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クリミナル・マインド4 逃亡家族

ネタバレあります。



今回のタイトル原題は「bloodline」これの方が見終わった後のぞっと感が違うと思う。
アラバマで両親がノドを裂かれて死に、8歳の娘・ケイトが誘拐される。すでに8時間が経っていて24時間が勝負の分かれ目、とみんなを招集。なんかジョーダンが変。
その攫った人たちは両親と息子の家族。母親はもうすぐ10歳なんだから男になるのよなどと息子にはっぱかけてます。娘はまだ生きて小部屋に閉じ込められている。
現場は主要道路からも外れた辺鄙なところ。都会の方がまだ安全だというロッシ。このことから見て計画的な犯行だと予想。更に現場と夫婦の遺体から見て、犯人は複数である。ケイトを狙っての犯行だろうと。
ケイトの実父にはアリバイがあり、証言からケイトには持病があるとわかる。
そしてその頃ちょうど発作を起こして倒れるケイト。犯人の父親は殺そうとするが母親は拒否。折衷案なのか手足を縛ったまま毛布に来るんで道路脇から下へ捨てられるケイト。でもケイトは自力で這い上がり助かる。
実父は酒飲みで娘の面会も怠るような奴だけどホッチは、あなたの証言があってケイトの持病もわかったからすぐ助ける事が出来た、これから必要なのはあなただと励ます。ホッチにも会えない息子がいますからねえ。
なぜケイトが殺されなかったのかがホッチの疑問。記憶が発作やショックで混乱しているケイトの事情聴取はエミリー担当。必要な事だとはいえ8歳の子供に追体験させて思い出させるのは可哀想でした。
でもそれで家族の犯行だったり、盗みで生計を立てている事なんかが分かる。息子はプユレというルーマニア系の名前。キャンピングカーに連れ込まれたのも分かり調べに行くとそこには現場にあったのと同じ赤と青のガラス片が。
そういう儀式に拘るロマニー(昔の言い方だとジプシーね)ではないかと。ロマニーは暴力的ではないが一部にそういう曲解した妄信的なのがいる。
そしてケイトが使えなかった以上、別の少女が狙われると。でも間に合わない、次のが攫われてしまっている。
ガルシアが調べたらなんと1900年代初頭から類似事件は30に及ぶ。何世代にも渡って儀式が続いているのか…?
ケイトの毛布から出たDNAはなんとその攫われた内の一人でキャシー、母親は元被害者だった。誘拐の目的は息子の妻探しだったのでした。
家族はキャンピングカーを燃やし逃走。資金稼ぎに行くとみて近くのショッピングモールへ成長後のキャシーの写真入の手配書片手に捜索。読みどおり万引きに来ていた家族はそれを見てキャシーがわざとらしく出てきて捕まり、息子と父親はいなくなる。しかもキャシーは殺しはすべて自分一人がやったと供述。
これってストックホルムシンドロームという事なのかな…。刷り込みって怖いよ、逆らうより順応しちゃうんだね。
エミリー(飴)ホッチ(鞭)で2人して演技しながらキャシーを取り調べ。キャシーではなくシルヴィアだと言い張る彼女にあくまであなたはキャシーで被害者よ、というエミリーとは対照的にホッチは厳しく追及。彼女の本当の両親の殺害現場写真を見せたりしながらとうとう、息子に会わせる事を条件に居場所を聞き出します。
そして無事に父親と息子を捕らえ、人質の女の子を救った後でキャシーとプユレは面会するがそこでキャシーがルーマニア語で何かを息子に伝える。慌てて翻訳してみると彼女の言葉は「兄さんたちの事は内緒」
しばらく…ってなった後でもうぎゃーって思った。息子一人じゃないのか、他にもプユレって呼ばれてる少年もいるし!しかもまた母親が男になれとか言ってるし。うわあ脈々と嫌な風習が受け継がれてるー。こえー、下手なホラー映画よりはるかにこえー。じわじわとこえー。
今回は面白かったけど、めっちゃ怖かった…。

ジョーダンはJJが早めに復帰したのを受けてBAUを去る事に。自分には元のテロ対策が合っていると。ホッチに「JJを大事に」と言い残して。JJの復帰早いなあ、というかジョーダンを通して改めてJJの凄さが分かりましたね。

by hyakurin | 2010-04-08 17:42 | 海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

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