神保町花月「犯人と人質(オレ)」の感想

2日目に行ってまいりましたー。
なんだがお一人様が多かった気がします(私もだが)
ほぼ満席。さすがノンスタでしょうかね。
ひとつ素晴らしいのが入場の時に配られたチラシにちゃんと出演者と役名が書いてあった事。すぐ役名を忘れる私にとってはありがたいです。
タイトルから想像してたのとは少し違う内容でしたね。人質、というとなんとなくプラン9の「銀行のススメ」を思い浮かべていたからかも。実際はもっとほのぼのしたお話でした。

ではでは、以下ネタバレありで感想とちょっとのレポ書きます。信用ならない記憶に基づいたレポなので内容の齟齬等はご容赦ください。

その前に勝手に宣伝。
神保町花月「カーテン」DVD7月7日発売。amazonで予約すれば26%割引になって比較的お手ごろ価格。別に他のところでもぜひとも買い上げを。ブラックな内容がどうしても駄目という方以外にはオススメです。面白いです。





座っている秋山(井上)と加藤(毛利)
2人はとある会社をリストラされている。加藤はそれで妻子に逃げられ、秋山はまったく儲からないどころか赤字の家電リサイクル業者のバイトをやっている。加藤が何を言っても聞いているのかわからない態度の秋山。彼には人の不幸話を聞くと笑うという最低な癖がある。
そんな2人の所へ物凄く訛った工事作業員(鈴木つかさ)がやってきて、市ヶ谷サカスを建てるのでどけと言い出す。
まさかの鈴木さん登場にびっくりしました(井上さんも驚いてた)本来この役はNSC生がやってるらしいのですが、鈴木さんなのでやたらと長いくだりに。
作業員ともめていると岩部(柴田)がやってくる。彼は秋山の同僚でリストラを免れた数少ない社員。その岩部に散々馬鹿にされ、しかも妻がどうやら社長と会っているらしいと聞いた加藤はキレてある計画を立てる。
加藤が立てた計画とは自分たちをリストラした社長(林)を誘拐するというもの。2人は早速、プロレスラーの覆面とモデルガンを持って朝家を出る社長を拉致しようとするが、同じような風体の2人組に先を越されてしまう。焦ってその2人を追いかける2人。
オープニング。鈴木さんらしい、音楽に合わせた渋いものでした。サークルSと禁洒法を混ぜた感じ。暗がりでの細かい移動は見てるだけで覚えるのが大変そうと思いました。

社長を拉致してアジトに戻った篠原(石田)と岩崎(西代)
彼らは社長を後ろ手に縛って、目隠しと口にガムテープ耳にはヘッドホン(流れているのはイルカの鳴き声)と完璧な様子。だが岩崎は篠原を「ケンちゃん」と本名で呼ぶなどちょっとアホっぽい。とりあえず食事に行こうと出て行く。
そこへ追いついた加藤と秋山。何度もくだらない用事で戻ってくる岩崎を何とかごまかすものの、結局篠原に見つかってしまう。
篠原と岩崎は社長を誘拐してそれを助けた事にして恩を売る計画を立てていた。どちらが誘拐するかでもめる間に、篠原が社長の息子だとバレる。彼は数年前に勘当されていた。それまで小遣いを貰って暮らしていたので、父親に恩を売って元の様にフラフラと暮らすため誘拐したと言う。すったもんだのあげく、状況を理解する4人。
社長の家の執事・酒井(矢野)は元警官で有能な人物らしく、びびった4人は偵察に行こうとするものの、お互いが信用できないため岩崎と秋山の変則コンビで行くことに。
執事が有能というところで、西代さんが石田さんが昨日酔っ払ってう○こをもらした話をして、石田さんが苦しみ悶えてましたw

社長が目覚めそうになったのを篠原が木の棒で殴って昏倒させたり、何かと実の親に冷たい篠原。加藤と2人きりでいる間に、篠原が本当の理由を喋りだす。社長は仕事一筋で家庭を返り見る事がなく、妻が病気で入院しても見舞いに来ず、葬式にもろくに参列しなかった。それを恨んだ篠原は父親がそこまでして溜めた金を全部くだらない事に使ってやろうと決意して、この計画を立てたと。だから自分は金に興味はなく、あくまで父親に恩を売って死ぬまで脛を齧っていくつもりなので加藤に協力すると。家には相当な現金があるはずだとも教える。
2人の間では話がまとまったが、他の2人が時間通りに帰って来なかったり、岩崎だけ帰ってきたり。岩崎を見失った秋山が疑心暗鬼に駆られて帰ってきて秋山まで疑い、キレたりしていると岩崎がなんと執事を連れてきてしまった。なんとか取り押さえたものの、社長は家の金庫の暗証番号を言わず、もめていると結局社長が、誘拐犯が自分の息子と友達、元社員たちだと気が付く。
開き直ってここぞとばかりに怒りをぶつける篠原に「あなたは何もわかってない」という執事。だが聞く耳を持たない息子に社長は暗証番号を教える。それは息子の誕生日だった…。

実は会社はもう倒産寸前だった。妻は立て直す事を何より望んでいたので社長は一生懸命、リストラまでして立て直そうとしていたが会社はもう破産間近だった。金庫の金はせめて息子に残そうと社長がコツコツ溜めた3千万円。
社長は今まで息子を省みなかった事を詫び、元社員たちにもリストラは間違っていたと土下座をする。加藤は自分の人生をめちゃくちゃにしておいて詫びるなとキレるが、社長によると彼の妻は社長と不倫していた訳ではなく、夫を働かせてくださいと頼んでいたらしい。加藤は捨てられてはいなかった。それを聞いた加藤と秋山は何も取らずに立ち去った。

社長と執事、篠原と岩崎は一から会社を立て直すために働いていた。
加藤と秋山はリサイクル業者と弁当屋を融合させた新商売を始めたらしい(ここでお約束の弁当をリサイクルしているというギャグが)
みんなそれぞれ新しい道を歩き始めた…。

途中、暗証番号を聞きだすくだりで社長に初キスの年齢や場所を聞いたのですが、駐車場という答えが何故かツボにはまった石田さんが笑いをこらえすぎて台から転がり落ちたりしてました(役として声を出せなかったとはいえ、何がそれほど面白かったのかは謎)
カーテンコールでは鈴木さんがいきなり出てきた事への非難やら、その鈴木さんからイキりが酷いと怒られる井上さん(オープニングは特に…)
人数も適度だし、雰囲気がいつもの神保町と若干違う関西風で、みんな和気藹々としていて楽しそうで、見ていても楽しい舞台でした。
たまにはこういうほのぼのもよいなと思いました。
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by hyakurin | 2008-05-30 02:38 | お笑い・落語 | Trackback(1) | Comments(0)

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Tracked from 日々の書付 at 2015-12-09 01:32
タイトル : NON STYLE出演舞台[DVD] 犯人と人質(オレ)
大好きなNON STYLE、大好きな鈴木つかささん演出の神保町花月舞台「犯人と人質(オレ) 」を見ました。面白かった! その他の出演者もギャロップ、ミサイルマン、矢野勝也(矢野・兵動)など芸達者揃い。オープニング、「犯人と人質(オレ)」のタイトル紹介の演出がかっこよく、プラン9のオープニングを彷彿とさせます。さすがはつかささん。( ̄▽ ̄) 犯人と人質(オレ) [DVD]posted with amazlet at 13.02.16よしもとアール・アンド・シー (2008-11-19)売り上...... more