人気ブログランキング | 話題のタグを見る

キャッスル~ミステリー作家は事件がお好き~S3 #5#6

ネタバレあり。


5話 或る殺人の分析
葬儀で出棺の時に棺の底が抜け、中から遺体が2つ。別の女が入ってました。これクローザーでもCSIでもあったけど、実際にもあるような事なんでしょうかねえ。さすがに持てばバレる気がするが。
ジーナがスパに誘ってくれたとマーサとアレクシスの3人でおでかけ。マーサは元妻は嫌いだがスパは好きだと。その時アレクシスがテイラー・スイフトのライブにアシュリーと行きたい、思い出(キス、キャッスルは聞きたくないと耳をふさいであーあー)の曲があると言うがチケットは完売でオークションでもとても買えない、と嘆いている。ジーナとキャッスルの思い出の曲はAC/DCの狂った夜だそうで、今度はマーサとアレクシスが聞きたくないと。
で、この後キャッスルはチケットを手に入れ、アレクシスを喜ばせようと意気揚々と家に帰るんだけど、先にジーナがチケットをしかも最前列でバックステージにも入れるやつをプレゼントしていて、怒ってしまう。ジーナはいつもそうよ、私はアレクシスを喜ばせたいだけなのにあなたはあなたが喜ばせないと駄目。私がアレクシスに近寄れないようにしている、結婚している時からと。それでキャッスルは反省してジーナに謝る。最近じゃ自分も近寄れず寂しいよとか。誠意を見せて謝った、とベケットにも言っている。その上、ジーナはアレクシスにチケットをあげる時ちゃんと、パパと2人からのプレゼントよって言ってる。ジーナ、まともでいい人じゃないか。大事にしろよなあ。
しかしキャッスル、今シーズンは全然働いてないけどいいのかね。シーズン1頃はそれでもパソコン打ってるシーンもあったけど、最近全然じゃん。
棺の女性の身元は郡立病院のヴァレリー・モンロー。キャッスルが携帯を見てみると彼女はカトナのホテルを死ぬ前に探していた。エスポジートがモンローのカードに不審な点がある、毎朝コーヒーを買っているというとライアンが「そりゃとんでもなく怪しいな」と馬鹿にしたように言うが、彼女は家から20ブロックも離れたところで買っていて、そこは病院とは逆方向。エスポジートは静かに怒っててしばらく2人は仲悪いです。
モンローの死因は殴った後で注射器で空気を注入し、空気塞栓を脳で起こして死んでいる。犯人は医療の心得があると思われる。キャッスルは病院にて、医者同士やってるとか乱れてるとかドラマでよくやってるよなとはしゃいでいる。ドラマってグレアナかね、見た事ないけど。ベケットはまともな医者もいると、例のジョシュは医者だと言うとキャッスルは泌尿器科だ婦人科だと茶化しますが、心臓外科医よと。モンローは帰る時看護師と話していたと、個人的な問題を解決していたとかでなんだか動揺していたと言うので、キャッスルはそのマクリントック看護師はきっと凄くホットで三角関係のもつれだとか言っているが、その看護師は男でグレッグ。しかもイケメンでなんだか色んな女性と仲良しの様子。それをモンローに注意された、その後彼女は男と帰って行ったと言う。都合よく謎の男が出てきたな、と言うキャッスルだがグレッグには別のチャイムズ医師とアリバイがあった。
ライアンが病院で聞きこんで来たところ、チャイムズ医師とはプラトニック。だが他の女性も身のまわりに一杯いて「グレッグ銀河」とか言ってる。しかしどの女性ともプラトニックな付き合い。ゲイかというキャッスルだが、ベケットは自分も誘われたしと。
モンローは昇給もしていないのに大学ローンを週1万ドルも返済している。そしてグレッグの言ったように謎の男が防犯カメラに映っている。モンローが通っていたコーヒーショップの隣にホテルがあり、そこの長期滞在者に定期的に会っていたのも分かる。相手は元麻薬王のカルデロン、またの名をデビル。
ベケットは元麻薬王が注射器で殺すかと疑問そうだがキャッスルと会いに行く事に。キャッスルはこの中には邪悪な世界が広がっていると盛り上がっている。最初に出てきた男にはそんな奴はいないとドアを閉められそうになるが、カルデロンはキャッスルのファンで中に呼び込まれる。スペイン語訳で読んでいる、ワルをしていた頃が懐かしくなると読むとか。モンローが死んだと聞くととても驚いた様子。以前心臓病で病院に運ばれた時に知り合い、それ以来個人契約を結んでいた。モンローは夜のドライブに連れ出してくれたりいろいろしてくれて、生きる気力が生まれたと。週5日頼んでおり、それがローンの返済のお金。カルデロンは犯人に思い知らせてやるとか物騒な事を。
最初に出てきた男は弟のマニュエルで、モンローが会っていた男を知っている。以前ダイナーまで送った時に会っていたと。カルデロンはアリバイ成立。
ダイナーを張り込んで見つけた男は司法局のマロニー。モンローはマロニーの下で秘密捜査をしていた。マロニーの狙いはカルデロンではなく、郡立病院。処方箋の偽造とか、薬の横流しとかを調べていた。モンローの言っていたカトナのホテルの近くには女性刑務所があり、そこにはグレッグが毎週通っていた。
エイミーというグレッグの彼女は強盗殺人事件の逃亡を幇助した罪で服役。グレッグが横流しした薬をエイミーが刑務所で売っていたのでは、とか言ってるところにそのエイミーが脳卒中で郡立病院に搬送されたという報が入る。
病院に行ってみるとエイミーはMRIの最中に死んだと言うが遺体は別人にすり替わっていた。グレッグの狙いはエイミーの脱獄、グレッグは院内の女性たちに近づいて、色んな薬やらいろいろ知られぬように協力させていた。殺人がなければロマンティック、とラニとキャッスル。
ベケットとキャッスルは2人の手紙に手がかりがないかと読んでみる。キャッスルは出会いの場所で再会するのではと見つけるが、バーガーロポリスでベケットはロマンティックじゃないと却下したように見せかけちゃっかり張り込みをさせ、2人を確保する。
グレッグは彼女は無実なんだとまくし立てるがベケットはそれはどうでもいいと、モンローに気が付かれたから殺したんでしょうと。グレッグは確かに彼女に気が付かれそうになったが、それで計画を早めただけだと。そしてモンローには恋人がいたはずだと言う。捜査では浮かんでいない。恋人から贈られたブレスレットをしていたと言うが、身につけていなかった。しかしカメラに映った時はつけていた。よく見ると最近似たようなネックレスを見たとカルデロンのところへ。葬儀場のカメラにはカルデロンの車も映っていた。
確かにカルデロンは祖母から譲られたネックレスと対のブレスレットをモンローに贈ったという。そして弟があの夜出かけた事を思い出す。弟はマロニーの正体を知り、モンローが裏切ったと思い殺した。注射器は兄の世話で使っていたから慣れている。死体が出なければ事件にならないと遺体を棺に入れた。しかしベケットは誤解だったと、マロニーの狙いは病院であなたたちじゃない無駄な殺しをしたと。茫然とするカルデロン。
マーサはグレッグは感心な男だと言う。脱獄を手伝うなんて真実の愛の証よと。キャッスルとベケットはエミリーの捜査資料を読み、矛盾が多い事を突き止めマロニーに相談。証人にも不備がある事からマロニーは再審を許可。きっとエミリーは無実になると言うと喜ぶ2人、だけどグレッグはと心配そうなエミリーにベケットはエミリーの建議が晴れたらグレッグも保護観察で済むようにマロニーが手配すると。マロニーいいように使われてるな。
そして2人に食べ損ねただろう、とバーガーロポリスを差し入れ。
優しいじゃないかというエスポジートにキャッスルはグレッグの努力を叶えてあげたくてと。でも逮捕されたら脱獄は諦める、いや俺は一人で逃げるというエスポジートに友達じゃないかとか言っているとベケットが「私が助ける」と一言。思わずベケットを見つめているキャッスルにベケットは「行かないの?」と誘って、2人で帰って行く。
ストーリーもいいし、オチも清々しくていい。キャッスルのこういうの好きだな。
ベケットとの微妙な距離感もいい感じになってきたと思う。

6話 3XK
アレクシスには隠れファンがいるとかで、手紙を送ってきたりする。マーサはアシュリーには黙っておきなさいとアドバイス。キャッスルは差出人を捜査するというアレクシスを止める。ちなみにアレクシスは私と同じでミステリーは最後から読むタイプらしい。でまあ、結局会いに行ってみたら(キャッスルが心配するのでマーサが隠れて様子を見に行った)アシュリーだったと。アシュリーが何がしたいのかわからん。
リンダと言う女性が路上で絞殺される。キャッスルは死体を見て、その事件をリサーチしたと4年前の未解決事件を持ち出す。しかしベケットはディティールが違うと言うが、ちゃっかりラニに依頼。それで凶器のロープが(未公表)同じ物だ、3XK(トリプルキラー)が戻ったと。かつて1週間に3人ずつ、2回合わせて6人の女性を絞殺した事件。今までは女性の部屋に侵入し、遺体の手を組ませるなど独特の手口だった。
リンダの周囲に話を聞くと、リンダは変な男が見てくると気にしていた。その男はポール・マッカードル。園芸技術者で調べると昨日退職、4年前結婚して先月離婚、と怪しい。事情聴取すると、やたらと汗をかいているが持病だといい、リンダの家まで行った事は認めるが男に脅されて止めたと言う。そのガードマン姿がトリプルキラーだった可能性。
2人目の被害者が出る。キムは室内で手を組んだ状態、手口が戻る。キャッスルはソファが乱れているといい探してみると「ヴィンス」というネームプレートが。4年前に匿名で通報してきた中にリンダもいた。だから手口とは違い路上で殺したと。ゲイツという男の指紋が見つけたネームプレートから出る。ゲイツ、ビーチャーだった(オズの)
ゲイツは4年間服役し、先月出所した。ライアンとエスポジートはまだ喧嘩してる。ジェリーという刑務所で一緒の房だった男にゲイツは荷物を遺している。ジェリーはもうすぐ出所なのに喋ったらゲイツに殺される、ドナという彼女も危ないと協力を渋るが、喋るまで帰らないというベケットに仕方なくゲイツがよく行く飲み屋「豚の首酒場」を教える。
ゲイツが中にいると踏み込もうとするが、ゲイツが出てきて抵抗せずに捕まる。家宅捜索をするが証拠が足りない、自供が欲しいとベケット単独で事情聴取(キャッスルは警部に止められた)ゲイツは小道具を貸し出す会社に勤めている、そんなネームプレートはよく触るから指紋が出てもおかしくないと。そして令状を見るまでは何も喋らないと言う。令状を見せればこちらがどんな容疑をかけているとか情報がすべてバレる。しかし指紋の件は裏が取れ、警部は令状を見せろただし弁護士は呼ばせるなとベケットに言うが、キャッスルに訊ねられるとおそらく無理だろうなと。
家からは何もでない、ゲイツは令状を見てもう呼ばれた事の質問には答えたんだからもう拘束する理由がないのだから帰らせろと。そしてゲイツのアパートの入口を映した防犯カメラからゲイツのアリバイも確認される。ゲイツは「大事な人の傍から離れるなよ」と不気味な言葉を残して帰る。
キャッスルが家にいるとベケットが進展がないのに電話をかけてくる。さては僕の斬新な助言を求めているかというキャッスルに、そうじゃないけど…というベケットだが、キャッスルも何も思い浮かばない。しかし、ジェリーにもっとすべてを話していたら、と言う。ジェリーはリンチを受けたというベケットだが、キャッスルはそれがジェリーが何か知っている証拠だと。
ジェリーに再び会いに行き、釈放を早める、彼女のドナも保護すると約束してジェリーからゲイツが6人目を殺した後わざと捕まったと言っていたと証言。
ドナに連絡がつかない。ジェリーは出所しライアンが護衛についている。するとジェリーはゲイツには共犯がいると言い出す。毎回違う奴を使うのだと。それでカメラに写っていたゲイツの身長が違う、汗が光っているのをキャッスルが気が付き、アリバイはない、偽装するのにポールを使ったと分かる。
しかしゲイツは逃げ、ポールもいなくなっている。2人は同じ施設出身。そしてドナの住所をゲイツが聞き出したのが分かり向かうとちょうどドナの首を絞めているところだった。例のロープも持っている。しかし同じロープを持っているだけではトリプルキラーの証拠にならない、ドナへの暴行罪にしかならない。
ポールが病院で見つかる。キャッスルはライアンと話を聞きに行くが、手術後で無理だと。もっと前に手術が必要な心臓の病気で、ようやく費用の10万ドルが用意出来たので手術した。それにゲイツから花も。2人は友達。ベケットはゲイツに共犯のポールを逮捕する、あなたと違って刑務所で耐えられるかしらと言うと刑事免責を条件にゲイツは犯行を自供する。
しかしキャッスルは納得できない。手術費はどこから来たのだと。ライアンと2人でジェリーのところへ行くがドナが助かったと言うのに冷淡なジェリーを見てキャッスルは、ジェリーが出所してからポールの手術が行われた事、ジェリーが荷物をまとめているのは逃走の為、トリプルキラーはこいつだと言うとジェリーは一瞬でライアンを倒し、キャッスルに銃を突きつける。
警部はベケットを労い、一杯やりに行こうと誘っていた。キャッスルのおかげですとライアンと戻らないのを気にするが、警部と出る。
その通り、俺がトリプルキラーだとジェリーは意識のないライアンとキャッスルを拘束。キャッスルはジェリーがゲイツを操った、父親は早死にし母親には愛されなかっただろうとかプロファイラーのような感じでジェリーに色々言うが、ジェリーもお前は死に魅了されている、それにわくわくする、どうしてだろうな?と逆に問いかける。そこへマーサからアレクシスは大丈夫だったわよと電話。それにキャッスルが「愛してる」と答えたのを不審に思ったマーサがベケットに連絡。普段言わない事だからそれを期待して言ったのでした。
ベケットたちが駆け付けるとキャッスルたちは無事。生かされたのはまた被害者が出るのを見ていろという事だろうか、と落ち込むキャッスル。ベケットはそっと寄り添うのでした。
これもいい展開でおもしろかったな。キャッスルが死に魅了されているってのはたびたび出てきますが、これが明かされる事はあるのかな。3XKはまた出てくるだろうが。

by hyakurin | 2012-06-06 17:45 | 海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

名前
URL
削除用パスワード