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クリミナル・マインド5 墓場のゆりかご

ネタバレあります。




まず、難癖というか何と言うか。
まだまだホッチの受難と言うかもはや制作の人たちのイジメか?と思ってしまうくらい、ホッチはより一層大変に。再びストラウスの登場です。この人、まだいたんだなあ。まあ元々ホッチを目の敵にしてた彼女だから今回の件で動くのはある意味当然かもしれない。ホッチも現場で色々無茶をやらかしてるし。
しかしだからって、ホッチが異動しなければ即BAUは縮小されるとかチームが危ないって理屈がわからないんですけど。ホッチの事があったにしろ、別にBAUの功績は変わらないですよねえ。結果は出してる訳で。それこそホッチをすげ変えてストラウスのお気に入りでも入れたらいい。なんかホッチをリーダーから外してモーガンにやらせてみたい、がまずありきな気がしてちょっと興醒めです。
で、何も知らないモーガンは普段とは違うホッチの様子にとまどい、終いには「イジメ?」と思うわけですが。でも実はホッチが影でやってた仕事をモーガンに回しただけなんですよね。書類仕事とか予備プロファイリングとか。そう考えるとホッチはホントにワーカーホリックなんですね。そういう仕事をこなした上で更に現場で指揮も執ってるわけだ。こりゃモーガン、ホントに大変だ。
でもモーガン、私はもしかして一番ホッチを信じてないのはモーガンなんじゃないのとか前に書いたんですけどやっぱり根っこのところではキチンと信頼はあったんだなって。それはよかったかなと。
まあこれで終わりでは当然なくて、ストラウスはまだまだ口突っ込んでくるんだろうなあ。そういうのうっとおしいなあ。まだフォイエットの件だって片付いてなくてチームのまとまりもイマイチの時に。別にフォイエットとの対決だけで充分だと思うんだけどな。
ホッチは果たしてフォイエットが捕まれば元のようにリーダーに返り咲けるのか。またモーガンは笑わない元リーダーに見つめられながらいきなり仕事は増える、ストラウスともやり合わなきゃならないですね。

さて、今回の事件。予告で見てたのとは若干予想が外れました。てっきり自分の子が欲しいサイコさんが女浚っては産ませてるんだと思ったらまさか夫婦だったとは。しかしブロンドで青い目ってだけで浚われて来て子供を無理やり産ませられて殺されるなんて…。
しかも欲しいのは自分たちの死んだ子供に似たのだけで、見た目が合わなかったり女の子は用なしって。でも殺さないで教会に捨てただけでもまだしもかな。なんか麻痺してきちゃった。
妻の方は乳癌で子供を作れない、おまけに最後のチャンスだった子供が死産。で死んじゃったマイケルの代わりが欲しかったはわかるんだけど、夫はなんだったんだろう。元々妻に暴力を振るうような男ですよね。それでまあ代わりの女性を嬲るのは楽しかろうけど、その後で妻が死んだらマイケルたちはどうするつもりだったんだろう…。想像するだけで胸糞悪い。

被害者の両親が最初は養子に出されていた女の子を引き取ろうとするが、それまで育てていた養父母や孫の心を考えて思いとどまるってのはなんかほっとしました。ガルシアも言っていたようにたとえ血が繋がっていようと乳飲み子で引き取られたその女の子にしたら両親は養父母ですもんね。
でも両親にはマイケルが。ここで躊躇がないのがアメリカと日本の違いかなと思う。日本だったらどうしても娘の子と思う気持ちとでも犯罪者の父親の血が…ってなっちゃうものね。穢れの思想がどうしてもあるから。
でもあの両親ならマイケルを喜んで引き取るだろうし、それだけは良かったかなと。

by hyakurin | 2011-03-02 17:16 | 海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

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