲りして、私は自分の為に見に行ったよってだけの覚書をしたいと思います。
役名とかはまったく覚えてないんで書きません。




久しぶりの(まだちゃんと東京でもよそで場所借りてた頃、ピストルのヤツ)覚王山の作・演出と言う事で、いかにも覚王山な公演でした。タイトルからしてね。演出はずっと暗転が多いと個人的には嫌がっていたのですが、今回はそこに弾き語りが現れると言う中々良い感じ。それだけでもずっと見やすかったです。トイレのうんにゃらとかも流れなかったし(いまだにあれはトラウマ)
内容も、ラーメン屋を再建させるために高額の薬の治験に参加する店主一同、みたいな。客演も多いけどまあプランメンバーも目立ってはいたかな。ただホントに芝居で笑いは少な目かも。
で、その地検は24時間隔絶された空間にメンバー6人が閉じ込められる、視力が向上する目薬だが治験なので危険もある。今まで脱落しないで最後までやり遂げたチームなし、という私なら絶対に(久馬さんでもおそらく)惨劇しか起こらないような舞台設定ですが、そこは覚王山なので。
完膚なきまでにいい話でしたとも。人情話ありの、親子の確執、男女の諍いさまざまあっても最後は本当に完璧に良い話。なんか真面目な新喜劇のようだ(新喜劇ちゃんと見た事ないけど)
元宝塚の方の生歌声にはちょっと感動。宝塚ファンでもすみれの花咲く頃をマイクを通さずに聞く機会は中々ないんじゃないかな。私が宝塚が好きだったら感涙物だったろうな。
トーク時間もたっぷりあったし。小田原辺りで新幹線が止まってたらしいが、昨日厚木で竜巻騒ぎがあったばかりだから、ただの強風でよかったですね。

追記:
書き忘れてたけど劇中でヤナギブソンゲームをやる場面あり。名前は「スピカ」(毎日適当につけてるらしい)いかにもありそうなお題を考えた人か回答者を指名して答えていくゲーム。たとえば「吉野家でありそうな新メニュー」なだぎさんは「しゃけたまご丼」とか答えてそれはなんだと盛り上がってました。

プランとしては次の予定ないんですよね、東京では。月刊コントも全然こっちではやらないし。来月久馬さん作の朗読劇が神保町花月であるんですけど、朗読劇って苦手なんだよなあ、別にプランメンバーもでないし。どうしようか考え中。
[PR]

by hyakurin | 2015-02-16 06:43 | お笑いライブ | Trackback(1) | Comments(0)

神保町花月「俺たちは遊ぶ 俺たちは死ぬ」初日行きました

プラン9関係じゃない、普通の本公演に行くのは久しぶりだなあと思って自分のブログ探してみたら久しぶりどころじゃない、2年以上ぶりでした。そんなに行ってなかったのかあ。
イシバシハザマのお二人がそろってるところも相当久しぶりですもん。帰りに単独ライブのチケットの手売りしてたので友人の影に隠れてこそこそ買ったのに、買ってくれた人たちー!ってされて恥ずかしかった。
ま、そんなに人数いなかったんだけど、ね…。

まだ初日なんで細かい事は書きませんが、とってもいいお話ですよ。それに硲さんのオリジナルソングも聴けますし。重岡さんがフリ付きで歌ったり、森木さんが25歳役だったり。お暇がある方はぜひぜひ。
今回は大好きな成島秀和の演出を久しぶりに見られて嬉しかった。舞台の真ん中にでっかい黒板があってそれを上手く使ってて、さすがだなあと思いました。
お話としては、3人で高校卒業してから16年、ずっとバンドを組んで頑張っている3人組と、その内のかなり駄目な男がパイトで事故物件(今回は孤独死専門)清掃を始めて…みたいな。硲さんはそのバンドメンバーなんですが、石橋さんは去年までエーベックスにいたとか言う、ちょっと怪しいスカウトマン。
ポイズンの2人が2人だけでがっつりお芝居したりする場面もあるし、面白かったです。

後は楽日に行く予定なんだけど、テニス次第かな…。
[PR]

by hyakurin | 2014-09-04 12:11 | お笑いライブ | Trackback | Comments(0)

ザ・プラン9春公演 校庭裁判所(神保町花月)

楽日の2公演見てきました。初日も行くはずが雪で断念しました。
もうすっかり、東京の本公演は神保町花月ですね。こちらも今となってはもうあちこちされるより行くのが楽でいいですよ。前みたいに神保町花月じゃチケット取れないとかないし、てか今回は3日間5公演とかなり少ないので、いつか東京に来なくなるのではとドキドキします。なるべく行かないと(自分への戒め)
大阪の公演でなだぎさんが怪我した件、今日は説明なしでした。まあみんな分かってるけど、私なんか詳しい事は知らないので出来たら説明欲しかったかなー。まあ後で検索しろって感じよね。


ではネタバレしつつ、軽くレポ。台本をまたしても買いそびれたので、役名とか書けません。


ネタバレあり。



学校の主に職員室が舞台。プラン9は全員先生役。なだぎさんは教頭。
ヤナギブソン(ソノイ先生だったかなあ)が授業中にスマホをいじっていた女生徒(多分マイコ、苗字忘れた)とゴエは不倫してる。ゴエの妻は同僚のミスズ先生(伊藤修子)
モンペのクレームで卒業アルバムの編集に苦労している久馬先生、卒業式のスピーチの文章を考えすぎて疲れているなだぎ教頭など。なだぎ教頭はいいスピーチで少しでも校長より尊敬され、ゆくゆくは校長になりたい野望がある。で、なだぎ教頭はなぜかたびたびミスズ先生へ色目を使っているのだが、それには訳がある。
ゴエ先生は元々は弁護士志望で、ちょくちょくそれっぽい言葉を使い、ギブソン先生に嫌がられている。女生徒との不倫を隠すためにわざと嫉妬深い夫を演じている。
ギブソン先生は新年会で泥酔して、女教師たちにセクハラ。更にミスズ先生がその時下着を見たいと言われたのを真に受けて、パンツを持ってきて無理矢理受け取らせて、それが後に騒動に繋がる。
女生徒が体操着が無くなった、盗まれたと騒ぎ出し教師の身体検査に発展するのだがその下着が周り回って教頭に渡り、教頭がそれで汗を拭いてしまうと言う。結局、体操着は友人が間違えただけで盗まれてはいなかった。
なだぎ教頭が身体検査のとき、ゴエさんの腋の下とかを攻撃したり。
しかし更にその後、保健室で女生徒が寝ているところへ教頭がベッドに入って来たとまた騒動に。訴えると騒ぐ女生徒だが、教頭がわざとではないと言うので、それはそれで収まるが。
翌日、今度は教頭が車に十円傷をつけられたと騒いで女生徒の仕業と決め付けて職員室に呼び出す。
言い合いの挙げ句、ゴエ先生の提案で裁判を行う事になる。家庭裁判所ならぬ、校庭裁判所がこうして開催される事になった。

教頭がスピーチを先生みんなにも考えるように強要するのですが、その際にミスズ先生が昔生徒代表で答辞を読んだとそれを読みます。修子さんが毎公演考えたと言うそれがもう、めちゃめちゃ面白いの。
修子さん、マジ最高だわ。
新宿御苑でアベック殺人が起こってるのがどうとか、オノヨーコのジュエリーをセントラルパークの池に捨てろと言う詩に感化されて、家の貴金属をすべて夜叉が池に捨てたら母に地下室に閉じ込められ3ヶ月凍ったジャガ芋で生き延びたとか。更にエンディングで他の日のを読み上げたんだけど、散り散りになった友人たちが今では殺人で手配犯とか、金持ちと結婚してどうたらとか、もうむしろこれを台本に全部載せて欲しいくらい。また久馬さんとかも言ってたけど、修子さんって声もいいんですよね、なんかあの声で読まれると面白さ倍増。

裁判は最初は教頭の車10円傷ぎー事件だが、途中から教頭セクハラ事件に切り替わる。
で、裁判の証人で日替わりゲストが出て来るんですが、1回目は竹若さんで木村さんのエピソードトークとみんなで大喜利。メンツがD関みたいで面白い。ゴエさんが575の川柳的回答でオウンゴールしまくる妙な扉を開いてましたが、私は結構面白かったですけどね。ギブソンさんが仕切りで残念。ちなみに前日は野爆のくーちゃんで、もうめちゃめちゃだったらしいです。見たかったなこれも。
千秋楽はゲストがハリウッドザコシショウで、ミスチルの真似んなぜか、白ブリーフ一丁でやったりとかワンマンショーでした。

で、その課程でなだぎ教頭が女生徒に突き飛ばされたのを再現したときに、大阪ではなだぎさんが自分から机に突っ込んで肋骨をアレしたわけですね。
今日は骨折するするみたいな感じで女生徒をいじってました。

教頭の弁護士は久馬先生なんですが、実はこの先生が影で色々やってると言う。
まず、偶然を装ってゴエ先生と女生徒が職員室で不倫関係にある様子が分かる会話なんかをスマホで録画してて、それで教頭セクハラ事件は教頭の勝ちになる。ゴエ先生はかなりなゲス、女生徒との逢い引きもスリル欲しさに保健室を使っていた。
教頭は本当に女生徒にセクハラはするつもりはなかった、熟女が好きで、出会い系サイトでたまたま偶然お互いの正体を知らないままミスズ先生とメールのやり取りをするようなった。しかしミスズ先生は相手が教頭と分かった時点で久馬先生に相談。
卒業アルバム編集でストレスが溜まっていた久馬先生は面白がって、後を引き継いでメールを続けていた。それを知らない教頭は一人で盛り上がり、しまいには保健室で待ってると言うメールに乗って保健室に行ったら、普段そこで不倫していた女生徒がたまたまいて騒ぎになったと言うわけだったのです。

ゴエ先生には不倫をバラさないでと頼まれる久馬先生、しかし職員室の盗撮も実は浮気を疑ったミスズ先生の依頼だった。
すべてを知ったゴエ先生は、あんたは一体何者なんだと久馬先生に聞くと実は自分は「校庭弁護士」だと昔のヒーローのような決めポーズで走り去る久馬先生。
あなたも長年教師をやってるんだからそんな存在の噂は聞いた事があるでしょう、と久馬先生に言われたゴエ先生ですが、まったく聞いた事がないと久馬先生を追い掛けて行く…で終わり。

久馬さんの脚本でまったく犯罪とか死が出て来ないと言う、かなり珍しい公演でした。アンモラルなのは不倫くらいかな。
それもまたよし、面白かったです。
しかし伊藤修子さんは素晴らしいな。D関でも見るの楽しみ。
プラン9の本公演、今年はもう1回くらいあるかもだそうで。ぜひ実現して欲しい。
[PR]

by hyakurin | 2014-02-17 00:27 | お笑いライブ | Trackback(1) | Comments(0)

ザ・プラン9本公演「にどぢ」初日と楽日(神保町花月)

半分ほど甦ったので感想を書きたいと思いますが、日にちもあいてしまったし台本も買えなかったので、ごく簡単に感想を。

ネタバレありですのでご注意をお願いします。
私の記憶のみですので、あまり全面的に信用なさいませんように。

まず、初日に悩んだ音楽ですが最初の曲がフジファブリックの「TEENAGER」と解明した(探しましたよDJやついのCD)ため、それを念頭におけばもう使われてる曲のほとんどがフジファブリックだと分かりました、聞き覚えがある。私がフジファブリックを聴いていたのは7年程度前までなんですが、やっぱりいいなあ。今度まとめてレンタルしようかな、新体制も興味あるし。しかしなんかまるで誂えたようにマッチしてましたね。久馬さん選曲なんですかね。


コンビニで働いている井坂(浅越)のところにスクリームの仮面をかぶった強盗が。ひたすら取り乱して叫ぶだけの井坂に呆れて仮面を外す弟のジュンジ(ヤナギブソン)井坂は先週盲腸の手術をしたばかりなのにとぼやく。
実はコンビニでバイトをしているのはジュンジなのだが、兄を代わりに働かせている。と言うのも井坂は頼み事をどうしても断れない性格で、弟の頼みも断れないからだった。ジュンジはそれをいい事にコンビニに来てもジャンプを立ち読みしたり奔放に振る舞っている。ちょっと年齢設定より幼い感じのお願い上手なジュンジをギブソンさんが好演。
そこに入ってくる黒スーツにサングラスでモヒカンの男(久馬、本当に地毛がモヒカン。月刊コントで最初に見たのでびっくりしたけどこのためだったのね)何も買わずに帰って行くが実は飴を一つ万引きしていた。その男はとある部屋に、そこには同じように黒スーツにサングラスで白髪の男が腕立て伏せをしていた。
2人はジャンケンをして、勝ったモヒカンがビンゴを回す。すると出た球には「立ち小便」と書いてあった。モヒカンは軽犯罪も入っているのかと嫌がるが、白髪に促されて出ていく。
その後、モヒカンはコンビニで立ち小便、白髪は映画館(ジュンジがたまたまいた)で盗撮など出た玉に書いてある犯罪を行う。次に「強姦」を白髪が引くが女性のお乳も触った事がない童貞(本人曰くDT)
しかし張り切って出て行くが結局、ナンパした女性とラブホに行ってお乳触ったらイっちゃった、で終了。ちなみに大阪ではなだぎさんの親御さんが見にいらしてたそうで、かなり嫌だったみたいですお乳や童貞の連呼。浅越さんはイトコ家族が来ていて小4の女の子が親にレイプって何とかきくので困ったとか。

コンビニではジュンジが新聞を熱心に読んでいる。最近付近でレイプなどの犯罪が多発しているらしい。そして兄に実は隣の住人が夜な夜なレイプや強盗など犯罪計画を話している、兄にも聞いて欲しいと頼むが、兄は関わりたくないし夜はホテルマンの本業があると断るが結局2人で隣の物音を盗み聞きする事に。
そこにモヒカンと白髪の2人が帰ってくる。2人はあいこが長く続いたため(あいこを続けるの凄いなと思ったら失敗した回もあったとか)2人揃って空き巣とチカンに出掛けていた。モヒカンは空き巣に入るも人がいたため、ナイフで脅して財布を盗ってきたといい白髪に「ルール違反だ」と言われるが気にしない。
そして次は詐欺、と決まったところで盗み聞きしていた兄弟が声を上げた為にバレて2人組が部屋にやって来る。そして兄弟は彼等の部屋に連れ込まれ、白髪に殴られ座らされる。誰にも話さないとジュンジは言うが、2人は信じず。そして2人は兄弟に、携帯を使って詐欺をやれ、そうすればチクれないしその金を貰えば勘弁してやると言い出す。
そして本当にガチで、ゴエさんが車でヤクザ役のギブソンさんの外車にぶつけて、示談金を用意しろと脅されているので振込みを頼むと言う設定で電話をかけるんですよ。初日がサバンナ八木さん、楽日1回目がアジアン隅田さん、千秋楽がなかやまきんに君でした。大阪でかけたロッシーなんかまだ真相を知らなくて、詐欺みたいな電話かかってきたと呟いてたみたいです。基本、ネタバレして事情を説明したりしてないらしいのが凄い。東京は他にもバイきんぐの小峠さんにもかけたとか。ギブソンさんの同期とは言え他事務所なのに。そしてみんな意外に電話を切らない、ゴエさんはだいたい声バレするという特徴が。
八木さんは芸人ならギャグやれと言われ、ちゃんとやるピュアさ。でもゴエさんだけでなくギブソンさんにも気がついてましたよ。きんに君はゴエがヤバいから偽名を使ってるんだと思ったらしく、合わせて自分も名乗らずで凄く長くなりました。きんに君って意外に察しがいいタイプですね。
そして隅田さんにはデート斡旋詐欺みたいのを仕掛けて、ゴエさんが隅田さんの写真を見て(椿鬼奴もその会社に登録していて隅田を紹介したと言う設定)気に入った、自分は大杉漣に似ていると言うと、そこから隅田さんの食いつきが凄かったです。しまいには隅田さんにひらがな三文字でパスワードをと言うと「きれい」と見事なオチが。とりあえず隅田さんが一番心配になりましたよ。騙されないでー。

詐欺は失敗、ならさっき引いた強盗をやろうと言い出す2人組。井坂は自分がやるからジュンジには手を出さないでくれと頼む。なら俺も一緒にやってやると言うモヒカン、やっぱり銀行強盗がかっこええ、お前は運転係やと言われ、井坂の顔つきが変わる。井坂は急に笑うと2人にどんな計画で銀行強盗をやるつもりだと聞き、雑な計画を聞くとそんなの成功するわけがないと言い出す。狙うならラブホテルが最適。なぜなら利用者は不倫や援助交際など、通報しにくい人が多いからと。実は井坂はラブホ勤めで、そこに強盗に入ればいいとジュンジに「俺は大丈夫だから」と言ってモヒカンと出ていく。このシーンで兄弟と言われた井坂たちが微妙な雰囲気なので、訳ありらしいのはすぐに分かります。
残されたジュンジは、白髪(モヒカンは名乗らないが白髪はDTと名乗ってます)にこんな事続かないですよ、いつか捕まりますよと言いますが、白髪はそんなのどうでもいい、自分は一度死んだからと身の上話を始める。
白髪はチカンの冤罪で追い詰められ孤独に耐え切れず、自殺の名所へ自殺に行きモヒカンと会った。その時どうせ死んだんだから遊ぼうとこの犯罪ビンゴを始めたのだと言う。ただこの白髪さん、自殺の名所に行ったのはそこで死ねば死んだ後一人じゃなくてすむと思ったからだし、犯罪をやりたいよりやってる間はモヒカンと一緒だから一人じゃないとか、寂しいだけの人の様子。

ラブホでは武器を頼まれた井坂がモヒカンに拳銃を渡していた。ヤクザが隠して行ったものだとか。そこで隠し撮り映像でDTを見たり(お乳に実は触ってなかった)
つくづく頼まれたら断れない性格の井坂にイジメられていたのかと聞くモヒカン、井坂はずっと面倒な事などを押し付けられて来た、それをイジメと言うならイジメだったのでしょうと答える。そこでモヒカンはある男が、ずうっとイジメを受けていてとうとうある時首を吊って死のうとしたが、それにも失敗して絶望した。しかしそれで開き直って、イジメた奴らに復習して回ったらしい、と話す。井坂はそれはあなた自身の事ですかと聞くが答えはない。
井坂の立てた計画は、まず井坂がこの部屋以外すべて満室にして、必ずこの部屋に人が来るようにする、来る時に電話を一度鳴らして知らせるのでモヒカンは待機していて、人が入って来たらすかさず拳銃を発砲してくださいと言う。拳銃の弾は抜いておくから大丈夫空砲で脅すだけ、どんな客がくるかは分からないのだから先手を取らないとと。
モヒカンは言うとおりに入って来た人にいきなり発砲するが…。

白髪たちの部屋にモヒカンたちが帰ってくるが、井坂は腹部から出血して苦しんでいる。ジュンジは助けようと救急車を呼ぼうとするが(ジュンジが凄むとモヒカンはジュンジの戒めをあっさり取る)モヒカンはさせない。そして計画を話し、でも拳銃は空砲でなく、入って来たのも井坂だった。これは井坂の自殺で、自分は利用されただけだと言う。
ジュンジはそんな馬鹿なと、兄ちゃん大丈夫だから兄ちゃん俺が助けるからと言うが、井坂は振りほどきもうやめてくれ、俺はお前の兄ちゃんなんかじゃないと言う。訳の分からないモヒカンたちに井坂は事情を話しだす。

井坂は昔から断れない性格なばっかりに便利屋のように使われてきた、そんな自分の性格が嫌でたまらないがどうにもできなかった。社会人になっても状況は変わらず、しまいには高校時代の不良に銀行強盗をするから運転係をやれと言われても断れなかった。しかしやっぱり怖くて待っている時に逃げた、無我夢中で運転してる最中に人をはねてしまった。それがジュンジの本当の兄。
結局捕まって出所して、被害者の遺族のところへ行ってなんでもするので許して欲しいと言うとジュンジが思いがけない事を言い出した。
ジュンジは自分は兄が嫌いだった。自分より優秀な兄が憎かった、だから死んだ時まるで自分のせいのような気がした。井坂さんに兄になってもらって、本当の兄にはできなかった、甘えるとか兄弟らしい事がしたかったのだと井坂に縋り付き、まだまだ一緒にしたい事がある死なんといてと泣くが、井坂はそれを振り払い、もう勘弁してくれと。君は甘えているだけかも知れないが自分はずっと辛かった、君を見る度に自分の罪を突き付けられる、もう解放してくれよと。それに自分はあの新聞に載っていたレイプなどの犯罪を不良たちに罰としてやらされている、最低の人間なんだと。
ジュンジは兄ちゃんゴメン、もう甘えないから死なんといてと再び縋り付くが井坂はそれを断り、殺人と書かれた玉を見せてほら実行すればいいと言う。白髪が銃を向け、ジュンジはやめてくれと間に入るが井坂はジュンジを押しのける。そして初めて頼みを断れたけど、あまり気持ちのいいもんじゃないなあと言って倒れる。死なんといてと必死に井坂を揺さぶるジュンジ…。

コンビニのレジで働くジュンジ。ナレーションがジュンジの声で入る。
あれからもコンビニで働いているが自分でちゃんと働いて今では正社員になりました。バイトはこの人たちがやってくれてます(2人組登場)
この2人も結局、人に危害を加えるような犯罪はやってるふりをしていただけ、アホでしょ。普通に働きたかったんだって。そして店長はこの人(井坂登場、2人に頼まれて代わりに働く)
あの出血は盲腸の傷が開いただけで、レイプしたなんてのも僕に嫌われようとしてついた嘘、だってこの人も(井坂いい顔で「DT」)
一度死んだ男たちは今度は一生懸命生きはじめた、一度死んで生きてまたいつか死ぬ「にどぢ」

こんな感じです。エンディングトークを少し。千秋楽はカーテンコール2回あり。4人だけの公演はSLIDE~以来ですねとか。凄く楽しそうでした。
なだきさんはハッピーエンドがお気に入りみたいでしたが、ゴエさんは自分だけは本当に罪を犯してると複雑そう。久馬さんがもう償ってるからとフォロー。
そしてカーテンコールにてようやく、千秋楽の大問題に触れる。流すつもりかと思いましたよ。ゴエさん、最後の方の「殺人ですよ」と2人組に自分を殺すように言うところでなんと「自殺ですよ」と言ってしまう。しかも繰り返すところでもやっぱり「自殺」と言うのでびっくりしたのですが、ゴエさんも1回目で気がついたんだけど、堂々と言えばごまかせるかと2回目もわざと「自殺」と言ったそうです。いや、絶対無理でしょうよ。でも周りも動じずに合わせてたのがさすがでした。
その他台本にないボケが長いとか、他の回の詐欺の話など。シベリア文太さんとかにもかけたとか。秋にはネタツアーやるだろうとか嬉しいお知らせもあり。

ハッピーエンドは意外でした、全体的に凄く好きで楽しかった。ゴエさんは自分だけ罪があるって言ってたけど、考えるとモヒカン氏もイジメっ子に復讐したんだよね。まあ大した事はしてなさそうだけど。
ギブソンさんの末っ子キャラ好きだなあ、久馬さん脚本だと多いけど、やっぱりあってると思う。井坂に取り縋るところ、そしてゴエさんの井坂の告白シーンは引き込まれたなあ。なだぎさんの身の上話とか、さすがプラン9は見せるなと。やっぱり4人公演はいいなあ、心から思いました。台本買いたかったわー。
舞台や衣装はモノクロで、演出も音楽の使い方もシンプルで良かったです。久馬さんは人の入れ替え方と舞台の使い方が上手いですよね。暗転も必要最小限だし。私は大好き。
次の本公演も是非とも4人がいい、脚本は違ってもいいから。久馬さんがいいに決まってるけど、4人なら。久馬脚本は神保町の通常公演でも見られるので(願望込み)
とにかくまずまた本公演が見たいです。ネタツアーもそれはそれで楽しみですけどね。やっぱりこういうのはプランならではですもの。
「にどぢ」素晴らしかった!
[PR]

by hyakurin | 2013-06-18 23:23 | お笑いライブ | Trackback(1) | Comments(0)

ザ・プラン9本公演「にどぢ」初日(神保町花月)

初日行ってきました!
しかし久馬脚本でしかも客演なしの本公演っていつ以来なんでしょう。覚王山脚本まで含めても客演なしだと、もしかして「室内の人々」が最後じゃないかな。しかもあれはギブソンと半分ずつ2人脚本だったし。
なもんでホントにプラン9だけの久馬脚本の本公演、楽しみにしていました。中々出かけられないグズグズ虫なここのところの私でしたが、今日はちゃんと開演前に入りました。支度を始めるのが遅れて少しばかりやる事は放棄したけど。やはりこの貴重さとプラン9への気持ちが私を立たせてくれました、まずそこに感謝です。

ってまあ、私のそんな事はどうでもいい。詳しい感想は千秋楽後に書こうと思っていますが「にどぢ」、面白かったですよー!
特に寺山修司ばりの掟破りの場外乱闘にはびっくり。これ日替わりで次々やってたら大変な事になりそうなんだけど、と余計な心配しちゃいました。
笑いよりもやや芝居に重きを置いた作品って感じ(もちろん笑えますよ、特に今日はアドリブがやや手探り感があって。大阪と変えてるのかな)でみんなさすがに演技が上手い。ゴエさんとギブソンさんのあるシーンでは結構啜り泣く気配がそこかしこで。私のツレも。私は深読みに忙しくてそういうとこで素直に楽しめない駄目タイプなんで泣きはしませんでしたが、ぐっとはきました。
オチも私は好きですね。久馬さんの脚本と構えて見てると余計に。割と素直なんですけどね、今振り返ると。

とりあえず、とても良くて普通にオススメですし、今後のプラン9の東京本公演の為にもチケット売れて欲しい。ゴエさんが(チケットの売れ行きが)切実だと言っていたのでちょっと心配なんです。私は週末は神保町に入り浸る予定です。
ひいき目なしでもいいお芝居だと思うので、普段の神保町のお客さんもどうかなあ。なんか前まではプラン9が神保町を使うのはどうかと思ってましたが、もうそれはそれとして前と違って今は普通の神保町花月公演の扱いなので(前の時は確かチケットの売り方とかが違って単に神保町花月を使ってた)ただ見て欲しいです。面白いから。

で、最後はどうでもいい話なんですが相変わらず使ってる音楽が聴いた事があるのに思い出せなくて脳細胞が死滅しそう。特に開演前のが、多分DJやついのアルバムで聴いたんだよなーでも今ウォークマンに入ってないんで確かめらんない。CDもどっかしまっちゃったし。とりあえず劇中はフジファブリックだよね…?
でもこれはそもそももう持ってないから確かめようなし。というかオリジナル曲じゃないから(多分)今回もソフト化はないのかな、大阪は不明だけど作ったならこっちでも使うよね。
なら心して焼き付けて来ないと。しっかり見よう、て当たり前でした。
[PR]

by hyakurin | 2013-06-12 22:01 | お笑いライブ | Trackback | Comments(0)

神保町花月「ふあむあい」

ネタバレしてますよー。




ではまず簡単にストーリーを。
窓もない密室で男が2人、手錠でお互いに繋がれた状態で目を覚ます。お互いに記憶がないという事で状況を打破しようとあれこれ探って行く内に一人は警察手帳を持っていて、藤原という刑事だと判明。もう一人の男は自分は犯罪者だったのだろうかと焦る。
しかし警察手帳には遺書めいたメモと幼い女の子がなくなった交通事故の新聞記事が入っていた。藤原はそこで朧げに、自分が迷宮入り寸前で犯人を見つけパトカーで追いかけている時に女の子を撥ねたような気がする…と言いだす。
そしてその時もう一人の男が「ようやく思い出しましたか」と。自分はその女の子の父親で、女の子、ヒロエの死後自分たち夫婦の人生はめちゃくちゃになったのだと話し出す。中々子供のに恵まれずようやく授かったヒロエをなくしたショックで妻は自殺を図り、命だけは助かったものの昏睡状態でもう目覚める事はない、おまけに自分も悪性の腫瘍が見つかり余命半年である。だから藤原を殺そうとしたとナイフを突き立てた、かと思われたがやはり自分に人は殺せないと。でも苦しくて仕方がない、だから藤原に自分を殺して欲しいと言いだす男…。

私はゴエさんとギブソンさんの回を見たのですが、ゴエさんは標準語でギブソンさんは大阪弁という違いがありました。やはり普段の言葉の方が自然だったかもしれません。でも真相を語って行くシーンの久馬さんは本当に熱演でした。ゴエさんもギブソンさんも凄かったです。
で、そこまで行くまでに、お互いの呼び名を決めるとかトイレに行きたいと言いだし隅っこでおしっこするとか色々あるわけですが、やはりゴエさんが圧倒的に長い。というのもこの芝居、中々合わせる時間がなく(7人いるのでね、久馬さんは全員とやらなきゃいけないし)ギブソンさんは最初はかなり探り探りで久馬さんがどんなボケをしてくるのかを窺ってる感じ、しばらくしたらすぐスムーズになりましたが基本は久馬さんを泳がせてみたいなノリだったのですが、ゴエさんは相手に合わせると言うよりは自らもどんどんボケを繰り出してくるので長いのです。途中、おしっこする時とかも変なパンツ(なにかのロケで買ったらしい)を丸出しにしたり、脱ぎ着を全部久馬さんにやらせたりとか。ギブソンさんはそこまでではなかったです。なんか2人の違いとか面白かったです。やっぱりこうなると、徳井さんとかやっしーも見たかったなあ。

藤原は自分にはあなたを殺せない、あなたが死んだら奥さんはどうなるんですかと。もう目覚めないという男に藤原はそうじゃないかもしれない、もし奥さんが目覚めたら一人ぼっちになってしまう、だからあなたは奥さんやヒロエちゃんの為に、最期まで生きてくださいと泣きながら頼む。
そうすると男、東地は突然すっと立ち上がりなるほどねとか言いつつ、ポケットから手錠の鍵を出すとあっさり外し、参考になったわありがとう、救急車呼んでくるからと言い普通に持っていた鍵でドアを開けると出て行ってしまう。唖然と取り残される藤原。
そこで時間が戻る。東地は脚本家だが執筆が進まず部屋で寝っ転がっていた。そこへ劇団員の藤原が様子を見にやってくる。執筆に専念するために部屋には窓も机以外の家具もなく、中から鍵をかけて籠れるようになっている。
しかしまだ2ページしか書けていない。設定は既に決まっていて、男2人の密室劇でお互いに記憶がないが片方は娘を殺され、もう片方は殺した側であると。それを探り合いながらだんだん思い出す2人の物語、そこまで決まっているなら書けるだろうと呆れる藤原。もう刑事という役に合わせてスーツも買ったし、小道具も買いそろえた。今更他の芝居と言われても困ると言うが東地は自分は記憶喪失の人を見た事もないしなった事もないから書けない、とぐずぐず言いだす。
そこで藤原はこれが書けなかったら東地を首にすると言いだす。前にも脚本が出来ずに逃げた事があるのでもう許せないと。そこでまず誓約書を書けと。書けなかったら劇団この世を去るという内容だがそれが「みなさんすみません この世を去る事にしました 申し訳ありませんでした」というメモ(これが遺書と見なされた)
更に藤原は絶対逃がさないと東地と自分を手錠で繋ごうとするが、東地は抵抗。謝って藤原の頭を壁にぶつけてしまう。倒れる藤原、一旦は気が付くが「ここはどこで俺は誰だ」と言う状態で再び意識を失ってしまう。最初は焦る東地だが、待てよこれは記憶喪失の人を観察する好都合だと思いなおし、色んな物を片付けて部屋の鍵をかけた後、自分で手錠をはめ、藤原を揺り起こす…。

いやー、まさかそう来るとは思いませんでした。なるべく素直に見ようと思うんですが久馬脚本はどうしても色々深読みしながら見てしまいます。例えば部屋を探っている時に机から白い粉の入ったビニール袋が出てきて、それを嘗めてみるように東地(久馬さん)がやたらと相手に勧めるのでこれは毒で東地は記憶をなくしたりしてないんじゃないかとか、つい考える訳です。でも実際はその粉は劇団員から集めたフケだったりするだけとか。しかし、劇団この世って発想はできないわ。
こういうちょっと楽屋オチみたいになるとは思いませんでしたー。
しかし最初に見た時に思ったんですが、最近ようやく念願の娘さんを授かったギブソンさんによりによって大事な一人娘を引き殺した(と思い込んでいる)という役をふるのか、と。ギブソンさんもこんな恐ろしい役とか言ってましたが、さすがの演技でしたよ。ギブソンさんはやっぱり演技上手いですね。

とっても面白かったです。これはもう6月の本公演が楽しみでなりませんわ。チケット取り頑張ろうっと。
[PR]

by hyakurin | 2013-04-08 14:15 | お笑いライブ | Trackback | Comments(0)

神保町花月「ふあむあい」土曜日1回目見て来ました

ようやく行く事が出来ました。というのも、本当は初日に行くはずだったのが、祖父の具合が悪くて行けずで。徳井さんと久馬さんの2人芝居、ホントに見たかったんですが仕方がない。
それに今日も暴風雨だ不要不急の外出はやめろと大騒ぎだったので行くのを躊躇いましたが思い切って早い回だけ行く事に。そう実は今日の2回目のチケットも買ったんですが、私が万一帰れないと祖父が困るので諦めました。でも今のところ天気も大丈夫そうなんで残念だし、やっしーも凄く見たかったのですが仕方ないです。危ない橋は渡れない。でも絶対これ大袈裟だよなあ、もうすぐ7時だけど大して荒れてないよ天気。

まあとにかく土曜日1回目は見る事が出来ました。初日に行った友人がメールをくれたのが割と早い時間だったのでてっきり短い芝居だと思ったら大間違い。ゴエさんと久馬さんの両人揃ってアドリブ入れまくりで終わったのが既に2時間超えてて、エンディングも長々とやっているのでたまりかねたやっしーが袖から声をかけて来たり。6時から合わせる約束だったのにと嘆くやっしーも交えて更にエンディングは続くよと。あーホントにやっしーのその後、見たかった。ゴエさんが延々と悪のりするのでやっしー、後輩が言うのも何ですが浅越さんはしゃぎすぎですって。ホント、ゴエさん楽しそうだったー。

そして嬉しいお知らせもあり。なんともう何年ぶりだの久馬作・演出のザ・プラン9本公演が6月にあります。もうマジで嬉しくてっつうか、いつぶりよ久馬作品は。とにかくそれを見るまでは死ねない!
もちろん明日の千秋楽も!

というわけで詳しくは明日の千秋楽を見てから書きたいと思います。
とりあえずざっくりストーリーだけ書いてみます。

窓もなく机しかない密室で男が2人倒れていた。2人は手錠で繋がれた上、記憶がない。そこで2人はなんとか逃げられないか、記憶が戻らないか試行錯誤を始めるのだが、やがて一人は刑事である事が分かったり、唯一の家具である机からは白い粉、更に刑事でない方の男がナイフを持っていたり。あげくになぜか刑事の警察手帳からは遺書めいたメモや、交通事故の記事が出て来て、刑事はとんでもない記憶が朧げに思い出されて来て、事態はとんでもない方向へ…みたいな感じかな。
台本も売っていて買ったのですが、載ってるのはホントに本筋だけなので後はアドリブだなあと。本筋だけなら1時間くらいでしょうか。
ギブソンはどれくらいやるかなー、ツッコミだから意外と短いかも。本筋部分はかなり熱演になりますので本当に凄く楽しみ。
どうか明日は何事もなく、神保町花月へ行けますように。もう今から祈願、超祈願。
[PR]

by hyakurin | 2013-04-06 19:03 | お笑いライブ | Trackback | Comments(0)

作家福田責任重大ライブ 「人形が笑う夜」(神保町花月) 21日一部訂正

久しぶりにお笑い見て来ました。しかもどんな内容かまったく分からずに取ったライブに。
このライブって神保町花月のトークライブの括りですが、いままでにもあったのかしらね。

出演者はマンボウやしろ/ハイキングウォーキング/ザ・パンチ/ピクニック/シューレスジョー/囲碁将棋/ゆったり感/オコチャ/デッカチャン/水上拓郎/犬の心と中々豪華。
基本的には各々がコントをやって、それを「人形が笑う夜」って言う芝居流れで繋いで行くって感じでようは月刊コント形式とでも言いましょうか。ピン芸人以外はコンビごとにコントをやってそれからそれが芝居に繋がって混じって行く感じ。福田さんはそれぞれの特徴をとても生かしてましたね。→この部分、訂正いたしました。
各パートではザ・パンチと犬の心が特に面白かった(追記:それから数日経った今でもあの音楽が不意に頭に流れて浜崎さんが踊るのが頭から離れません、その内夢で見そうで怖い)
ハイウォーはQちゃんが「ハードボイルド」を教える講師って設定なのに「ハードボイルド」の言い方と言うか滑舌がおかしくておかしくてそれが面白かった。それだけでお客さんも笑ってしまうので松兄も苦笑って感じだったり。あれ、稽古でダメ出しにならなかったのかなあ。

繋ぎの部分は流れ以外にもドラマの予告ネタみたいのもあったりしてベタだけど面白かった。最初はラブストーリーだったのに、ヒロイン(Qちゃん)の憧れの人(松兄、これが既に面白い)が殺されて双子が登場したり、その人も殺されて密室殺人事件になり探偵(神保町花月でお馴染み、らしい奇抜探偵でしたがそれも死んじゃったり。ちなみに奇抜探偵シリーズ3月に復活するそーですよ)が登場、しまいには宇宙人、ラストは50億年後に地球滅亡しちゃう。

最後はハートウォーミングにお話が終わったのですが、最後の最後に全員が「人形」に集められて5人の選抜メンバーが変態エピソードを言っていって、それがどんどん変態度が高まるようにメンバーを選べって言うのをやらされる事に。やしろさんが「見た目はこんなでも中身はノーマルなんだよ」って何度も叫んだり、押見さんとQちゃんの堂々とした変態ぶりとか。でも一番の変態は普通っぽいと自らも進んでトップバッターになったのに「生後4ヶ月の娘の横で○○○ーした」と言い放った池谷さんだと思います。しかもパパあるあるだとか言うし。いやいやいや、嘘であって欲しいものです。

それぞれのパートも楽しかったし(ピク兄とシューレスは一緒にやってました)繋がりもよく出来てて楽しかったです。てかこのメンバーならルミネとかでやってもいいくらいだと思いました、久しぶりに心底笑いました。
またあるなら行きたいですね、奇抜探偵も見たくなったけど三部作見てないからなあ。奇抜探偵が帰ってくるって予告でめちゃめちゃ喜んでる人がたくさんいましたよ。

明日の月刊コントもこれくらい面白いといーなーとか小声で言ってみたり。その前に何事もなく行けるといいが。ここ2回ほど祖父関係とかで都合がつかなくなってライブ行けなかったんで。
そうそう、その月刊コントにも出る平田敦子さんですが、今日の神保町にもブリッジの映像で登場してました。サマンサタバサならぬサマンサ田端のバッグのCMに出てました。とにかくさすがでした。
[PR]

by hyakurin | 2012-12-19 05:25 | お笑いライブ | Trackback | Comments(2)

神保町花月「夏のかけらとジンジャーエール」初日とトークライブ

まだ初日なので詳しいストーリーは書きませんが、一応ネタバレにご注意ください。

ネタバレ注意。




久しぶりに芝居公演行ってきました。タイトルからして青春物なんだろうなあ失敗(そういう甘酸っぱい系が苦手)したなあと思ってたんですが、意外にと言うか謎が多いストーリーで結構引き込まれました。
真相が徐々にあらわになっていくのを楽しむお話かと。てか主役は女優さんだった。そこが多少不満なところ。こんなに女優さんたちが前にくる公演も珍しいのでは。
あらすじをざっと書くと、なぜか夏になると臭覚と味覚がバカになるパティシエのアカリ、彼女には幼い頃の記憶があまりなく、兄を憎んでいる。なぜなら8歳の時彼女を捨てた兄だから。
彼女に記憶がないのと味覚などの異常に関係があると睨んだアカリの友達のマンディ(オネエ、押見さんが強烈なワンピース姿で熱演)は兄に会うのが嫌だと言うアカリの代役を雇い、兄の元へ送りこんで事情を探ろうとする。
その頃兄は友達のサワがやっているなんでも屋で働いているが、どことなく暗い男。妹がやって来ても偽者と気がつかない。妹を決して嫌っていないようだが、果して彼はなぜ妹との約束を破り、彼女を迎えに行かなかったのか。彼女が東京の親戚に預けられる事になった父親の死の真相は…、というようなお話です。
アカリの生家は元々洋食屋(ジンジャーエールが重要なカギになっています)だったのですが、今はサワの事務所になっていて、サワも気にしている。途中で妹が心底兄を最低だと見切りをつけそうになったり、代役がなら本当にこのままアカリになりたいと言い出したり、中々真相が見えてこない展開にいい感じにイライラさせられます。
ちなみに硲さんは山に住むジジイ、なにやら兄妹にも父親とも関係がある「秘密基地」とやらの番人らしいが。
そして石橋さんはなんとアカリ19歳と元クラスメイトの天才パティシエ、歳はタメじゃないがそれでも21歳。フランスの2つ星レストランに誘われて数日後に行く事になっているが、アカリをアシスタントで連れて行きたいとたびたび出て来る男でアカリを勝手にフランスで明かりの意味の単語で呼んでいる。なんか坊ちゃん。イシハザが普段やりがちな役が逆転してて面白かったです。
笑えるところもたくさんあるし、いい感じです。多分イシハザはどんどん変わっていくと思うな。

さて芝居公演の後はイシバシハザマのトークライブ。お客の数が大変でしたが、漫才から始まってライブ自体はとても面白かったです。
石橋さんは江ノ島に海水浴に行ったけど、ちょうど台風が来た日だったので海に入れなかったとか。関東の海の家は関西と違うとか、江ノ島にはオラオラ系とチャラい系の2つのビーチがあるとか(私は神奈川だが海へは行かないので、そんな特色があるとは知らなかった)まあ神奈川の海なんて泳ぐと言うよりは近年はビーチでイベントがあったりで、遊びに行くところですよね。石橋さんたちはライフセーバーの目を盗んでは海に入ったとか(危ないので真似しないように)
他にも最近は毎朝ジムで泳いでいるがプールが3レーンしかなく、ウォーキングのおばちゃんに占拠されてるとか、それでも平泳ぎで泳いでいるとクロールのおばちゃんに煽られるとか。そりゃなあファストレーンで平泳ぎは嫌がられるよ。私なんかもクロール苦手で背泳ぎしてるとターンの仕方がクロールと違うから後ろから来た人と激突しそうになったりした事がありました。
硲さんは石橋さんが海水浴で楽しんでいる頃、イボ痔の治療に行ってたとか、吉本運動会でおじさんチームに入れられたのは石橋さんのせいだとか、最近一人暮らしを始めたおばあがハイテンション過ぎて怖いとかそんな話を。
このトークライブはタイトルがなく、ライブ中に決める事になっていたのですが結局は「イシバシハザマトークライブ、ラスト15分に衝撃の展開が」みたいな感じに。石橋さんは硲さんのおばあのハイテンションを撮影したいとか言ってました。
またやって欲しいなトークライブ、神保町なら行きやすいし。前までの新宿のちっさいところは行くのが大変だから。
[PR]

by hyakurin | 2012-09-12 05:40 | お笑いライブ | Trackback | Comments(0)

神保町花月「スリーピース」

簡単にレポと感想。


千秋楽はみんなやりたい放題で凄かったです。というかみんなすべて出し切りすぎ。楽しかったです。

平和荘という今どきトイレと風呂が共同のオンボロアパートが舞台。
そこの唯一の居住者末長(宮地)は今日も大学をサボって趣味のがらくたを拾って帰ってくる。管理人の夏目雄太(森本)とはひとつ違いながら身体の弱い雄太をなにかとフォローして、管理人室に入り浸っている。雄太は亡くなった両親から平和荘を受け継いで、管理人をやりながら暮らしているがほとんど外出する事もできない状態。
雄太には映画監督のような事をしている準(江崎)とヤクザの大五郎(大川)という兄たちがいるが、準は夢を追って東京に行くと言って反対する父親に仕送り一つ貰えず。大五郎は雄太をいじめたやつらを殴る暴力事件を起こし少年院に。そのせいで雄太は高校をやめ、元々不良だった大五郎を矯正施設に入れた父は会社をやめる事になり大五郎に激怒、勘当する。そして平和荘や財産のすべてを雄太に遺す。
それから5年、雄太はずっと一人で暮らしていた。大五郎が今ヤクザをやっている事や準の事は知らないが、おそらく兄たちは自分だけが財産を相続した事を怒っているのではないか、と思っている。しかし末長はそれが許せず、兄たちをクズ呼ばわりしている。もう帰って来なくてもいい、雄太君は自分が支えると友人の新聞配達の大鳥(林)にも言っている。
大鳥もまた両親が離婚して母に育てられ、父親には捨てられたと思っている。
雄太の元には平和荘の写真で父が作ったジグソーパズルがあるが、1ピースずつ兄弟に渡したため、完成しないパズルになってしまったと悲しそうな雄太。
大五郎の施設仲間で今は警察官の西園寺(硲)は何かと雄太や大五郎を気遣うのだが…。

ある日いつものように拾ってきたオルゴールから嫌な気配がすると騒ぐ末長だったが、ただのオルゴール。いやならこの悪魔召喚の本が気配の元凶だ、と末長は載っていた悪魔召喚をやってみるのだが、そうするとなぜかタンクトップ姿でクリクリパーマのおっさんの幽霊・山田和男(石橋)が現れる。雄太と末長にしか見えない。話せるが途中までは話さなかった。
そんな騒ぎの中、準が突然帰ってくる。最初は末長に追い返されるが、2度目に戻った時雄太に会い、出迎えられる。一応雄太に謝った準は、何か出来る事はないかといい、入居者問題を解決する為に平和荘のPVを撮影しようと言い出す。
しかし雄太が具合を悪くして倒れる。ただ準は雄太が身体が弱くて体調を崩すのはいつもの事と病院へは末長に連れて行ってもらい、自分は編集作業をしていた。その時ふとした拍子に封筒に入った現金を見つけてポケットに入れてしまう。というのも、実は準は映画監督で売れていると言うのは嘘で借金まみれで金に困っていたから。その取り立てが大五郎の手下の藤吉(中村)藤吉は大五郎がヤクザらしくなく優しいのが不満だが、自分の仕事はきっちりやる。
そこへ末長が戻り、準が病院に来なかった事で口論になる。準は自分は家族に見捨てられたのに帰って来てやったんだなどと言うが、そこで封筒が落ちる。咎める末長に「こうするしかないんだ」と言い、準は逃げて行くがそれは強盗対策用の贋金で、藤吉に殴られる準。そこへ西園寺が来て、封筒から事情を悟り、藤吉を追い払うと準を平和荘へ連れ戻す。
その頃平和荘では雄太が準が出て行った事を悲しんでいた。兄弟が揃わない、パズルも完成しない、自分は一人なんだと泣く雄太の言葉を外で聞いている西園寺と準。準が本当はパズルのピースを大事に持っているのを西園寺は指摘し、また改めて準に平和荘に戻るように言う。
そして西園寺は再び大五郎に会いに行く。大五郎は雄太を傷つけた、更生させようと努力してくれた先生も裏切った、今更戻れないと言う。西園寺は先生が亡くなった事を話すのだが、大五郎の気持ちは変わらない。

平和荘では大鳥と末長と雄太で飲み会。大鳥が駄目親父の話をするとそれを悲しげに聞く山田。実は山田こそが大鳥の父親だった。驚いた末長は大鳥に言うが、見えない大鳥は信じない。しかし末長は親子が誤解されたままではだめだと山田の言葉を伝え、更に拾ったオルゴールには手紙と写真、そこには家族が映っていて手紙には大鳥に謝る言葉が。しかし自分はずっと息子を思っていたと息子の為に貯めた貯金通帳も出てくる。大鳥がオルゴールを手にするとそれは自分が昔作って父親に上げた物だと分かり、さらに山田の姿が見えるようになる。
山田は肝臓ガンが発覚した頃から矯正施設で先生をやっていた、一日も息子を忘れた事はないと告げる。今後もずっとお前を見守っている、と言うと姿が見えなくなる。
大鳥は母親にこの事を話そうと帰って行く。しかし山田はまだ成仏していなかった。まだ何か心残りがあるような気がすると。
雄太の具合が再び悪くなり、山田は励ますように末長に言うが、雄太は望みは兄弟そろって平和荘で馬鹿話をする事なんだ、叶わない望みを持っているのが一番辛いとすっかり落ち込んでしまう。

そこへ戻ってくる準、末長は雄太の気持ちを思い受け入れるが準の容体が更に悪くなる。病院へ連れて行くと心臓が弱っている、万が一という事があるかもしれないと告げられる。
末長はなんとか雄太の望みを叶えてやりたいと思うが、準も大五郎の行方は知らない。そこへ西園寺がやってきて、大五郎の居場所を教えてくれるがヤクザの事務所だぞと。それでも行くのかと言われた準は迷わず兄のところへ向かう。
準は大五郎に雄太の事を伝えるが大五郎はどうしても今更戻れないと言い張る。そこへオルゴールを持った大鳥がやってきて、これに触ってみてくれという。そうすると山田の姿が見えるようになる大五郎。恩師の山田に家に帰って欲しい、と言われ大五郎は了承する。

病院の雄太を見舞う大五郎と準。大五郎は雄太に暴力事件の事を謝るが、雄太は大ちゃんは僕を守ってくれたんでしょうと、嬉しかったと言う。そして大五郎は毎日は無理だけど出来るだけ雄太の見舞いに来る、平和荘も俺が立て直す、だから兄弟で平和荘に帰ろうと言う。
準は映画監督の道を諦めようとしていたが平和荘には映画好きだった山田の出した準へのファンレターが。それを見てまた頑張ろうと思う準。

そしてついに3兄弟が平和荘に集まり、パズルが完成した。


という感じです。すべてはしょってしまいましたが笑い要素も満載でした。江崎さんは毎回毎回、撮った映画のタイトルでボケを延々言わされるし、大五郎を説得するために出てくる石橋さんも舞台の中央のソファをばーんとなぎ倒して出てきたりとか。出番の少ない中村さんや硲さんも色々表情で笑わせたりとかティアドロップ型サングラスを意味もなくかけて出てきたりとか、とにかくいろんな場面にきっちり笑いもある。
勿論、お話もいい話でよかったですし。こうして書いてみると結構石橋さん重要な役だなあ。リーダーは自分は台詞が一番多いのに主役じゃないと言ってました。
ニブンノゴ!はあまり神保町でこうやって後輩ばかりとの舞台で、なおかつ良い話はやった事がないので楽しかったと言ってました。
久しぶりの神保町花月でいいお芝居が見られてよかったです。
[PR]

by hyakurin | 2012-05-21 18:15 | お笑いライブ | Trackback | Comments(0)