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クリミナル・マインドS3 忍び寄るストーカー

ネタバレあります。



今回はロッシとホッチは講演会に2人してお出かけ。そしてそのとき現地の検事から夫殺しの犯人の妻が虐待されていると主張しているけど、それをなかったと証明して欲しいと依頼を受けます。なかった事を証明するのは難しい、望む答えはでないかもしれないと検事に釘を刺した上で了承した2人。
捜査の合間に離婚について話しているのが面白かった。この2人で4回離婚だそうですが内ホッチは1回だけだよな。
ロッシは子供がいなかったので努力が出来なかったみたいな事を言ってましたがうーん、それはホッチに遠まわしに「仕事なんかやめて奥さんと息子のところへ行け」って事かな。まだまだホッチの苦悩は続きそうです。

さてパパとママ(モーガン談)のいないBAUはストーカーの訴えを調べる事に。その程度の事件を俺たちが受けるのかとモーガンは不服そうですがJJとプレンティスに丸め込まれました。JJはなんだかムキになっていて様子が少し変。
アトランタから始まって千キロ移動してもストーカーはずっと付いて来るとか…。普通そこまで離れると諦めるケースが多いので異常と言えば異常。普段の連続殺人鬼だ拷問だも怖いけどストーカーって現実的でまた別の怖さが…。
まあ結局ストーカーが彼女をさらったところで上手い具合に彼女自身が犯人を想い出の海辺へ誘導して捕まえる事ができましたーでホントに普通の事件でした。
結局これは前フリで、その被害者のケリーは婚約者に内緒で逃げている間に子供を中絶してしまった事があるのですが、それにJJが反応してるなと思ったらやっぱり妊娠でした。彼氏に電話で報告してました。

ホッチたちの方は医療記録やらでは妻が夫から虐待を受けていた事実はない。でもどうも世間と隔絶されている感じ。それに子供2人も母親を「馬鹿」と言い放ったりしています。それを父親が言っていたから…と言うのですが。
家事もできないし、馬鹿だし、買い物も一人ではさせられないとか言っているのですがなんかおかしい。家に行って見てびっくり。家は何もかもきっちり整理されていて完璧に整えられている。どうやら夫は暴力でなく精神的に妻を支配していたようです。ホッチ曰くストックホルム症候群。誘拐された女性が犯人に好意を持ってしまうって事ですがそれと同じでこの妻も家に監禁されていたようなもの。しかも何もかも完璧に(シャツをハンガーにかけるときはその間隔を一定にするためにものさしまで使っていた)しているのにそれでも駄目だと言われ続けて完全に夫の言いなりになってしまっていた。
でもベッドで眠る夫を見て一瞬自分を取り戻したのでしょう、夫を射殺。でも今はまた自分が駄目だから夫は我慢し続けていたとか思ってしまっている。本当の被害者は妻の方でした。女性検事は「男はなんで女を被害者と思いたがるのか」と憤慨していましたがホッチたちと一緒に面談してみてわかったよう。でも起訴しちゃったので取り下げはしないけど、執行猶予で帰れるはずと言っていました。
でもこの妻、子供達も夫と同じような事をしていて、遺産もすべて娘が相続しているし今後どうするんだろうと思うと可哀想でなりません。帰れるって、帰るところもないじゃないか。
今回はキツイ話だったなあ。
ひとつ面白かったのが数年前の日付を聞いてリードがさらっと「火曜日だね」って言ったのに現地警察の方はびっくりしてたけどモーガンは平然としてた事。天才の凄さってチームではもはや当然なのかもしれません。

by hyakurin | 2009-05-20 03:39 | 海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

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