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キャッスル~ミステリー作家は事件がお好き~S3 9話と10話

ネタバレあり。



9話 宇宙人との遭遇
この回、X-FILES世代ならニヤリとするシーン多し。
キャッスルがペンでクロスワードパズルをやっているとアレクシスが週末のキャンプにアシュリーが行く前に彼の両親がキャッスルに会いたいと言っていると。
車の中に女性の無残な死体。マリーと言うその女性のあり様の原因をラニはゼロ気圧(爆発的減圧)にさらされたせいだと言う。それは要するに彼女が宇宙にいたって事かと面白がるキャッスル。ここから事あるごとにあのドラマの主題歌を口笛で吹いてみたり色々。宇宙人に誘拐されたんだとか言ってますが、マリーは科学センターの未確認生物学者でSETI(地球外知的生命探査機関)からお金を貰ってる。ベケットはそれは関係ないとあくまで現実的ですが、ライアンはキャッスルより。NASAの仕事をしていた。
「人生を変えるような出来事があった」と言っていたとか、爆発的減圧を起こせる機械が職場にある。元彼のカーターと揉めていた、しかしカーターは彼女から声をかけてきて復縁しそうだったとか。職場の機械には何の痕跡もない。ラニは謎が深まったと連絡してくる。レントゲンにはインプラントみたいな物が映っている。
アシュリーの親は経済学者で真面目なのでちゃんとしてとキャッスルに念を押すアレクシス。キャッスル家での会食は向こうの両親とキャッスルとマーサだけ。
マリーは死ぬ前に「宇宙人に連れ去られ」の著者のべニーと電話していた、元同僚。UFO説で反発しあう仲だが、マリーは宇宙からのシグナルが来た、4ヶ月間の記憶がない、連れ去られたような記憶があるとかべニーに言ったと。それを聞いてもベケットはどこまでも現実的だが、マリーのオフィスからは政府のエージェントを名乗る男たちが持ち物すべて持ち去っていた。
エスポジートは市内のどの同じ低圧室にもなんの痕跡もなかったと言うと、真空調理機など同じ事ができる機械すべてを調べろと言われてうんざり、エスポジートもキャッスル派に。
マリーが行った天文台、彼女が普段使っている電波望遠鏡ではなく、普通に見える望遠鏡でなにかを探していたらしいが、その帰りに浚われるキャッスルとベケット。何かをどこかで聞かれた後、注射をされて気が付くと元の車に。ベケットの車に追跡装置と盗聴器が仕掛けられていた。
マリーの鼻のは病気だったが、彼女は元彼になにかのDVDを託していた。そこにはまるでUFOのような物が映っていて。キャッスルは大喜び、ベケットはこれをエージェントは探していたのだろうと言うが、そこでおびき寄せるのに盗聴器に向かって話してみる、とすぐ現れる。
しかし欲しかったのはこの画像ではないと。彼らはマリーが偵察衛星を傍受してそのデータを中国に売っていたと言う。キャッスルはマリーがあんなバレバレの行動を取るのはおかしい、スパイにしてはと言う。
そしてマリーからはチオペンタールナトリウム(オウムで有名になりましたねえ、自白剤だ)が出た。犯人は科学センターで電波望遠鏡が使える人と調べるとマリーのサインを偽造してる奴がいる。出来るのはヴォーン博士だとベケットはエージェントを呼びつける。ヴォーンを探しに怪しい建物に乗り込む。キャッスルが中国語が喋れてびっくりするベケットだが、キャッスルは彼らに「彼女は馬鹿だからすぐ撃つぞ」とか言ってる。
会食を中座したキャッスルだが、アシュリーの両親はなぜかキャッスルを気にいったらしく、週末のキャンプは家族ぐるみになるらしい。
ベケットはエージェントに真相を聞くが、機密だとキャッスルには教えてくれない。ラストシーンがあのドラマそのものでした。

10話 伝説のバー
珍しく(今シーズン初だな)執筆中のキャッスル。さすがにその時はぴりぴりしてるが、アレクシスは大学見学に来る昔の友達を泊めると言う。カンザスに引っ越したグレイシー、完全にゴス系に変貌していて、戸惑うキャッスル一家。そのままキャッスルはベケットと合流(執筆はどうした)
イースト川から文字通り釣り上げられた撲殺死体、海軍のタトゥー入りのドナルド・ヘイズ。ギャンブル克服メダルを持っていたのでキャッスルは、借金でマフィアと揉めたと言いだす。そのドニーはまだ港で仕事中になっていて行ってみると全然違う男が働いている。組合員証を2万5千ドルというかなりの安値で買ったと言う、ドニーは金がすぐに必要だったらしい。
ドニーは死ぬ数週間前に散弾銃で腕を撃たれているが無治療。口座の金15万ドルあまりも消えている。その金はビトリーノと言う訳あり男に支払われている。賭け屋もやっているのでやはりギャンブルかと思われたが、ビトリーノはドニーにバーを売ったという。そのバー「オールド・ホーント」はドニーの祖父で伝説のバーテンダーと言われたレオの店。キャッスルもかつて通っていた作家の集うバーらしい。日本で言う文壇バーみたいなもんだろうか。
今は赤字でバーテンダーのブライアンに売る予定だったが、ドニーの方が高値をつけたと。ブライアンがドニーを恨んでやったのではとバーにドニーの頭を殴った赤いボトルを探しに行ってみる事に。店には若かりし頃のキャッスルの写真も。処女作はここで書いたとか。アレクシスが生まれるまでは常連だったらしい。ピアノ弾きのお爺さんはキャッスルを覚えていました。
ベケットはドニーの友達のふりをする、ブライアンはまだドニーの死を知らないようす。ブライアンが酒を出しながら怪しい事をしてるのをキャッスルは見逃さなかった。金をレジに入れずに誤魔化しているだろうと言うとブライアンは高々数十ドル、ドニーは見逃してくれたと言う。地下にあるオフィスに行ってみるとそこには散弾銃の跡が。
キャッスルは家でカクテルなんか作って、バーをやろうかとノリノリ。マーサも最近良いバーがないもの、と賛成したり。アレクシスはグレイシーが馬鹿にすると落ち込んでいる。
通称ピックアップ・ピートが店の女バーテンダーにちょっかいを出そうとして、彼女も帰ったと思っていたドニーが現れ、彼とトラックをぼこぼこにした事があったと言うのでピートを呼ぶが、彼はトラックの修理代もすぐキャッシュで払ってくれたし、遺恨はないと言う。ドニーの口座には数ドルしかないのにどうやって金をはらったのか。その他にも店の改装などにも結構な額を使っている。何かをオークションで売ったらしい。
オークションハウスで聞いてみると元市長のジョー・ウォーカーが禁酒法から逃れようと隠したと言われる伝説のウィスキーコレクションのうちの1本だったらしい。キャッスルはこういう事にも凄く詳しくて、そのスコッチを飲んでみたいとか言ってる、1875年のスコッチ。
落札したゲーム作家の若造は事もあろうにソーダ割りで飲んじゃったそうですが、ボトルは残ってる。キャッスルは大憤慨してる。調べるとドニーの頭から出た殴ったのと同じボトルだが、このボトルは無傷。他にも残っているのだろうとキャッスルはベケットを連れてもう一度バーに戻り、探す事に。
散弾銃の痕跡から本棚の裏の隠しドアを見つけるキャッスル。ドアを開けると散弾銃がぶっ放される仕組みだったみたい。物騒だなおい。降りてみるとそこには古い通路が広がっていて、イースト川にもつながっているようす。そしてとうとうコレクション発見。100本はある。1本2万ドル以上の物が。そして凶器と思われる割れたボトルも。
その時誰かが通路に現れ、追うが姿が消えてしまう。どこかにまだ秘密の通路があるらしいと古い下水道台帳を調べてみるとそれらしきものが。更にそれを最近借りた人物がいる。
それはオークションハウスのハイスラーと言う男。ドニーは彼を信用してコレクションの話をしたらしいがハイスラーはそれを盗もうと、オークションには1本ずつ出した方がいいと言って時間稼ぎをしてその間に隠し部屋を探したらしい。
アレクシスはグレイシーと新しい関係を築いた、もう10歳じゃないしと仲良く署に来るがベケットが私がタトゥーを入れたのものあの年頃だったわ、とか言うのでキャッスルも色んな意味で気が気ではない。
モンゴメリー警部が確認するとウィスキーは市の物になるが、キャッスルが市警に寄付をするなら1本だけあげてもいいと言われた、とキャッスルにクリスマスプレゼント、と渡す。キャッスルは大喜びでこれはぜひみんなで飲みたいと言うと早速グラスを出す警部。しかしキャッスルはふさわしい場所があると。ベケットはキャッスルに「あのバーを買ったの?」と。キャッスルの金持ちエピソードも久々に来たな。ベケットは最初、土曜日でもう9時過ぎよ、と乗り気ではないのだけどキャッスルやみんなが「ピアノマン」を歌いだすと、結局一緒に歌いながらみんなでバーへ出かけて行く。
いいなあこのラスト。ビリー・ジョエルいいよなあ、ピアノマンは名曲だよね。そしてみんな凄く歌が上手い。
どうでもいい話だけど、私が小学生の頃バスケの練習の時なぜか指導の先生がビリー・ジョエルを流すので私にとってはビリー・ジョエルと言うとバスケ、という変な連想があったりする。その時にはもっとアップテンポな曲だったけど。と言うかその頃は洋楽ばかり聴いていたなあ、とちょっとしみじみした。

by hyakurin | 2012-07-07 20:23 | 海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

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