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神保町花月「アグレッシブ6」千秋楽の感想。

ちょっとのレポとネタバレ満載で感想書きます。
1回しか見ていないので役名や内容に自信ないです。それでもいい方は続きをどうぞー。

その前に勝手に宣伝。
神保町花月「カーテン」DVD7月7日発売。ブラックな内容がどうしても駄目という方以外にはオススメです。面白いです。
メイキングや楽屋トークなどの特典映像も。副音声のコメンタリーはなぜか主演のゆったり感ではなく、イシバシハザマと山ちゃん、らしい。







超大型台風が近づく中。アグレッシブTV(国営放送局)でのゴールデンタイムの生放送討論番組の出演者が局に来られない状況になっていた。
そこでディレクターの中村(あべ)は急遽、局内にいる者で番組をやることにする。この中村D、お昼の番組の犬コーナーで犬の肛門ばかり映し続けて、肛門ディレクターなどと呼ばれている駄目D。常に視聴率より面白いかだけを追求していて、今日の放送が駄目だったら首になるらしい…。
集められたのは、
10年の芸歴がありながら前説ばかりの芸人・大江戸花火(井上)
今日で夕方のニュース番組のキャスターをおろされた高橋(林)
オーディションに千回も落ちたミュージシャン志望のブッチ(家城)
掃除のおじさん・トミさん(オコチャ)
トミさんはオーディションに落ちてばかりのブッチをいつも慰めてくれるいい人だが、なにやら過去に酒に溺れて家族に逃げられた過去がある。
ブッチと高橋は番組前に局内で偶然出会ったとき喧嘩になっている。
高橋は中村と違い視聴率ばかり気にしているが結局数字が取れなかった。
花火は奥さんがいるが一人前になるまで結婚式は挙げない、と待たせ続けている。
みんなそれぞれ駄目な人たち。

番組が始まっても、討論の内容がおしりについてだったり、おしりであいうえお作文、尻文字を当てようクイズなどめちゃくちゃ。その上進行役の花火はTVカメラにビビリまくってまったく駄目。
しかし番組が続くにつれ、高橋は自分が本当に欲しかったのは数字ではなくTVの前の人を喜ばせる事だと気が付き、また馬鹿にしていたブッチを夢を追いかけ続ける事は素晴らしいと認める。花火は中村に怒られたり、トミさんに励まされたりしながらなんとか、前説のときのようないつもの自分を出そうとする。
改めてクイズを進行しているとなんとそこに覆面をして銃を持ったテロリスト(赤坂)が乱入。
自分たちのボスを解放しなければ、このスタジオにいる4人を5分毎に1人射殺するとカメラの前で言う。
やがて5分経ち、まず高橋を撃とうとするがそれをブッチが止める。自分を認めてくれた人を死なせたくないので自分が代わりにと。ブッチが銃を向けられると今度はトミさんが間に入る。実はブッチはトミさんの生き別れた息子だった。最後に父親らしい事をしたい、と言う。
それを見ていた花火がトミさんをかばう。やっと会えた親子を死なせたくない。それに自分はこのテロリストと同じ卑怯者だからと言う。結婚式を挙げなかったのはただ自分が臆病者で逃げていたからだと。
そしてテロリストに懇願、最後にTVに向かって妻へのお礼と「さっさと結婚式を挙げればよかった。逃げてました。ごめんなさい。おれはいなくなるけど幸せになってください」
そのとき、テロリストの携帯が鳴る。それで仲間が釈放されたと聞き、去っていく。

そこへ「どっきり」の看板を持った中村が。すべては彼が仕組んだ事だった。
みんな驚くやらほっとするやらしているところにまた別のテロリスト(畔柳)が覆面で銃を手に現れる。受け流す4人だが、中村だけが驚いている。彼が仕込んだのは2番目に来た奴で、さっきのテロリストは…。

以上、こんな感じでしたが途中の尻文字クイズもう長い長い。ヒントであべちゃんが真ん中がす、と出したら真ん中がすの三文字が思い浮かばないカリカの2人がテンパったり。林さんは(サンフラン)シスコとか苦し紛れに。
そしてカーテンコールの最後、マーさんのところで「マーさんも結婚式やってませんよね」と言い出す出演者たち。そしてあべちゃんが「じゃあここでやっちゃおうよ」
ええーっと思っている間に、裏に連れて行かれて白いタキシードに着替えたマーさんと本当にウェディングドレスを着た奥様が。スピーチあり歌ありで盛り上がりました。
最後のマーさんの涙の言葉でもう思わずもらい泣きしてしまいました。
この班は元渋谷公園通り劇場出演メンバーなんですが、マーさんの希望で集まったそうで、そんな同期たちの温かい演出に本当に感動しました。いいものを見させていただきました。
マーさんと奥様、末永くお幸せに!

by hyakurin | 2008-06-16 01:55 | お笑いライブ | Trackback | Comments(0)

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