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Major Crimes ~重大犯罪課 5話と6話

ネタバレあり。



5話 救出作戦
離婚弁護士の子供2人の誘拐事件。まず一人がリサイクル工場のドラム缶から見つかり発覚。最初はもしかしたらリサイクルとか言っても埋めるだけの工場を使っての大量殺人の可能性もあるとプロベンザが憤りながらすべて開けて確認の指示を出したり。ホント、今作のプロベンザはまともな指揮官だよなあ、いつも捜査の指示はほぼプロベンザだ。レイダー来ないし。
ラスティはまあまあ落ちついて来て多少はうざくなくなった。そこへ検事がとある犯罪者のDNAがラスティとほぼ一致すると情報を持ってくる。その麻薬関係で捕まった男の兄がラスティの父。ただし出生証明書には記載がなく、母親が子供がいると話していない可能性が高い。話すかどうかはレイダーに任せると言う検事。即引き取れ、とかにはならないんだ。
両親、特に父親の離婚弁護士は警察が関わると子供が殺されると警察の関与を拒絶。しかし母親が微妙な顔をしてるのを見て取ったレイダーはひそかに携帯電話を渡し、連絡するように耳打ち。そこからもう何度も金を取られているとか、もう事態は夫婦の手に負えないのに頑固だと情報が。
もしかしたら父親の狂言誘拐かも知れないと調べると、父親が同じドラム缶を最近購入していたりする。フリンは父親に息子の死を知らせて反応を見るべきだと言うが、レイダーは娘が生きている可能性もまだあると言い、プロベンザも今回ばかりは警部が正しいと支持、いちいちおべっかじゃないって言わなくていいのに。その上で、前の部署で誘拐事件に慣れているからとサイクスに指揮を取らせたらどうかとか進言。サイクスは息子の友達に死んだ事をぽろっと話したり相変わらずぽかが多いんだけど、家の見張りの手配とかは一応ちゃんと出来る。
ラスティは段々、レイダーたちの仕事の過酷さが分かってきたのが落ちついたきっかけのひとつのようだ。
今回のモラレス先生はまず息子の身元発覚のヒントを見つけたりと普通に活躍。やっぱりガブリエルがいないとからかう相手がいなくてまともだなあ。出番も少ないし、ちょっと残念。
やがて捜査線上に離婚弁護で恨んでいる危ないヤツが浮かんでくる。名前が出て来ないがアメリカで自衛権を主張して税金も払わず銃を持って暮らしてる男が離婚で子供を奪われて逆恨みしているのではと。かなり強引に離婚していて、書類がそろってないのを離婚慣れしたプロベンザが見つけました。
妻を呼んで話を聞いてみると最近大金を持ってきたりとかなり怪しく、ハイパワーライフルとかを物凄く大量に買い込んでいる。父親の方が更にイカレていると。銃を買いに来る店に行き、銃が入荷したと呼び寄せる事にするが、サイクスのこのときの店主への脅しもカッコ良かったが、更にカッコよかったのはサンチェス。
検事も連れて行き、息子に取引を持ちかけ父親を制圧して誘拐された少女を救出するのが目的。当然反発する息子を見て検事はサンチェスに説得を任せる、と一旦店を出る。サンチェスは自分の服を破いて、暴行したな、俺も反撃するぞと腕ずくの説得。前にも相手の靴で足形つけて暴行とか言った事があったような…。迫力あってこのドラマになってからのサンチェスはカッコいいぜ。
説得に成功し、死刑は免れるという事で息子は父親と少女のところへ案内。フリンとプロベンザも現場へ援護に。最初は息子に話させる。被害者はトレーラーハウスの床付近に寝かされていると熱反応で分かる。しかし息子の態度でバレ、父親は銃を乱射してトレーラーに逃げ込む。サンチェスは少女の場所を確認してからトレーラーに十字で銃撃して父親を倒す。被害者少女は無事でした。サンチェスがいいなあ。
レイダーは隠し事はしない、とラスティに父親の事を告げるつもり。

6話 目には目を
ラスティは食器洗いを手伝ったりしていい子キャンペーン中。どうやら見も知らずの父親に引き取られるんじゃないかと思っているみたい。ラスティ的には自分を探しもしなかった父親なんてという思いがある。レイダーは父親はそもそもあなたの存在を知らない可能性があるし、別に追い出すつもりはない、ただ父親の存在を教えて、あなたに最善の道を見つけたいのだという。そして監視が必要なくなったという判断が出たとかでラスティを残して捜査に向かう。ラスティは渡された資料を見るか悩んでいる。
車内で撃ち殺された16歳のアンソニー、黒人でありギャングの抗争かと思われるが車には後ろから激突された跡があり、キレた運転手の仕業かもしれないとタオ。フリンはギャングに決まってるというが。近くの高校の生徒であり、アメフトのクォーターバックだと分かり、とりあえず関係者に話をというレイダーにそれには待ったがかかっているとプロベンザ。それを聞いて、そもそもこの事件を重犯課に回したのは誰とレイダー。
回したのはテイラーで、末の息子がその高校に通っているとかでナーバスになっていて色々無駄な口出しをしてくる。ギャングの報復が怖いから高校に話を聞きに行くなとか。もう完全に初期の駄目でウザいテイラーに逆戻りだなあ。
アンソニーの兄は案の定ギャング、通称ボーンズ。その関係で殺されたに決まっているとテイラーはボーンズを拘束しろと。そこで呼び出して保護観察中に夜10時以降に出歩いたと逮捕。レイダーはでもやっておきながら、長時間の拘束は無理、訴えられたら不利になると言うがテイラーは構わないから拘束しておけとかめちゃくちゃ。
一旦家に帰るとラスティが朝食を作って待っていた。ずっとママに作ってたし、これからもよかったら作るよと。で、父親の資料を見てネットで調べたら住宅ローン会社勤めだった、悪い仕事してるとか言いだす。レイダーは人が家を買う手伝いで悪い仕事とは言えないとか言うが、とにかくもっと詳しくわからないと会えないから調べて欲しいとラスティ。レイダーは容疑者でもないのに警察が調べるのは違法と言いつつ、何か考えないとねと。
アメフト部のコーチに話を聞くと、かなり信念を持った人のようで色んな人種をまとめていいチームにしようとしてる。アンソニーはとても有望な選手で2年生で既に大学のスカウトが見に来ていたほどだし、兄のギャングとは何ら関わりがないという。応援に来た兄を追いだした事も。アンソニーの車に追突したキア・セドナという車が駐車場にあったような気がするが、とにかくそんなミニバンがアンソニーに続いて駐車場から出たのは見たと。
どうやらアンソニーへの怨恨の線が強い。まず車で追突して近寄って撃つなんていうのはギャングの手口ではないとサンチェス。それを兄ボーンズに説明すると、ボーンズは俺のせいで死んだんじゃなかったと納得して帰って行く。そうテイラーの指示を無視してレイダーが釈放。責任取れと騒ぐテイラーをしり目にボーンズをつけて犯人を特定しようと動く。サンチェスが車で尾行し、行き先が高校だと分かるとサイクスが中の尾行を担当。その様子はすべてカメラで撮影し市警でレイダーたちが見て指示を。私服も入れてるし万全の態勢、とレイダーは自信あり。
その間にラスティの事を相談するレイダー、またカンパですかとバズ。そうじゃないと事象を説明するとフリンがプロベンザに電話して、ラスティの父親は殺人犯ですとか言うが、それは却下。方法が思いつかない、というレイダーにフリンはなら預かり先の児童福祉局に調べさせる、知り合いがいるしちょうど電話したかったと。フリンは母親に教えられてないんだから無理もないとラスティに同情的。また傷つきたくないんだろうと。
ボーンズはアメフト部のコーチと選手の一人を追いかけ、サイクスが追う。するとその選手をボーンズが襲おうとして、サイクスと揉み合いに。必死に銃を取りあげようとするサイクスをぼこぼこにするボーンズ。その上頭をアスファルトに何度も打ち付けたり。ようやくサンチェスが来て飛びかかって捕まえた時はほっとしたくらい、凄い暴力でした。サイクスに銃を取ったぞ、よくやったと必死呼びかけるサンチェスですが、サイクスは意識が既にない。
その選手はアンソニーとクォーターバックを争って負けた選手。それで殺したんだと思われる。キア・セドナも祖母が所持してるし。両親もやって来て騒々しい中でテイラーが検事を連れて来て、容疑者を確保したと会見するとレイダーに言いに来るが、プロベンザが病院から戻ってきたところでレイダーはそれどころじゃない。サイクスの容体を聞くと、脳震盪に打撲に顎の脱臼だというプロベンザ、そしてレイダーにこれが現場なんだと。あんたの指示で部下が傷つく。私は何が間違っていたの、万全だと思ったのにというレイダーに、シャロン、万全なんてない。どんなに準備しても不運に負ける時もあるんだと。とにかく今はテイラーの話を聞こう、と喋らせ、さすが本部長サイクスへの気遣いが何もない、と皮肉もかまして、とにかくプロベンザがもう素敵です。レイダーにも文句じゃなくて労りと諭しがあったもの。なんかでもそろそろお茶目なプロベンザも懐かしくなってきました、今のプロベンザも好きだけどね。
やっていないという息子に会わせろと父親が迫る、息子にはアリバイがあると買い物させたというレシートも出すが、レイダーはもう一度財布を見せてと。そこには他のレシートはなく、なぜこのミルクとシリアルを買っただけのレシートだけわざわざ取っておいたのと。息子のアリバイを確保したならこれは計画殺人よと。父親はアンソニーはギャングだ、尾行したらわざと車を急停止させてぶつけさせられた、近寄るとグローブボックスから銃を出そうとした、ギャングだからなと喚くが、アンソニーはギャングじゃない。でも兄がギャングでこのままなら兄は息子を犯人と思っているから報復されるわよ。すべて自供して息子を守れと。息子がアメフトを続けられるならという父親に、まずすべて供述書に書いて私を納得させなさいとレイダー。
息子は母親と自分の父が殺人犯であると会見、これでギャングの抗争は免れたとテイラーはご機嫌でレイダーとサンチェスを労う。呆れる2人。テイラーがいなくなった後、レイダーはテレビを見ながら可哀想な子と。サンチェスは親は子供を選べない、レシートに気が付いたのはお見事ですとレイダーを誉める。確かにそれは凄いよレイダーと思った。
ラスティは詳しい資料を見たけど、やっぱり父親には会いたくないと。知らせる必要はない、それに歴史の先生も好きだし、貰ったパソコンも好きだし、学校で友達もできた、もう監視が必要ないからその子も入ってるチェス部に入りたいとか色々行った後で、やっぱりでも俺を追いだしたいかとレイダーに訊く。なんか不憫になってきた、母親に本当に捨てられて自信がなくなっちゃったんだね。
レイダーはあなたがいないともう寂しいくらいよ、私はただ事実を告げただけで選ぶのはあなたよと答える。ならやっぱり会わないというラスティに、それでは現状維持としましょう、と。ラスティが友達ができたと言った時に凄く嬉しそうだったし、レイダーは本当にラスティをちゃんと思ってるんだなと私もようやく納得。最初は違ったにしろね。このままラスティも落ちつくのかなあ、そうであって欲しいけど。しかしいつ裁判始まるんだろう。

by hyakurin | 2013-09-20 18:39 | 海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

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