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キャッスル~ミステリー作家は事件がお好き~S3 22話~最終話まで

ささっと感想、だけど超ネタバレあり。
特に最終話は雑だけどネタバレはばっちりしてますので注意。




22話 ロサンゼルス大捜査線
前にベケットが捕まえた元相棒のロイス、もうNYでは賞金稼ぎが出来ないので(てか出所はできるのか)ロスに移住したらしいのになぜかNYで死体で発見。ただでさえそれでもう猪突猛進なベケットですが、犯人が使った名前が今撮影中のニッキーの映画の登場人物の物と分かり、ロスへ捜査へ行きたいと警部に直訴するも却下。そこで休暇を取ってロスへ行こうとエコノミーに座っているとビジネスクラスへ案内され。当然そこにはキャッスル。
おとなしくって言ってるのに派手なオープンカー借りたり、凄いホテルにベケットを誘ったり。もちろんスイートルームなのでベッドルームは複数ですがそれにしても壁に顔が書いてあったり悪趣味も悪趣味って感じ。でもこのスイートルーム専用のコンシェルジュがなんでもやってくるれる凄腕。ベケットに至ってはホワイトボード持ってこいとか言うし(そして持ってくるし)
ロイスはKISSのジーン・シモンズ(ご本人様登場)の仕事をして以来その屋敷に住まわせて貰っていたらしいのですが、女優のヴァイオレットの仕事をしていたとか。
撮影現場に行くとエスポジートとライアンのそっくりさんが。ちなみにヒート役のナタリーは今クスリでリハビリ中の為撮影は中断してるらしい。
ヴァイオレットの家に忍び込み彼女がロイスとNYへ行ったらしいと判明するがそこで地元市警に捕まり、警部が大激怒。帰ってこいと言われるがベケットは無視。そしてライアンたちからマイクが撃たれた弾が溶ける特殊な物だったと情報が。ロスにその会社がある。
で、ベケットがコロンビアの武器商人の代理人のフリして近づく(水着サービス)がバレたりしてる間にキャッスルがその男の携帯を調べ、取り調べをセットでやったりして解決。ヴァイオレットはなんだったか忘れたがとにかく女優として成功したかっただけの彼女を守ろうとしてロイスは死んだ。
ロイスはベケットに手紙を遺しており、そこには自分の心に嘘をつくなとかなんとか。終盤やたらとキャッスルとベケットをくっつけたがるよな。

23話 ミスコン殺人事件
アレクシスはアシュリーが大学へ行くのにスタンフォードを選べば遠距離恋愛になり、統計的に長続きしないと悩んでいる。かといって自分のためにスタンフォードを諦めて欲しくない。アシュリーはアレクシスを喜ばせたくて州内の大学を選びますが、アレクシスは怒ってアシュリーと別れるがもちろん家では泣いている。彼の為に身を引こうとかアメリカドラマのキャラっぽくないな。
アシュリーはキャッスルに仲裁を頼んでくる。キャッスルは一旦は断るし、嫌なんだけど家に帰って娘がしょんぼりとアシュリーとの思い出画像を見てるもんだからアドバイスを。アシュリーと遠距離だと上手くいかないとか最初から決めつけてる、結果はその過程についてくるものだし目先の事に囚われ過ぎていて全体を見ていないと。
結局アシュリーはスタンフォードへ行く事になるが、アレクシスも早期卒業してスタンフォードに行くと言う。キャッスルは大ショックだが、アレクシスも男で大学決めていいのかねえ。
さて事件はミスコンで出場者のアンバーが殺されるというもので、司会の男だの元彼だのカメラマンだの主催者だのが様々な理由で疑われるが結局はアンバーのマネージャー(というか指導者と言った方がいいのかな)
アンバーが主催者と浮気してそれを餌にコンテストの質疑応答の内容を聞いたりしてたのを知り、最初はアンバーが裸の写真を盾に元彼に脅されてると思って話をつけに行ったのに実は共謀してたと知って、自分のキャリアを守るために2人を殺した。行き詰ったときにキャッスルは自分がアレクシスに言った「全体を見ていない」で裸の写真の裸ばかりに気を取られていたが、背景などからどこで撮影されたかが重要と思い、調べてみて主催者の別荘と分かったところから事件解決。

最終回 ノックアウト
さーて、問題の最終回です。私はキャッスルというドラマはセレブな小説家と美人刑事が送る軽いサスペンスドラマとして期待してきたんであって、いきなり書いちゃうけどベケットの母殺人事件に関わってた悪徳警官のラグリンとマカリスターとモンゴメリー警部がグルだったなんてそんなシリアスとしてもめちゃめちゃな展開を全然望んでないわけで。今までずっと話の分かる警部がいるチームの話を楽しんで来たのに、いきなりベケットを守るためにモンゴメリー警部はベケットをそばに置いておきましたとか言われても。ベケットはまた簡単に許す、とか言ってたけど許せないでしょうよ。しかもマフィア誘拐の件で殺された刑事を殺したのが故意でないにしろ警部だったとか。重すぎる。
ロックウッドが刑務所で何故か独房から一般房に移り、同じ刑務所にいたマカリスター(てかこの人だって元刑事なのに一般房でよく無事だったな)を殺したところから始まる。おまけにその裁判中に爆破事件が起こり、ロックウッド逃亡。房の異動といい、明らかに警察とかに伝手があるとしか思えない。
でまあ、キャッスルが途中ベケットが危険すぎると事件から手を引くように説得するんだけどベケットを怒らせただけで失敗。もうベケットも頑な過ぎて見ていてイライラする。ちなみにベケットの父がキャッスルにわざわざ会いに来て、2人が惹かれあってるのは分かってる、娘を助けて欲しいとか言ってるし、キャッスルもわざわざ他の男と付き合ったり不幸を選んでるとかベケットに言ったりする。
ベケットはその怒りを警部にぶつけに行くと警部はあっさり、キャッスルは追いだすと言う。市長の命令は?と驚くベケットに本当はそんなのはねのける事は出来た、ただ君たちの相性がよさそうだったのでチームに入れたと言う。
そしてロックウッドにベケットをおびき出せと言われ、同時期に2人で捜査していたライアンとエスポジートは3人目がモンゴメリー警部だと知る。動揺するエスポジートに対して冷静なライアンにエスポジートが殴りかかったりしながらも(この2人って普段は逆なのにいざとなるとライアンのが肝っ玉も座ってるし思考も柔軟なんだよな)ベケットに警告メール。
その時既にベケットは警部に誘いだされていたがそれは奴らをおびき出すためだったと言う警部。そして真の黒幕は言えない、地位がある人間で君が知ったら今度こそ殺されるからと。そして呼んでいたキャッスルにベケットを連れて逃げろと。キャッスルがベケットを連れ出し、警部は殺されるわけですが。
ベケットは真相は明かさない、とみんなに言う(おいおい…マジで許すのかい)
警部の葬儀でスピーチ中に撃たれるベケット、キャッスルが取りすがり「愛してる」と。
…こういう展開がみんなの望みなのかなあ。うーん。でも実はもう放送してる新シーズンは視聴率的にはかなり好調なんすよね。こういうシリアス展開がお好みなのか、キャッスルとベケットの仲に進展がありシッパーが喜んでいるのかどっちだろう。
なんにせよ、警部がいなくなった事でキャッスルの立場は微妙になるのは想像がつく。そういうごたごたよりただ事件があって解決して、でもいいのになあ。
てか警部よ…。いい人で好きだったのにそんな裏があったとはそりゃないぜ。それにこの期に及んで真犯人を言わないで死ぬとか。それで諦めるベケットじゃないって分かってるだろうに。
次シーズンが気にはなるが今はちょっと引いてる私でした。
あ、でもアレクシスは気になる。いなくなっちゃったらかなり見る意欲が失せるもん。

by hyakurin | 2012-11-03 03:41 | 海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

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