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カテゴリ:読書感想( 11 )

昨日に続いて読書の話と誕生日の話

まだまだ東野圭吾の新刊はほったらかしで、ファイブスター物語 リブート(3)TRAFFICSを読み始めたが半分くらいで目が痛てえんだっつーの。高齢化する読者に優しくない作りだのう。
私はニュータイプもTOJも買ってないし、この辺はFSSで一番くらいに好きな話でもあるので、細かい部分までついついじっくり見てしまう。老眼じゃないが近眼で乱視でも十分細けえ書き込みは見えない、特に夜は。つーかリブートをニュータイプサイズで出して欲しかったよ…。ああでもそれじゃまずいか。
でもやっぱりTRAFFICSは面白いなあ、静は好きじゃないがミューズは好きだし、これに出できたシュペルター、破裂の人形、A-TOLLはMHにさほど興味はないけど識別出来てまだ覚えてるし(名前と見た目が一致する)かっこいいなあとも思ってる。シバレースうんにゃらくらいからなんかのれなくなったので、この辺はホントに懐かしい、楽しい。
今後はひたすらプラスタ待ち。というかもはやこの先の興味はプラスタだけだ。
しかしリブート3巻とニュータイプ1冊についてる応募券4枚でようやく買う権利が発生するL.E.Dミラージュの値段見て思わず噴いた。いや、そこまでするならオマケ的なものかと思ってたし、フィギュアっつーからそんなに高額と思わなかった。
まあ、あたしゃ模型とかガレキにゃさっぱり詳しくないし相場も知らんので、この価格が正当なのかはぜーんぜん分かりませんが。35000円だろうが350円だろうが別に買うつもりがないんだからしょせん私にはただの数字だもんね。しかし金額がようやく出た思ったら…ですよ。みんなはびっくりしなかったのかなあ。想定内なのこれ。
なんなら応募券が欲しい人にあげたっていいくらいですよ、友達とかで欲しかったら喜んでね。でもやっぱり類は友を呼ぶで、私の周りにはFSSの読者はいても立体物を愛でる趣味も一緒に持ち合わせてる人はいなかったなあ。私より下の世代の知り合いには読者すらおらん。
しかし次のthe K.O.Gはおいくら万円になるんでしょーか。L.E.D以上にいらんが、塗装された写真は見てみたい。
なんか、全然正統派の読者じゃなくて本気でごめんなさいです。

さて11日は夫の誕生日。でも会社は土曜日隔週でしか休みでなく、この日は出勤日。しかし休むと言うので、一応食事へ行こうとか軽くプランを練っていたんだけど、どうしても出ないといけない会議が3日前に予定されてしまった。
それでもまだ夫は午前中に会議が終わったら帰ると言っていたんだけど、私はなんとなく嫌な予感がして前の晩に以前もらって冷凍してあった高級牛肉を冷蔵庫に移しておいた、解凍の為に。
案の定、帰れない。それが判明してから私はモヤシを茹でナムルを作り、牛乳を買いに行きコーンスープを作り、大切にし過ぎてちょいと賞味期限が…な蟹缶やキノコを使いカニピラフを炊いて、ステーキソースも作り、更にミックスベジタブル(夫はこれが好きなのですよ、変わってません?)を付け合わせにするために解凍した。
お肉も焼くまでにきっちり室温にして、冷たい緑茶もちゃんと葉っぱからいれて用意した。もちろんビールもプレミアムモルツを冷やしてある。牛乳を買いに行った時にケーキはないがアイスクリームは買った。これすべて夫が帰宅するまでに終了し、なんとか誕生日っぽいディナーが出来た。
我ながら手際がいいぜ、と自画自賛する。まあ出勤と聞いた時からちょっと考えてましたけどね。缶詰や冷凍野菜は備えておくべきと改めて思う。
これでベイスターズが勝ったら夫のご機嫌も完璧だったのだけどね。まあ平和な誕生日で何よりでした。
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by hyakurin | 2011-06-12 03:08 | 読書感想 | Trackback | Comments(0)

ファイブスター物語 リブート (1) LACHESIS をつい買ってしまいました…

私は一応それなりに古くからの読者ではありますが、決してコアなファンとは言えません。そういう深いファンの方がこの先を読んでも何も面白い事は書いておりません。
それでいい方だけ続きをどうぞ。

ファイブスター物語自体、もはや少し懐かしいよなーと。さっきなんてふとアーレン・ブラフォードって誰だっけと思い出せず、しばらく考えて「ああ静のマスターか」と納得してしまう始末。更にしばらくしてから「静違う、京だよアホか」と自分で突っ込む始末。だってもう、最近読んでないもの~。

さて、リブートとはなんぞやと思ったらニュータイプに載ったまんまで7冊ほど出版予定との事。前にトイズプレスでそーいうの出してなかったっけ、とか色々思うところはあるもののつい購入してしまうこの悲しさ。
しかし私はメカにはほとんど興味ないので、蔵出し特典みたいなのもなんとも思わず。リブートを全部買ったらの特典も微妙。
なんかアシリア・セパレートがデカダンをちょっとメカメカしくしたみたいな感じとちょっと書かれてたっぽいのが気になったくらい。まあ私はプラスタが好きなのでそっちにいっちゃうのはちと残念ですが。
それに完全に掲載時と同じじゃない。例えばコマの中でラキシスとアトロポスの名前が入れ替わってるのは訂正してないのに(注釈はあり)「マインドコントロール」は「ダムゲートコントロール」に変わってるし、ソープの髪の色が変わるところの台詞も変わってました。
年表も変わってるらしいが、私にはよーわからん。
なんか中途半端と言うか、コレクターズアイテムと言うか御布施と言うか。しかもリブートの後は単行本が新装版で新たに出版されるらしく。
…もう、同じ物を何回買えばいいのか。ただでさえ1,2巻は2冊あるのに。置き場がないのよ。DESIGNSなんて未だにアマゾンから届いたまんまの箱にぶっこんだままで(一応読んではいます)そこらに積んであるのに。
いやまあそんなの買わないか、買ったら古いの捨てればいいんすがね。単行本みんな変色してるし。
後、せめて表紙はもう少しどうにかならなかったのかとは言いたい。

リブートのインタビューではFFSの続きを描きたくて仕方ないとか言ってましたけど。ホントにその気はあるのかいな。
GTMが片が付くまでは待つけど、アレもどうなの。ねえ。
続きを買うかは自分でも謎。また読むかも謎。

とりあえず今は、なぜセイレイはあれほどアルルを目の敵にしてるのか、がふと頭に浮かんじゃったけどまったく思い出せません。なんでだっけ、エンゲージを持ち出したからだっけ。出生が気に入らないんだっけ。
考え出すとキリがないのでやめとこう。いつか単行本を発掘したら確認しよう。

それでも私はファイブスター物語が好きだし、再開を期待はせずに待ってる。リブートもまあ、買いたい人は買うんだし、商法云々を非難するつもりはない。
ただそれよりはやっぱり連載再開して欲しいし、せめてDESIGNS4を出して欲しいかなーと。アニメに興味ないから。
待つのはもう飽きました。
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by hyakurin | 2011-02-12 03:32 | 読書感想 | Trackback | Comments(0)

読書記録(11月2日~9日)

今回の期間はまあ、ネットで素人が書いた小説を読むのに明け暮れまくりで、頭痛が酷かったり。というのも日本語ではなく、英語だから。勿論辞書は紙のまで持ち出し、どうしても分からない部分は翻訳ソフトにぶっこんで、はい読んでるんじゃなく解読ですな。一つ言えるのは辞書ってやっぱり紙のが一番。
英語がもっと堪能なら楽なのになあ…。目の疲れと肩凝りが半端ないです。

・英雄の書 下巻(宮部みゆき)
案の定、上巻の終わり方がまったく思い出せず途方に暮れたまま読み進める、が、途中でどうしようもなくイラついて3日ほど寝かせる。というか上巻からイラついてたんですよ、ソラの正体の引っ張り方に。あんなに引っ張るほどの事ですか、大概の読者は予想ついたでしょうよ、ねえ。
それよりあとがき読むまでなぜかクトゥルフ神話を思い出さなかった自分に驚いたわ、脳がどっか傷んでるのかもなあ…。
ああでも、終わり方は好きだ。

・日々パノラマ1~2巻(竹本泉)
1巻が発売されてたのを知らず、慌てて購入。
うーんなんだか全体的に動きが少なくちと退屈かも。もうちょっと変な事が起きてもいいのにな。ちなみに私は顔のソバカスは中学生くらいで消えたけど、首から胸にかけてのはいまだにあります。首のは近年だいぶ消えてきたけど。

・相棒-劇場版Ⅱ-
いやあ、話は地味だけどスケールはデカイですね。残念ながらあまり私的には魅力を感じない方向ですが。前売りは買ったし、このままの内容でもないんだろうから映画は見ますが。神戸くんが伊丹さんと協力とか陣川くんとの初顔合わせは面白そうだし。
しかし大河内監察官と神戸くんの関係はますます謎だ。友達なのか?

・神様は本を読まない(吉野朔実)
この吉野朔実劇場も6冊目?
いまだにこう友達と本を巡ってワイワイやってるのが不思議に見える。なぜなら私にとって読書は個人的な物で他人と共有するものじゃないから。一番身近な夫なんて私と結婚して干支一周、多分3冊くらいしか本読んでない。別に全然それで気にならない。
親しい人でも本の趣味が合わないと、本を薦められても困っちゃうんですよ。読まなくても、読んで楽しめなくても気まずいから。好きな本の否定って意外に人間関係に支障をきたします。
ホントにみんなこんなに友達と趣味が合うのかな。私が偏屈なのを差し置いてもやや疑問。今までの友達も本の趣味が合わない人の方が多かった。
別にどうしても本で語りたかったら今ならネットあるし。匿名の人との方が気が楽だし。SF小説の感想なんかは実生活でまず口にした事もないわ、周り誰も読まないから。
というわけで私にとっては常に別次元の楽しそうな場所の話、と思ってこのシリーズ読んでます。
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by hyakurin | 2010-11-09 21:36 | 読書感想 | Trackback | Comments(0)

読書記録(10月25日~11月1日)

スパドラでまたスタートレック(TOS)の再放送やってまして、DVD-BOX持ってるくせについつい見てしまいまして、またその後でノベルズを読み漁るという連鎖週間だったのでそれ以外の本は2冊しか読んでません。
なんかもう、言い訳になってきたなあ。
でもスタトレのノベライズは古いけど面白い。グレッグ・ベアとか大物も書いてるし。新作映画を機に再販されるとか、新しく向こうで出たのが翻訳出版されないかなと儚い夢も見ました。
ああ12が大ヒットしないかなー!

・小暮写眞館(宮部みゆき)
私はどうも女性作家の書く男子中高校生が心理描写がリアルじゃないと言うか、読んでいると痒くなっちゃうんだけどこれもまあ、例外じゃないですね。
それにだって今時の高校生が調べ物する時の第一選択がネットじゃないなんてありえるかなあ。この一点だけでも疑問で仕方なかった。それにそもそも男子高校生は心霊写真にここまで入れ込まないと思うな、理由があるにはあるのは読んでいくうちに分かるけど、やっぱりちょっと強引かなと。
と、つかみのその時点で引っかかってしまった割にはそれなりに楽しく読みました。これだけの長さを読み切らせる力量はさすがと言うか。水辺のベンチのシーンなんかちょっと泣いたもんね。
でももう一度読むかと言われたら多分読まない。

・SPEC1(西荻弓絵)
なんとなく買っちまったノベライズ。3話まででまあ、普通のノベライズでしたね。
ドラマと違うところは、瀬文が紙袋を持ってないとか細かい点で違いが。それと柿ピーが瓶じゃなくて袋入りだった。
それと3話で一が鍵を開けようとしてビリビリきたのはやはり高圧電流でよかったようです。そんな仕掛け、当麻がやったんですかね。
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by hyakurin | 2010-11-02 14:59 | 読書感想 | Trackback | Comments(0)

読書記録(10月17日~24日)

早くも2回目で間が空いてしまいました。
いや、読んでないわけではないんですが再放送されたケイゾクを一日中見てたりしたのでここ2週間は正直読書には身が入ってません。読みかけで投げた本も4冊くらいあるし(基本的にこの記録は読了した本しか書かない事にしています)
先週も色々イベントごとがあったので通しで読んだのは2冊だけ。

・NOVE2 大森望責任編集
私は書評を読むのが結構好きです。でも参考には一切しません。しかし唯一大森望のSF書評だけはちょっと影響されます。方向性というか志向が似てるのかも知れません。
NOVE1も面白かったですが、確かにちょっと保守的なラインナップだったかも。でも2はいいですよ。
私が大好きな作家、神林・法月・恩田・宮部が一同にそろうなんてなんて贅沢な。他にも曽根圭介のも好きですね。じっくり2度読みしました、もったいなくて。3も楽しみだなあ。

・逆想コンチェルト 奏の1 イラスト先行・競作アンソロジー
これはちょっと変わったアンソロジーで、まず作家に2枚イラストを渡して短編を書いてもらい更にそれそれを読んでもう一枚イラストを描く、というものです。
こちらもメンツは豪華ですけど私は神林作以外特に…という感じ。
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by hyakurin | 2010-10-25 14:10 | 読書感想 | Trackback | Comments(0)

ついにでたぞ「アンブロークンアロー戦闘妖精・雪風」が

戦闘妖精・雪風の3冊目がついに発行されました!
あえて連載は読まずにずっと待ってました。ちょっとサイン会行こうかなとか思うくらい真剣に舞い上がっております。でもまだ実は手元のにないのだった。JCBのポイントで購入しちゃったからね。
でもそれまでに前2冊を読み返し、正座して待つのだ。それくらいしなくっちゃ。
つい先週まで来月の敵は海賊の新刊の方しか気にしてなかったとか内緒。いやあ楽しみでたまりませんよ。
以前、このシリーズは10年で1冊発行だよ、と言ったら友達に心底信じられないという目で見られた事を思い出します。いやそりゃもちろんもっとバカスカ出てくれたら嬉しいよ。でも神林作品と言うのは再読してなんぼだと思うので待ってる間も楽しみがあるのよ。そこがわからないければただ待ってるだけだけどね。

子供の頃は読みまくった日本SFですが今はそれほどでもなく、むしろあまり手に取らないジャンルになってしまいましたが、やはり神林先生だけは別格。一生読むと思います。

とにかく久しぶりに神林先生の新刊が手にできると思うと異常にときめかざるを得ない。他の作家では味わえない喜びであります。
雪風は私は見た事がないのですがアニメにもなってるし、きっと楽しみになさってる人も多いでしょうね。
よし今年は神林作品再読の夏にしよう。火星三部作もまた読みたいし。
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by hyakurin | 2009-07-25 11:12 | 読書感想 | Trackback | Comments(0)

なんとなく自分のベスト10を決めてみよう(海外文学編)

うちにあった世界文学全集を読破した時(中学~高校)の事を思い出してそこから好きなものを10選んでみます。というか覚えているのを10、とも言う。

・トルストイ「アンナ・カレーニナ」
あまりに有名な冒頭に魅せられて登場人物一覧まで作って読破したものです。名前が覚えられないんだもの。「戦争と平和」より読みやすかったしね。今でもたまに読みます。

・スタンダール「赤と黒」
読んだ当時はジュリアン・ソレルがアホに見えた。それでも楽しく読めたんだった。宝塚でも演じられているのか。そういえば合うかもしれませんね。ちょっと前に論争になった新約もその内読んでみたい。

・ゲーテ「ファウスト」
今読めと言われても絶対読み通せないだろうなあ…。若い時って根気があるよな。
当時はそれでも楽しんで読んでました。でなければ読み続けられない。

・シャーロット・ブロンテ「ジェーン・エア」
特に美しいわけではないヒロインというのが世界文学全集を読んでいるときには新鮮でした。いまだに好きな小説です。型にはまらない生き方が魅力的。
妹エミリー・ブロンテの「嵐が丘」はドロドロしててそれほど好きじゃなかったな。

・ヘッセ「車輪の下」
こういう小説はやはり10代で読むべきだ。今読んでもそんなに心に残らないと思う。

・ドストエフスキー「罪と罰」
私は「カラマーゾフの兄弟」より圧倒的にこっちが好きだし記憶に残ってる。最近すごくカラマーゾフ売れてますけど。今読めば変わるのかも知れないなあ。
ラスコーリニコフは独善的なのか否かで当時凄く色々考えた。やはりこれも若者が読むべき本って気がする。

・ミッチェル「風と共に去りぬ」
やはり中学生女子はこういう話が好きなもの。でも今でも実は結構好き。スカーレット・オハラは大嫌いだけどでも忘れ難いヒロイン。

・ゾラ「居酒屋」
「ナナ」よりもやはりこっち。読んだ時はあまりの凄惨さに心底嫌気がさした。ジェルヴェーズに素直に同情もできないし、可哀そうだとも思うし。読後感の悪さは凄い。ゾラはその後家にある以外の物も読んだ。

・シェイクスピア「ヴェニスの商人」
ひとつ選ぶならこれかな。「オセロー」「テンペスト」他も今でも読む。

・カフカ「変身」
たとえ兄でも見た目が虫なら妹に虫として扱われるというのに衝撃をうけた。でも本当は「城」の方が好きかも。

「レ・ミゼラブル」「ドン・キホーテ」が漏れた。しかしやはり10代で読んだ本というのは忘れないものだわ。
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by hyakurin | 2009-01-13 15:12 | 読書感想 | Trackback | Comments(0)

なんとなく自分のベスト10を決めてみよう(国内文学編)

今まで自分が読んだ本で現時点でのトップ10を決めてみようかと。
うちには日本文学全集と世界文学全集が合わせて200冊ほどあったのですが、中学から高校にかけて読破した事が。買った本人の父親ですら全部は読んでないのに相当暇だったな…。
でもその経験は無駄ではなかったと思う。たぶん。
それ以外からも選んでます。以下順不同です。

・夏目漱石「門」
ひとつに決めるのは凄く凄く難しい。正直全部ですよ、漱石先生は。「それから」と「道草」と「虞美人草」と「明暗」とこれで悩んだけど、現時点ではこれかなあ。「こころ」は実はあまり好きではない…。

・泉鏡花「天守物語」
うちにあった鏡花全集は旧字旧仮名だったんで読むのが大変だった。だから全部は読んでいませんがこれが一番好きだった。好きすぎて玉三郎の映画まで見に行って微妙な気持ちになったりした。「外科室」も好き。

・太宰治「斜陽」
昔は太宰が結構好きなんて恥ずかしくてなかなか言えなかったものですが、今じゃ「人間失格」はめちゃめちゃ売れてるし、そんな事もないんでしょうね。このけだるい感じがよかったんだろうなあ。今でも嫌いじゃない。

・谷崎潤一郎「細雪」
最初に読んだ時はイライラしっぱなしだったけど、何度か読むたびに突っ込むのが面白くてなんだか好きに。雪子みたいにこういうくだらない事に拘る女っているよな。情景がまざまざと思い浮かぶ文章はとても好き。

・高橋和巳「捨子物語」
父親がとにかく傾倒していたので読んでいるのがバレたらうざいと思いひそかに読んでいたのだけど「黄昏の橋」を読んでいる時にみつかり、すげえ論議を吹っ掛けられたのも今ではいい思い出…、と言いたいが実に不愉快だった事を思い出す。人に感想を押し付ける人は今でも嫌いだ。「非の器」とどっちにしようかと思ったけどこれで。ちなみに「邪宗門」は途中で投げた。

・大江健三郎「死者の奢り」
「万延元年のフットボール」とかに比べればはるかに読みやすかったから結構何度も読んだ。「個人的な体験」とか「洪水はわが魂に及び」とか「ピンチランナー調書」なんかもかなり熱心に読んだけど理解したとは言い切れない。

・福永武彦「草の花」
これは高校生の時図書館で借りて読んではまった。当時の読書好き女子が辿る道。「忘却の河」「廃市」も好きだな。加田伶太郎名義で書いたミステリも好きです。

・三田誠広「デイドリーム・ビリーバー」
大岡玲とどちらにするかとても悩んだけど読んだ数が違いすぎるのでこちらに。「やがて笛が鳴り、僕らの青春は終わる」とか色々懐かしい。途中から歴史小説を書かれているのかな、その辺は知らない。

・村上龍「コインロッカー・ベイビーズ」
よく読んでいたのは前世紀までだけど一時期凄いはまってました。中でもやはりひとつ選ぶならこれかな。「五分後の世界」と迷った。

・村上春樹「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」
やはり入れないわけにはいかない。「羊をめぐる冒険」と悩みましたが単体ならこれを。どちらも何度読んでも号泣しますね。あまり本で泣いたりしませんが。
感想は書けない。
でも実は「アフター・ダーク」がいまだに積読棚で眠っている…。近々読みます。

いやー、やはり10しか選べないのは難しいなあ。
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by hyakurin | 2009-01-13 14:18 | 読書感想 | Trackback | Comments(2)

「聖女の救済」 東野圭吾

ネタバレに一応ご注意ください。
ちょっとした感想でそんなたいした事は書きませんが。



たまには書こう読書感想。珍しく届いてすぐ読んだ「聖女の救済」について。
草薙刑事が容疑者に恋すると聞いて思わず買ってしまった。だって彼は同じ理系オンチとしてガリレオシリーズの癒しなんだもの。
でも想像してたような感じじゃなかった、いい意味で。もっと京極の木場刑事みたいな状態になっちゃうのかと思ってたけど、そんなに暴走もしてないし惑わされてもないじゃない。そりゃ多少惚れちゃってるなあ…というところもあったけど、そんなに的外れなことしてるわけでもないし。
湯川が助かりそうもない子猫を拾ったときと同じ目をしてる…とか言うようなことを言ってましたが、それって恋じゃない気もするしなあ。
短編集の方は買ってないし読んでないのでこれが原作版での初内海刑事ですが、なんかドラマ版だと凄く草薙刑事を尊敬してる風だったのに全然違うな、おい。普通に失礼な後輩に見えるよ。勘で突っ走ってる依怙地にも見える。
湯川を引きずり込む根拠もなんか薄くて、それで草薙は恋してるとか言ってるようだし。
刑事としてまず草薙を信用してないみたいなのが残念だった。湯川はフォローしてくれてたけど。自分とは違う方向でもちゃんと的を得た捜査をしてる先輩に対して失礼すぎる。
まあ、犯人を確信してる内海とその人だけは犯人でいて欲しくない草薙が対立するのは当たり前なんだけどね。

ここからちょっとだけトリックについてと犯人について。

ガリレオシリーズにしてはわかりやすいというか、理解できるトリックだったなあ。なんか必要なのは根気だけというか。殺された男の言ってる事はわかるけど、あんな男が自分の夫でなくてよかったとも思った。
しかし妻も妻だ。どっちもどこに愛情があったのか正直わからないです。妻の方にも私が思う愛情はない気がします。執念とか情念は満ち溢れてるけど。
虚数とかはわからんのでスルー(すいません、本気でアホなんです)そんな読み方でいいのかどうか。駄目でもわからないものはわからない。
物凄くどうでもいいことですが私の生まれる遥か前になくなった祖父は国大の物理学の教授だったそうです。その血が流れているはずのにわたくし、高校2年の時の物理の授業において1年間で4行しかノートを取ってなかった。多分図形描くのが面倒くさかったんだと思う。酷すぎる。祖父の血はどこへ行ってしまったんだろう。息子である父も理系じゃないし。

最後3人で飲みに行ってたのはちょっとよかった。やはり湯川のワトソンは草薙がいいなあと思ってるんで。でも短編集では違うようですが。これでなんとか元に戻らないものか。
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by hyakurin | 2008-10-26 01:35 | 読書感想 | Trackback(1) | Comments(0)

「ユージニア」恩田陸

積読を減らそうキャンペーンで発掘。発売されてすぐに買ったんだから、これももう3年も積んであったのか…。
「Q&A」っぽい話みたいだからなんとなく放置していたのですが、読んでみたらフォームというか形式は同じ。
でもこれは読み終わったあとすっきりしないより何より、もう一度読まずにはいられなかった。2周目の方が、なんだか深く色々考えさせられます。
…何度読んでも結論はでないんですけどね。
盛り上げるだけ盛り上げておいて結末はぽーんと読者に投げてくるのが恩田陸、だと思うんですが「Q&A」より納得いかない感はなかったです。結末に至る過程が昔の少女漫画のようで、どこかゴージャスというか雰囲気があるせいか。
もう結論とか誰が何をしたかはどうでもいいんじゃない、と。
読後感がとても物悲しいお話でした。
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by hyakurin | 2008-03-21 21:34 | 読書感想 | Trackback | Comments(0)