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クローザー6 不条理な排斥

ネタバレあります。



ブレンダは内部調査部のレイダー警部にポープとの関係や来歴を根掘り葉掘り聞かれている。どうやらすんなり本部長になれる訳ではなくて、他にも候補者はいるし、身辺調査もされるようす。
ブレンダは仕方なく、ポープとの不倫についても喋る。しかしCIAなんて超エリートなのにポープの説得でそれを辞め、警察官になったのはやはりただの簡単な関係じゃないよなー。この場面、テイラーが内容を気にしてうろついてるんだけど、プロベンザにまだオフィスないのか、とか嘲笑われててちょっと面白い。
レイダー警部に捜査も視察すると言われキレたブレンダはポープに文句を言うが、市長の知り合いの家のナニー(字幕はベビーシッターになってたが、ナニーとは全然違うよなあ。ナニーって半分お手伝いさんみたいなもんだし)が行方不明になったのを捜査する事に。
まだ36時間も経ってない、事件性はないとか茶々を入れてくるレイダーうぜえ…。
でまあ、ナニーのアドリアナは結局自宅で死んでる。その自宅も雇い主は知らないの、長年雇ってるのに。やはりアメリカって階級社会なんだなと思います。サンチェスは人種的に深く入れ込んでいるようす。
と言うのもアドリアナの死体は酷い暴力とレイプの痕跡が。スタンガンまで使われている。
最初は雇い主の旦那を疑ってポープに市長になんと言うつもりだとか文句を言われますが、他にも類似の事件があったのが分かり、事態は急展開。
アドリアナと同じようにメキシコから来て、不法滞在でナニーをしていた女性たちが何人もレイプされている。死んだのは市民権のあるアドリアナだけで、被害届も出されていない。
ようやくマリソルと言う被害女性が見つかるが、話してくれない。ルペ・ナパと言う被害者は強制送還された後。移民局のマイヤーズ捜査官はルペが嘘をついていると思い、送還したと言うのですが。
ブレンダはいつものようにフリッツを使うが、それについてもレイダー警部に嫌みを言われたり。
そして捜査の結果、彼女たちを繋ぐ要素にマイヤーズ捜査官の息子が浮上。
家に行ってみると息子は父親に暴力を受けていた。息子からバレたと殴った訳ね。しかも普段から虐待され、よく分からないまま被害者探しをさせられていた様子。
もうここらで犯人がクズ過ぎてウンザリ。アドリアナは市民権がある、送還出来ないから殺された、そして次はマリソルが証言したと思い殺す気だと急いで行ってみたらビンゴ。
ブレンダは下がってと言うみんなに従わず、マリソルを人質に取ったマイヤーズを近くで説得。応じないので銃を抜く、まさに一触即発の事態。ここで一緒にいたフリッツが裏に回ってマイヤーズを狙撃。
ブレンダを怒るフリッツだが、マイヤーズの車から他にも女性が何人も出て来て…。ホントにこの犯人、ゴミ以下。
サンチェスは病院で息子から話を聞いて、心配でならない。自分のした事の意味とか、今後施設に送られる事とか。プロベンザの助言がカッコイイ。
あ、珍しくフリッツもね。スナイパーも出来るとはさすが便利アイテム。事件の幕引きもFBIにお任せ出来たし。
そしてレイダー警部は、私はポープの身辺調査をしていた訳ではなく、署内で本部長候補になる女性を探していたと言う。女性で一番高位なのはブレンダ。そして行動の勇敢さを褒め、応募書類を自分の推薦サイン済みで渡して行く。ブレンダは私が本部長、と呆然。

ま、本部長なんかなったら現場には出れないし結果は分かりきってるけど。ブレンダに本部長なんて似合わないし。ただ彼女、上昇思考は強いからなあ。
今シーズンの展開は意外ではある。

by hyakurin | 2011-08-19 05:10 | 海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

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